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書庫クルマの話

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 きのうはポルシェ911で名古屋を往復した。地味な紺色のカレラGTS。
 8月31日の金曜日。どれだけ混むかと思ったら、朝5時半に出たこともあり、東名、新東名では渋滞に遭わなかった。

 ポルシェ911を買うということは、時間を買うことである、という言葉がむかしドイツにはあったけど、いまも変わりませんね。
 高速道路でこれほどステディに速いクルマも珍しい。あたりまえに速い。

 ブレーキがすばらしいからスピードが出せる。継ぎ目やうねりでたとえ揺れても、路面に吸い付くモーメントが働く。どこかへ飛んで行っちゃう感じがまったくしないので、安心して高速がキープできる。

 帰りは山側のあちこちに不穏な雲が沸いていた。
 長いトンネルを出たら、ゲリラ豪雨(写真上)。バチバチッと叩きつける雨玉にもびっくりしたが、つけたワイパーにもびっくりだ。
 ブレードのゴムの重さが伝わってくるような払拭能力。こんな高性能ワイパーも珍しい。

 ハイスピードで往復700kmを走って、燃費は12km/ℓ。空冷時代の倍とは言わないが、それに近いくらい燃費もよくなった。
 1日使わせてもらうと「完璧な道具」という実感。

世紀のジムニー

 8月も残すところあと3日。惨暑お見舞い申し上げます。
 みなさん、お元気ですか。ワタシはここへきてすっかり睡眠バランスを崩しました。夜10時に眠くなり、午前2時ごろ目が覚めるゥ。完全にこの暑さのせいと思われます。

 さっき寝る前に見た天気予報によると、また台風発生だそうで。
 大きな太平洋高気圧がなぜかふたつに分かれてしまったため、そのあいだを日本列島めがけて北上してくるそうです。
「ビーフ、オア、チキン?」くらいならいいけど、「酷暑、オア、台風?」の夏ってイヤですね。


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「比較テスト」ではないんだけど、新型車に乗って記事をつくる仕事をしていると、こういう2台を同時に走らせるということが起きるわけです。
 きのうはスズキ・ジムニーとトヨタ・センチュリー。とっかえひっかえ乗ってて、頭ぐちゃぐちゃになりませんか? 最初からぐちゃぐちゃなので、それは大丈夫です。というのもあるし、ここまで違うと、大丈夫です。

 考えてみると、2台に共通するのは「今世紀初のフルモデルチェンジ」ですね。
 山根会長ですっかり有名になったセンチュリーにはとくに感興も沸かなかったけど、ジムニーには感動しました。先々代のスイフトのころから、「スズキってスゴイかも」と思ってきたイメージが“確信”に変わりました。それも最初のひと転がしで。
 
 いまから注文しても1年くらいかかるみたいなので、興味のあるかたは試乗車のあるディーラーでぜひ一度ハンドルを握ってみてください。エッ、これが軽!? ってびっくりすると思います。

 上の写真、フロントの位置はほとんど合わせています。とくにワイドではない全自動コンデジでいつものようにポチョっと撮っただけです。なのに、センチュリーを小さく見せるこの風格。
 眠いので、またあらためてもうちょっと詳しく書きます。

アルピーヌA110

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 半世紀ぶりに蘇ったアルピーヌA110。
 といっても、1962年型は鉄のバックボーンフレーム+FRPボディでリアエンジン。新型はアルミモノコックボディでミドシップ。ルノーエンジンという以外、機構的な共通点はない。
 そもそも、A110って、そんなに有名かな⁉ 3代目にあたる“ルノーアルピーヌV6ターボ”なら、まだ知った人がいるかもしれないが……

 でも、乗ったらスゴかった。
 幅は1.8mあるのに、1110kgの軽量。そのボディにメガーヌ・ルノースポールの1.8ℓターボを詰め込み、しかし、アシはぜんぜんガチガチにしていない。

 ロータス・エリーゼのようにレーシングライクではないし、軽さのために安全/快適装備を省いているわけでもない。
 変速機は2ペダルのゲトラグ製デュアルクラッチ7段のみ。これだけエンジンの吹き上がりが速いと、人力変速ではついていけない。

 全力加速は鳥肌モノだが、600馬力のスーパーカーみたいな疎外感は与えない。Dレンジでフツーに加速しても、軽さの実感が気持ちいい。

 しかし、乗っていると、同じ価格帯と性能を持つポルシェ718ケイマンの高度工業製品ぶりにもあらためて感心した。
 はるか半値以下で同質のファン・トゥ・ドライブを実現しているマツダ・ロードスターもスゴイ!と思った。


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 250km/hカーでも、取って付けたようなスポイラーは付けないことにこだわった、というスタイリング。たしかに初代A110似。


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 アルミボディの剛性を落とさないために、トランクは超おちょぼぐち。


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 サベルトのフルバケットシートでも座り心地が快適なのは、さすがフランス車です。
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 カローラ・スポーツ。
 レビン/トレノとは言わないが、カローラが自らスポーティーイメージを謳うのは、何十年ぶりだろうか。といっても、欧州戦略車のオーリスを、こんどはカローラシリーズとして出した、というカラクリですが。

 どんなクルマだったか? 暑さのせいか、忘れちゃいました。乗ってからまだ1週間も経ってないけど。
 原稿書く前に忘れてどうする!? 大丈夫です。メモとってありますから。


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 広報宣伝用に貸し出される、いわゆる“広報車”に備え付けられた仕様書。
 トヨタのフォーマットだと、エンジンは、排気量が書いてあるだけで、何気筒なのか、ターボ付きか否かもわかりません。
 このクルマの1.2リッター4気筒ターボは、乗ってもまったく印象に残らないエンジンだったから、辻褄は合っているのかな。

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 しかし、マツダの仕様書には、エンジンのバルブ数まで書いてある。
 こういうところでも、メーカーのキャラクターがわかります。

これが日本か!?

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 本日、取材の帰りに圏央道で埼玉県鶴ヶ島あたりを走っていると、ついに出ました。外気温、40℃。渋滞じゃない、高速道路を走ってて、ですよ。

 標高1400mを超す高原でも暑かったのだから、下界はどうなっているんだろうと思ったら、案の定でした。
 高速道路ではタイヤをバーストさせている小型トラックを2台見た。おそらく高温のせいですね。最初に見た1台はぼくらの斜め前で、走行中にバンッ!という爆発音を立てて、タイヤの破片を散乱させた。
 みなさまもこういう日はお気をつけください。ここまで気温が上がると、あり得ないことが起きますから。

 今日は風もあったが、この気温だと熱風なので、風のありがたみはなし。最近流行りの、油を使わず熱風で揚げる電気フライヤーの中に放り込まれた感じだ。

 でも、熱風といえば、フォルクスワーゲンのシロッコ(scirocco)は、北アフリカから南ヨーロッパに吹きつける熱風のことですね。
 マセラティは昔、車名をぜんぶ風の名前で統一していた。
 熱風系で言うと、カムジン(Khamsin)は、エジプトで吹く熱い季節風。
 ギブリ(ghibli)は北アフリカの乾いた南風(スタジオジブリの“ジブリ”も同じ)。ミストラル(mistral)やボーラ(bora)は北風で、いずれにしても、ヨーロッパの人は風に名前をつけたがるというか、つけるのが好きみたいです。

 日本もそろそろ、もはや異常とはいえなくなった夏のこの暑さにカッコイイ名前をつけたらどうですかね。いっそのこと、「夏」も「熱」(ねつ)に改名するとか。
 熱休み、熱バテ、真熱日。熱痩せ。大相撲熱場所。熱の甲子園。熱目雅子。熱木マリ。熱目漱石------。
下野康史(かばた・やすし)
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