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時代は電チャリダー

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 富士山の五合目、須走口(すばしりぐち)へ上がるふじあざみラインをクルマで走っていたら、前方にクロスバイク発見。
 熟年ライダーがかなり速いケイデンス(ペダル回転数)で回している。スピードもかなり速い。電チャリに違いない。

「どこまで行くんですか?」と聞いたら、須走口だという。
 ふじあざみラインは、富士山に登る車道でいちばん厳しい。標高2000mの須走口までは、麓の道の駅からだと11.4km。標高差は1140m、つまり平均斜度10%。後半は天をつくような激坂の連続になる。電チャリにしたって尋常じゃない。

 しかも、なんと町田からこいできたという。
「往復200kmです」
「スゴイですね」
「ターボ付いてるからさ」

 バッテリーは1本だけ。スペアなし。ということは、平坦路ではほとんどずっと自分の足でこいで、電池を温存してきたはずだ。

 スポーツ電チャリは、革命ですね。ナマチャリ派からみたら反則技かもしれないが、電チャリのアシストだって、まずナマ足入力ありきである。ちゃんと疲れる。てことは、鍛えられる。
 なんたって、電動アシストのおかげで、富士山に登れちゃうのだ。電動アシストが“その先の世界”へ連れて行ってくれるのだ。

 スポーツ電チャリ人口はこれからどんどん増える。ノリクラにも富士ヒルにも、いまのところ出場できないが、それも時間の問題だろう。


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「写真、撮っていいですか?」と聞いたら、ピースサインを頂きました。

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下野康史(かばた・やすし)
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