ここから本文です

書庫過去の投稿日別表示

全1ページ

[1]

イメージ 1

 今月の「峠狩り」は、箱根の旧東海道を走った。小田原から元箱根(芦ノ湖)まで上がる箱根越えのいちばん古いルートだ。

 中腹に、ニュルブルクリンクみたいなカッコイイS字コーナーがあって、その頂点に大きな鳥居の神社がある。向かいの広い駐車場にスズキバレーノがたくさん止まっていた。てっきりスズキが試乗会をやっているのかと思った。でも、クルマはぜんぶシルバーで、人影はない。

 神社に入ると、ブルーのツーピースを来た女性がいた。よそゆきの外出着だから、最初、参拝客かと思ったら、神社の人らしかった。何人もいるし、境内の駐車場にやってきた銀色バレーノからも同じ服のおばさんが降りてきた。

 境内の食堂で“峠めし”をとることにした。安い。味はフツー。
 小1時間、そこにいると、途中、2回、外に人が集まって、整列する。ブルーのおばさんたちもいれば、食堂の人も出て行って、並ぶ。すると、2回とも同じ白いグランドハイエースが入ってきて、みんなそれに向かって最敬礼し、手を振った。寝台車らしく、中に酸素ボンベが見えた。


イメージ 2

 ここ、ちょっとフツーの神社じゃないかも。鳥居の細工を見て、とっくに気づけよって話だが、なにしろぼくは宗教に疎いのである。

 でも、商売柄、バレーノは気になる。あのクルマ、好きだから。
 ブルーのおばさんが乗り込もうとしていたので、駐車場に同じクルマがいっぱいありますよね、と聞くと、「神社のクルマです」と教えてくれた。つまり、会社でいえば、“営業車”らしかった。
 30分に1度入ってくる寝台車についても聞いたら、「この神社をおつくりになったかたが乗っていらっしゃる」とのこと。やっぱり。

 おばさんの対応は感じわるくなかったが、ぼくらがクルマに乗り込んでから出て行くまでのあいだ、ナンバープレートをガン見された。
 さすが天下の箱根ならではの出来ごとでした。

全1ページ

[1]

下野康史(かばた・やすし)
下野康史(かばた・やすし)
男性 / O型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

過去の記事一覧

本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事