ここから本文です

書庫過去の投稿日別表示

全1ページ

[1]

「第3回チェロ好き達の宴 in 八王子」が無事、終わった。チェリストの磯野正明先生が主宰する、いわばチェロのみのビッグバンド演奏会である。

 今年の参加はアマチュア64名にゲストのプロ12名の計76名。有料コンサートなので、録画録音禁止。そのため、自分たちの姿をあとで見聞きすることはできないが、ステージにチェロ弾きが80人近く並ぶ演奏会なんて、そうあるものではない。
 観客もたぶん過去最高で、800名収容の大ホールは7割方埋まっていた。

 今回の演目は、バッハから始まって、「天国と地獄」「ロンドンデリーの歌(ダニー ボーイ)」「もののけ姫」「宇宙戦艦ヤマト」「花は咲く」など全12曲。
 この2カ月間、週末のレッスンで一生懸命練習してきたものの、仕上がりの完成度は今まででいちばん低かったように思う。
 
 しかし、本番前日からプロが参加すると、例によってガタガタ道に突然、レールが敷かれたみたいになる。スキーで、うまい人の真後ろについて滑るとうまく滑れるのと同じだ。うまい人って、うまい人だけのカラダじゃないのだ。

 本番の後半は、両隣がプロだった。同じ楽譜を弾いているのに、プロはこの世のものとは思えない美しい音を出す。一音一音の“品質”が素人とはまったく違う。「ウッソー!」と、思わず聴き惚れてしまう。
 もちろん、持っている楽器もまったく違う。調弦のとき、開放弦から出た音を聴いただけでそれはわかるが、弦楽器奏者とはプロスペックのマイ楽器も含めての“プロ”である。そういう意味では、自転車選手ではなくて、F1ドライバーである。

 しかし、今回のプロ奏者も、隣にヨーヨーマがいたら「ウッソー!」と思うのだろうか。思うのだろうな。としたら、さらにどのへんが違うのだろうか。
 
 そういえば、こんなふうに素人がプロと同じステージに立てるというのが、普通はあり得ないこのイベントの魅力なのだった。


イメージ 1

 本番まであと数時間。ステージづくりも自分たちでやる。

全1ページ

[1]

下野康史(かばた・やすし)
下野康史(かばた・やすし)
男性 / O型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

過去の記事一覧

本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事