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 2018年最後の試乗会取材は、新しいレクサスのエントリーモデル“UX”だった。
 今年、日本でのレクサス販売は過去最高だったが、「ハッチバックとSUV」のクロスオーバーを謳うUXは、ン? という出来だった。

 新開発の2リッターハイブリッドはまずまずだったが、ベースエンジンの2リッターモデルは、ハイオク指定で174馬力あるのに、力感に欠けるし、CVTばっかりウナるし、アシはユラユラ柔らかいし。
 どのモデルでもびっくりするのは価格である。2リッターでも試乗車は500万円オーバー。見て乗ってから、値段を知ると、のけぞりそうになる。そんなに高い理由がわからないのだ。フツーのVWゴルフのほうがはるかに品質感が高い。


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 ガンダム系デザインも「賛否両論あるのは承知です」と自信を持っているけど、こういうオーバーデザインなカタチは“高級”ではないと思う。この路線をどこまで続けるのでしょうか。

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 日産は、元会長が拘置所で年越しだ。つぶれかけていた会社を救ってくれたと感謝している古参社員や、ゴーンさんのネームバリューに魅かれて入社した若手社員あたりから、せめてクリスマスは解放して下さい的な請願運動でも起こるかと思ったが、それどころか、先日、ケリー前代表取締役が保釈されたら、連絡に応じることも、接触することも一切禁じる通達が社員に出された。

 覚えてますか、ほんの14カ月前、検査不備問題で日産は一時、新車の販売ができなくなった。そのため、モデルチェンジ直後のリーフは出だしからつまづき、自信満々のカー・オブ・ザ・イヤーもパーになった。
 あのときに、元会長は出てこなかった。頭を下げるのは苦手なんだろうなと思ったが、今回も依然、東京拘置所の中で頭は下げていない。

 ポイントは、元会長らのやったことが、日産の従業員や株主に「損害を与えたかどうか」ということだろうが、地検が後出ししてきた特別背任容疑などは、そういう意味ではもっとセコイ内容にみえる。
 本来、首を賭けて取締役会でやるべきことを、日本人だけでは勝ち目がないので、おかみにチクって加勢を頼み、税金で捜査してもらっている感が拭えない。
『捕らえられ、小菅(こすげ)で聴く除夜の鐘。ゴーン』

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下野康史(かばた・やすし)
下野康史(かばた・やすし)
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