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ランボルギー2台

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 アヴェンタドールを預かった。カウンタック直系のフルサイズ・ランボ。この場所、ふだんはヨメさんの軽が入っているんですけどね。

 車庫は長さ5m、幅2m、高さ2mまでのクルマなら多少の余裕をもって収納し、シャッターが閉められるようになっている。アヴェンタドールのボディー全幅は2030mm。ところが、バックしたとき、ドアミラーを削りそうになってアセる。それもそのはず。ミラーを入れると2.3m近いのだ。

 シザードアを初めて開けたときも、天井の梁にぶつかりそうになって、肝を冷やす。
 横方向には50cmも場所を取らないのがこのドアのいいところだが、頂点は190cmに達する。翌朝、ねぼけアタマで粗相しないように、ぼろ布とガムテープでストッパーをつくる。
 パバロッティみたいなクルマをひと晩でも自分ちに泊めようとすると、タイヘンです。


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 その点、こういうランボはイイですね。群馬のフェルッチョ・ランボルギーニが360ccのスバル・サンバートラックをベースに自作した“サンバルギーニ・コカウンタック”。
 たまたま仕事の都合でそうなっただけだが、このクルマに乗ったのは、アヴェンタドールの次(5日後)だった。


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 あとでオーナーに聞くと、まさかぼくが運転させてくれと言うとは思わなかったそうだ。それくらい、運転がむずかしい。そもそも、長身者や太った人は乗れない。中肉中背のオーナーだって、乗り込むときはアクロバットである。


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 でも、図々しい取材者のおかげで、自分でつくったクルマが走っているところを、初めて自分の目で見た。“引っ張り”の撮影のとき、カメラカーに同乗してもらうと、「ワー、ちいさい! カッコイイ!」と大喜びされていたそうである。
 たしかに自分のクルマが走っているところを自分の目で見る機会って、なかなかないですよね。

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下野康史(かばた・やすし)
下野康史(かばた・やすし)
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