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B3ビターボに乗った。現行3シリーズ(F30)ベースのアルピナだ。 車検証の車名欄には「BMWアルピナ」と書いてある。アルピナはBMWがオーソライズした独立チューナーで、日本でもBMWの正規ディーラーで買える。小さな会社でも、能力さえあれば大メーカーにビジネスパートナーとして認められ、法律もそれを邪魔しない。こういう機会均等の文化って、本当にうらやましい。日産の販売店で「ニッサンHKSフェアレディZ」を売るなんて、日本じゃありえないでしょう。 アルピナに乗るのは初めてだった。正直言ってぼくとはまったく関係ない世界のクルマだと思っていたのだが、B3ビターボ、シビれました。アルピナって、こういうのだったのかあ!と感動した。 どういうのだったかといえば、とにかくまず控えめ。エンジンも脚も、ふだんは全然レーシィじゃない。F30のM3はまだ出ていないが、E90のM3と比べても地味でフツーで大人だ。 であるにもかかわらず、町なかを流していたって気持ちよく、楽しい。なぜだろうと考えてじきにわかったのは、あらゆる“3”よりもコンパクトなクルマに感じられるからだった。中身をすっかり入れ替えてツインターボ化した3ℓ直6のレスポンスがナニゲにすばらしい。右足の動きに対するエンジンの反応、というか“導通”が並外れていい。そのためクルマが小型に感じられるのだ。乗っているというより、着ている感じがするセダンである。 行きつけのワインディングロードで初めてフルスロットルを踏んだ。舗装が剥がれやしないかと思った。それともうひとつ、冷間始動時の爆音だけはスーパーカーだった。 外観で派手なのは、20スポーク20インチのアルピナ・クラシックホイールだけ。派手というか、まるでワイヤホイールのように美しい。そのかわり「こんなもの、剥き出しにしとかないでほしい」とクレームをつけたくなるくらい気を使いました。1本10万円。 |
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2013年10月21日
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