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太平洋高気圧とチベット高気圧の二段重ねによる猛暑の日曜日、ファットバイクで探検に出る。 暑いときは、緑か水の近くに行くに限る。地図を見ると、武蔵五日市の西、養沢(ようざわ)の山の中に大滝という滝マークがあった。養沢までは行ったことがあるが、沢筋に遡るその道は未踏だ。 赤い橋が目印の養沢神社から左に入っていく道。沿線に鍾乳洞やキャンプ場があるため、たまにクルマも出入りする。登山者も歩いている。 杉林で渓谷沿いだから、涼しい。上り坂に文句は言いっこなしだ。軽いギアをひたすらクルクル回して上る。 しばらく進むと、空が広がって、なんと採石場に出た。 日曜日で休みだったが、稼働している。まだきれいな台貫もある。平日は林道のような狭い道をダンプが行き来しているのだろうか。 採石場を出るところには、トンネルがあった。プレートを見たら、落石防護用の施設で、1980年に出来ている。 短いが、中は未舗装の急坂急カーブだ。照明はなく、昼なお暗い。上高地の釜トンネルを思い出す。 トンネルを抜けると、キャンプ場や鍾乳洞があった。キャンプ場は盛況だ。 鍾乳洞に入れば涼しいだろうが、わりと最近、別のところに入洞したから、パス。多くても鍾乳洞は年に1回にしときなさい。親の遺言でそう言われているので。 日が高くなり、渓谷沿いの道でも暑い。 大滝はまだか。「秋にまた来ればいいじゃん」という悪魔の囁きが聴こえたが、もうひとがんばりとこぎあげると、駐車場にクルマが止まっているのが見えた。それが大滝の入口だった。 駐車場で舗装路が終わると、そこからは沢沿いの登山道だ。大滝までは800mとある。木橋を渡るといきなり急な階段なので、どうしようか、なんて迷うまもなく、ここにて撤収を決める。(ちなみに、採石場の写真から画面の真ん中あたりに紗がかかっているのは、レンズについた汗のせいです)。 あとで調べると、養沢神社からは2.7kmしか入っていなかった。でも、その距離で標高は200m以上あがったから、坂はきつかったのだ。ウチからは45km走った。 腐っているため歩行注意と貼り紙がしてある木橋の下には、清流が流れている。途中で買ったキリンアミノサプリを水の中でグルグルやってから飲む。 沢登りシューズに履き替えて、これから渓流伝いに大滝へ行くというおじさんと話したり、埼玉からクルマでここまで来て、仲間と大滝まで登るというダウンヒル好きマウンテンバイカーに話しかけられたりした。 涼しくなったら、自転車をここに置いて、大滝を見に行こうか。 同じ道を引き返す。といっても、下界の温度は、来たときと同じではなかった。 人間にもラジエターとインタークーラーがほしい。秋川にかかる橋の下で、しばらく寝たりした。 |
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2018年07月17日
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