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新型メルセデスAクラス。もうCクラスいらないだろ! っていうくらい、いいクルマだった。エンジンもサスペンションも、無駄な力を出していないというか、何が起きてもあわてないというか、名人の境地を感じさせるコンパクトカーである。 横長のスマホみたいな計器盤。新築感満点。こういう新しいことを真っ先にメルセデスがやる時代になった。 いちばんの話題は「ハーイ、メルセデス」のCMでおなじみ、対話型音声認識インターフェイス。オーディオやエアコンなどをクチでコントロールできる。 日本人が「ハーイ」なんて言えるか! と思うけど、大丈夫。「メルセデス」だけでOK。「メルセデ」でもOK。ただ、「ベンツ」はダメ。 2日間借りているあいだ、可能な限り話しかけて、いろいろやってもらい、教えてもらった。やりとりはぜんぶ録音した。たとえば、 ガラス曇ったよ。 「デフロスターをオンにします」。 ファン止めて。 「送風をオフにします」 ETC入ってる? 「ETCが挿入されています」 おなかすいた。 「項目をお選びください」といって、近くのファミレスが出た。 日光は寒い? 「現在の日光市の気温は4度です」 沖縄は雪降る? 「今日の沖縄市は雪が降る見込みはたいへん低い見込みです。最低気温は〇度の予想です」 ありがとう。 「気にしなくていいですよ」。 今日の調子はどう? 「まあまあです。聞いてくれてありがとうございます」 あと何分で着く? 「目的地には〇分で到着の予想です」 ガソリンもつかなあ? 「現在の走行可能距離は〇キロメートルです」 燃費はどう? 「走行開始からの平均燃費はリットルあたり〇キロメートル、リセット後の平均燃費は〇キロメートルです。 クルマの取扱説明書は、車載モニターで見ることもできる。 オーナーズマニュアルを読みたいんだけど。 「デジタル取扱説明書は、安全のために停車時にのみ表示されます」 そうか、さすがにトリセツを検索することはできないのかと思って、もう一回「とりあつかいせつめしょ」と言ったら、目的地と思われて、モニターに検索結果が出た。 鶏扱説明所。こんな名前の焼鳥チェーンがあるんですね。 |
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2018年12月28日
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