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多摩サイで、競歩をやっている人を見た。いつ見るか、いつ見るかと思っていたら、ついに見た。 これから、競歩がきますね。間違いない。なぜなら、最近、日本人が世界記録を出したから。 鈴木雄介選手。20km競歩で出した1時間16分36秒の記録は、これまでの世界記録を26秒も塗り替えた。日本人男子による陸上競技の世界記録は、50年ぶりだそうだ。 何かのテレビ番組だったか、サラリーマンが歩いているオフィス街の歩道を、鈴木選手がレーシングスピードで歩いていく映像があって、その速さたるや、笑えるほどだった。 ラジオ番組で本人が喋ってたけど、フツーにランニングしている人を、自分の歩きで追い抜くのは痛快だそうだ。1時間16分って、調子が悪い時のぼくの10kmランのタイムですよ。1kmのペースでいえば、3分50秒。この人は、フルマラソンに出たとしても2時間40分そこそこで走っちゃう、じゃなくて、歩いちゃうわけだ、42.195kmを。 鈴木雄介はフォームがすばらしく美しい。門外漢が見比べてもわかる。フォームにまったく無駄がないからこそ、体格にそれほど恵まれていなくても、世界一になれたのだろう。 やってみればすぐわかるけど、「走る」という運動は、両足が必ず地面から浮く。 だから、走っちゃいけない競歩には、「片方の足が必ず地面に着いていなくてはならない」という基本ルールがある。そうした反則をチェックするために、審判員が監視していて、最悪、失格にする。大きな大会では、1割が失格になるという。 そのため、鈴木選手は勝負どころでわざと自分の走りを審判に見せつけて、ライバルの失格を誘うのだそうだ。 審判は200mおきに立っている。じゃあ、ひとレースに何人審判がいるんだろうと思ったら、コースは2kmの周回路である。 でも、やだなあ、同じところをグルグル回るのは。しかも監視されながら。 そう考えると、試合に出たいと思わないが、競歩の歩きはちょっとやってみたい。 最近、ランニングしていると、足の痛みがつきものになってしまった。歩いていれば平気なのだが、走ると途端に痛い。「歩く」と「走る」は、まったく違う運動だというのがよくわかる。 だから、鈴木選手みたいに速く歩けたら、いいじゃないですか。 日本ほどランニングの盛んな国はない。てことは、足の痛みで悩んでいる人や、トシでそろそろ引退かなと思っている人の数もすごいと思う。そこへ、競歩。 多摩サイで競歩セミナーやらないだろうか。 フォード・マスタングのドアを開けると、こんなウェルカムライトが路面を照らす。 でも、マスタング(野生馬)が競歩大会に出たら、すぐ失格だ。 |
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