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日産のテレビコマーシャルの男声ナレーション、なんか癇にさわりませんか? ぼくは、フツーです。 こないだ、新聞にこういうチラシが入っていた。 なにが「No.1」なのか、パッと見、わかりづらいけど、要は2017年度、東京都でいちばん売れたコンパクトカーはノートで、いちばん売れたミニバンはセレナです、ということ。あなたの地域でいちばん売れているから、あなたも買いなさいって感じ、やっぱり癇にさわるなあ。 セレナにもノートと基本的に同じe-POWERユニットが載った。エンジンを発電専用にして、モーター駆動で走るハイブリッド車だ。 JC08モード燃費のカタログ値は、クラス最良である。ところが、今月号で「driver」誌が実用燃費テストをしたら、一般道でも高速道路でも、ライバルのノア、ステップワゴンに及ばなかった、『セレナe-POWER、ネンピにショック!?』と表紙に書かれている。 そりゃそうだろう。1.2リッター4気筒ターボといえば、ダウンサイジングターボ時代のいま、とくべつ小さいわけではない。ルノー・カングーと同じだ。そのエンジンを発電のためにほぼ回しっ放しにして、車重1.7tのミニバンを動かす。現実燃費がそんなによくなるはずはない。 e-POWERのひとつの売りは、「ワンペダル」という機能だ。アクセルをゆるめると発電ブレーキがかかるというモーターならではの特性を極端にして、ブレーキペダルを踏まなくても停止までやってのける。AT車でLレインジに入れっぱなしの状態を想像してもらうと近い。 セレナの開発時、ノートe-POWERユーザーにモニター調査したところ、ペダルの踏み替えをしなくていいという理由から、8割以上の人がふだんからワンペダル走行を常用していたという。 右足一本で加速も停止もできるのは、たしかにラクかもしれないが、試乗していると、ぼくの場合、じきにノーマルのDレインジに戻したくなる。アクセルオフ時のつんのめるような減速力が鬱陶しいからだ。 それと、ワンペダルでいちばんマズイのは、まさにそのメリットである「ワンペダル運転」だと思う。
突然の飛び出しなど、パニックストップのときは、ブレーキペダルを蹴飛ばすように踏んで、ガツンと機械式ブレーキを効かさないとダメである。ワンペダルはそれを忘れさせちゃわないか。 |
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2018年05月18日
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