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今月の「峠狩り」は、箱根の旧東海道を走った。小田原から元箱根(芦ノ湖)まで上がる箱根越えのいちばん古いルートだ。 中腹に、ニュルブルクリンクみたいなカッコイイS字コーナーがあって、その頂点に大きな鳥居の神社がある。向かいの広い駐車場にスズキバレーノがたくさん止まっていた。てっきりスズキが試乗会をやっているのかと思った。でも、クルマはぜんぶシルバーで、人影はない。 神社に入ると、ブルーのツーピースを来た女性がいた。よそゆきの外出着だから、最初、参拝客かと思ったら、神社の人らしかった。何人もいるし、境内の駐車場にやってきた銀色バレーノからも同じ服のおばさんが降りてきた。 境内の食堂で“峠めし”をとることにした。安い。味はフツー。 小1時間、そこにいると、途中、2回、外に人が集まって、整列する。ブルーのおばさんたちもいれば、食堂の人も出て行って、並ぶ。すると、2回とも同じ白いグランドハイエースが入ってきて、みんなそれに向かって最敬礼し、手を振った。寝台車らしく、中に酸素ボンベが見えた。 ここ、ちょっとフツーの神社じゃないかも。鳥居の細工を見て、とっくに気づけよって話だが、なにしろぼくは宗教に疎いのである。 でも、商売柄、バレーノは気になる。あのクルマ、好きだから。 ブルーのおばさんが乗り込もうとしていたので、駐車場に同じクルマがいっぱいありますよね、と聞くと、「神社のクルマです」と教えてくれた。つまり、会社でいえば、“営業車”らしかった。 30分に1度入ってくる寝台車についても聞いたら、「この神社をおつくりになったかたが乗っていらっしゃる」とのこと。やっぱり。 おばさんの対応は感じわるくなかったが、ぼくらがクルマに乗り込んでから出て行くまでのあいだ、ナンバープレートをガン見された。
さすが天下の箱根ならではの出来ごとでした。 |
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2017年01月20日
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