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今月号は、長野県の真ん中、諏訪湖を見下ろす塩尻峠へ行った。東京 日本橋から塩尻へ延びる国道20号の最後の峠だ。 諏訪湖は天竜川の源流である。その蛇口になっているのが、釜口水門。ブルドーザーのブレードのような構造物6基で流出量を調節している。 生まれたての天竜川の水面と、諏訪湖の湖面との差は、最大で3.5mにもなる。膨大な諏訪湖の水を、人工の水門が堰き止めている。人間って、畏れ多くもスゴイことやるもんだなあと、見てて感心する。諏訪湖に来たら、ぜひもんのお薦めスポットです。 「東京〜糸魚川ファストラン」に出ていたころ、毎年5月末に自転車で上ったのが塩尻峠だ。 正味3kmあまりと、長くないし、道は広いし、勾配はゆるい。“坂柄”(さかがら)のいい峠なのだが、麓の諏訪湖ですでに150km走っているため、暑い年はけっこうツラかった。朝の3時4時にスタートすると、このあたりが真昼なのだ。 だから、峠の眺望なんて、考えたこともなかったのだが、今回、初めて歩道橋に上がり、来た方向を振り返ると、なかなかの絶景が広がっていた。 湖を含めた諏訪盆地が一望できる。ふだんだれも通っていない立派な歩道橋は、そうか、展望台だったのか! 8月の諏訪湖花火のときなんか、見物客で鈴なりになるんでしょうね。 標高1014mの塩尻峠は分水嶺で、てっぺんの南側に降った雨は太平洋、北側は日本海へ注ぐ。 塩尻へ下りて、峠めしは名物の山賊焼。名前は「焼き」だが、鶏モモを骨付きで揚げたもの。地元居酒屋の名物メニューが広がったらしい。 名前に合わせて、“焼き”で出す店もある。ワタシはもうそっちでいいです。 |
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2018年07月21日
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