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去年より減ると思っていた年賀状が、逆に予想よりちょっと多かったので、年が明けてから、2回、買いに行った。しかし、新年になってもまだ売っているということは、やはり売れていないんですね。 30年以上前にTVRヴィクセンを売った、というか、買っていただいた京都のKさんから今年も写真入りの年賀状が届く。ボディカラーはオレンジから赤に変わって久しいが、1972年式なのに、ますます新車のように輝いている。 会いに行きたいねとヨメさんと話す。室内のFRPの匂いが変わっていなかったら、泣いちゃいそうだ。 いちばんびっくりした年賀状は、文藝春秋のKさんだ。 2000年に文藝春秋が“TITLE”(タイトル)という一般誌を出した。そのプレ創刊号のためにイタリアへ行き、アルファロメオのあれこれを取材して回った。 そのとき、担当編集者としてアテンドしてくれたのが、当時、入社したばかりのKさんだった。いかにもまじめでまっすぐな好青年という感じの子で、文春ってこういう人を採るのかあとちょっと意外に思った。 その仕事以来、Kさんとは会っていない。TITLE誌もとっくに休刊になっている。でも、毎年、年賀状はもらう。必ずひとこと近況が添えてある。誠実な人なのだ。
週刊文春の編集部に異動になり、その後、デスクになったという知らせはもらった。そして、今年の年賀状には、なんと昨年の7月に編集長を拝命しましたと書いてあった。あのナイスガイが文春砲のボスになっていたとは! やっぱり年賀状って大事かも。こういうコミュケーションの“温度感”は年賀状にしかないような気がする。 |
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2019年01月09日
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