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1600万円の新型レクサスLSで走っていたら、カーナビの女性が「前方で車両火災が発生しています!」と言った。 “発生しています”だったか“発生中”だったか、現在進行形であったかどうかは忘れちゃったが、ダッシュボード中央の大きな液晶パネルに火が燃えているイラストも出て、緊迫感いや増す。 警報が出たのは中央道上りの相模湖インター手前。この先には小仏(こぼとけ)トンネルがある。トンネルの中だったらヤバイぞ。一瞬、相模湖ICで降りようか!? とも思ったが、まわりは流れている。 しかし、なにごともなく長さ2kmのトンネルは通過。出ると、最初の電光掲示板に「2km先、車両火災発生」と出ていた。 まだ焦げ臭い現場は八王子ジャンクション先だった。左車線は発煙筒で規制されていたが、軽ワンボックスの火災はすでに鎮火していた。 カーナビ嬢は、電光掲示板より8km以上手前で火災を教えてくれたことになる。さすがレクサスLSのカーナビってことなのか。現場がこれなら、ちょっと心配させすぎという気もしたが、VIPカーは心配性くらいがちょうどいいのかも。 セルシオの進化形、LSもついにスピンドルグリルを採用。アメリカでは“アグリー”と非難ごうごうです。もうこのグリルやめようよって言い出せる人、社内にいないのだろうか。 |
クルマの話
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YouTube動画が再び貼り付けられるようになったので、こんな楽しい作品を御紹介。2CVの後継、ディアーヌ(1967〜83)のヒストリックカーラリー映像です。(と思ったら、貼り付けると全画面表示にならないので、結局、URL貼り付けにします)。 https://www.youtube.com/watch?v=ziyzsN8-6C4 最近は「ぶつからないクルマ」が流行りだけど、これは「コケないクルマ」。非力だから、コーナリングスピードは大して速くないとはいえ、どんなに傾いても3輪車にはなりません。これがクルマの旋回姿勢か!? というようなコーナリングフォームは、シトロエン2CV由来の前後連関サスペンションならでは。 現代のWRカーって、あまりにもスピードが高すぎて、いたいけな田舎道でやるのはもはや“暴力”だろ!? と感じることがしばしばだけど、これならいいですね。演芸って感じ。 カーブでは観客から笑い声が起きるし、「アレ(Allez)!」(がんばれー!)なんて掛け声がかかるのは、ツール・ド・フランスの山岳ステージと一緒じゃないですか。 オーララー!な結末は、ブレーキのフェードでしょうか。 |
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憧れのポルシェ914。オーナーズクラブM会長のクルマとその人を取材することができた。 ポルシェと聞いて、フォルクスワーゲンと共同開発したこのクルマを真っ先に思い浮かべる人は、914好き以外にはいないと思う。 914好きとは、どんなタイプなのか。ポルシェ914クラブジャパンのメンバーは現在60人あまり。オーナー歴30年のM会長曰く、「クルマに興味のない人が多い」のだそうだ。イベントに出ても、ほかのクルマを観覧しようとしない。つまり、914にしか興味がない。 メンバーにはカレラGTや新車の911ターボを持っている人もいるが、「本当に好きで買ったのか、お金があったから買っちゃったのか、それはよくわかりません」とのこと。それくらい、みなさん“914愛”が深いらしい。 インタビューを進めてゆくと、実はM会長、フェラーリも持っていることが判明。しかし、どんなフェラーリかと思いきや、「モンディアルです」。(=80年代の4座フェラーリ)。そりゃあ、ポルシェで914へ行くのは必然かも。「名は体を表す」ならぬ、「クルマは人を表す」ものだとつくづく思う。914好きの“好み”を代弁すると、「あまりの名車は、恥ずかしい」でしょうか。 74年型2.0Sリミテッドに乗せてもらう。現役当時、「ワーゲンポルシェ」と呼ばれただけあって、外で聴くバタバタしたエンジン音は、カブト虫の空冷サウンドそっくり。空冷2リッター水平対向4気筒は、VW411用ベースのインジェクションユニットで、初期型は1.7リッターだった。 走り出すと、回頭性のよさは、さすがミドシップだ。ノンパワーのステアリングは重くないし、ノンサーボの4輪ディスクも重くない。同時代の911ほど癖がなくて、運転しやすい。気の置けないエンジンを持つエントリーポルシェとしてアメリカで売れたというのもわかる気がした。 当時のカーグラフィックには、1.7リッターは非力だったので、2リッター化された、というような記述があるが、M会長によれば、オリジナルの1.7リッターのほうが上までシャンシャン回って気持ちいいそうだ。 69〜72年の初期には911Tの6気筒2リッターを搭載した914/6(写真上)もあった。 いきなり70年のルマンに出て、GTクラス1位、総合でも6位に入る。しかし、ポルシェ6気筒モデルは高すぎて売れず、日本にも50台あまりしか正規輸入されなかった。914の本命は、やはり“ワーゲン-ポルシェ”のようである。 |


