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「ルボラン」誌及びwebの取材で、ヤマハのMOTOBOT(モトボット)と、つくった人に会いに行った。
https://carsmeet.getnavi.jp/2018/04/26/63466/
 モトボットは、サーキットをレーシングスピードで走る「ヒト型自律式ライディングロボット」である。2015年から始まった3年のプロジェクトを終えて、1台がヤマハ発動機本社に展示されている。

 モトボットは自動運転2輪車の研究だが、バイク好きにアピールする突拍子もない目標を掲げた。サーキットでヴァレンティーノ・ロッシ(MotoGPの伝説的ライダー)に勝つ!
 結果としては、ぜんぜん及ばなかったのだが、でも、200km/h以上でコケずにサーキットを周回することができる。

 しかも、バイクはノーマルのYZF-R1。体重45kgのロボットライダーが手足でハンドルをきり、アクセルやブレーキやシフトを操作する。ヤマハの開発者は「外付けの自動運転」と呼んでいる。クルマで言えば、ホンダNSXをアシモが運転するようなものである。


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 できれば袋井のテストコースで走っているところを見せてもらいたかったが、ロッシ選手と対決したカリフォルニアのサーキットのデータしか入っていないため、却下。新しいコースを走らせるには、データの入力に1週間はかかるそうだ。

 6軸の慣性計測装置と精密なGPSを使って自律走行するが、カメラやレーダーや超音波のような「目」は持っていない。当然、単独占有走行しかできない。一般のサーキットを走るには、ライセンスをどう扱うか、なんていうルールも決まっていない。


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 初期型には自転車の補助輪のようなものが付いていて、深いバンクでの旋回はできなかった。
 2017年モデルでは操縦安定性が上がり、このバンパーガード(写真上)だけで済むようになった。停止直前には格納式のアウトリガーが飛び出す。

 4輪にはない「転倒リスク」があるため、リアルなサーキットのデータを取ったら、まずコンピューターのなかで入念な走り込みを行う。
 それでも、開発中、4台ツブしたそうだ。R1だけでも300万円する。

 つくる人たちは、ロボットライダーにどういう愛着を感じるのだろうか。
 名前はつけるのかと聞いたら、とくになかったそうだ。でも広報マンは「彼」と呼んでいた。


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 レバー類も指先でコントロールしているのかと思ったら、指は単なるカバー。めくったらこうだった。撮っていたら、「アッ、そこはちょっと」と言われた。スクープ写真かも。


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I'll Be Back?

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下野康史(かばた・やすし)
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