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 今月号のニコドラは、人気大爆発のスズキハスラーで茨城県の海岸線を福島県境まで北上した。イバラキはデッカイ。大洗(おおあらい)のアンコウ鍋はうまい。

 以前、ノンターボのFFハスラーに乗ったときは、「フツー、ときどき“やっぱりスズキ”」的印象だったが、今度の試乗車はいちばん高いターボ付きの四駆。パワーはノンターボでも十分にあるが、四駆は車重が80kg重いせいか、格段に乗り心地が落ち着いていて、これならイイ! と思った。ただし、値段は160万円近くする。

 ターボでも燃費はよく、大人3人乗車でリッター16km走った。ノンターボFFは1名乗車で18km/ℓだったから、落ち込みは小さい。

 軽自動車にくわしい「driver」誌によると、スズキの軽はエネチャージで大幅に実走燃費がよくなったという。ジェネレーター(発電機)の改良と、小さなリチウムイオン電池でちょっとした電気のダムをつくったことが、そんなに効くものなのか。従来の発電機がよっぽどエンジンパワーを食っていたということなのか。ヨメさんが乗っているエネチャージ直前バージョンのMRワゴン(FFノンターボ)は12km/ℓしか走らないゾ。

 初めてハスラーを間近で見たときは、ワー、こりゃFJクルーザー・ミニだ! と思ったけど、トヨタがアメリカ向けにつくったあの愛すべき4リッターSUV最大の欠点は、とにかくデッカすぎることだったわけだから、ハスラーは最初から大進歩である。

 おかげで、軽とは思えぬ押し出しがあるし、かといってスーパーハイト軽みたいなイビツさもない。天井の高さがちょうどいいし、柱も桟もまっすぐなので、行き帰りのリアシートはすごく快適で居心地がよかった。

 試乗した2台の経験から推測すると、ベストバイは(多少非力かもしれないが)ノンターボの4WDのMTかなと思う。


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 ハスラーのオレンジは、那珂湊やきそばのノボリと同じ色だった。                                                                                                                                                  

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下野康史(かばた・やすし)
下野康史(かばた・やすし)
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