ここから本文です

書庫ロードバイク熱中生活

記事検索
検索

初夏の入山峠

「奇跡を信じるしかない」。コロンビア戦を前に、あの自信家、本田圭佑が記者会見で言っちゃった。
 でも、このグループでは“別格感”のあるコロンビアに勝つ、だけじゃまだ足りない他力本願状態なのだから、仕方ない。
 
 予選リーグは4ヶ国のうち、ふたつが上へ行ける。てことは、そもそも最低2勝しないと、本選進出なんておこがましい。
 つまり、決勝トーナメントに上がるには、コートジボワールとギリシャには必勝って、だれよりも監督と選手がわかっていたはずだと思う。

 ブラジルに入ってからの練習試合では、韓国、強いなあ、ホン・ミョンボ、あいかわらずカッコイイなあ、と思ったが、アルジェリアに負けて、こっちも星的には日本と同じ。イランもそう。死のグループで健闘したオーストラリアはすでに敗退決定。アジア代表全滅となると、次から出場枠が3ヶ国に減らされるかも。


イメージ 1


 週末は久しぶりに入山峠へ行く。
 ぜんぜん乗っていない新ポルシェバイクもたまにはかわいがってやろう。ときどきフロントタイヤを掴んで、最近のチューブはエア抜けしないなあと感心していたのだが、垂直置きラックから外したら、なんと後輪がフラットになっていた。
 パンクかどうかの調査は後回しにして、結局、ナローポルシェバイクのほうで出かける。


イメージ 2


 武蔵五日市側から上る。
 盆堀林道の入口手前に採石場があり、そこまでの数kmは狭い道をダンプが頻繁に行き来している。でも、みんなマナーがよくて、すれ違いでは自転車1台でも見えない広い所で待っていてくれる。ほかのダンプと無線で情報をやりとりしているらしい。

 林道の入口から峠までは6kmほど。序盤は渓流沿いでとても涼しい。終盤はちょっときつくなるが、激坂はない。
 峠を越した八王子側は景色が開けて(写真上)、さらに気持ちいい。ホント、名峠です。

 でも、このところの雨で、道路脇の崖がユルんでいるので、要注意。



イメージ 3
おそろ……。                                                                                                                                                               
                            

電チャリのジレンマ

イメージ 1

 うすら忙しいゴールデンウイークだったが、憲法記念日は「NAVI CARS」誌の取材で借りているヤマハPASで小仏峠へ行った。

 電動アシスト自転車も、今はこんなにスポーティなモデルがあるんですね。シートチューブの後ろにバッテリーを搭載するため、ホイールベースが長くなり、ローライダーみたいでなかなかカッコイイ。

 満充電で航続距離を見たら、「オートエコ」で74km、「標準」で58km、アシスト最強の「強」でも49kmと出ていた。そんなに走れるんだ。じゃあ、片道30kmちょっとの小仏峠を往復してみようと思ったわけである。

 往きは節約してオートエコ。ぜんぜん電池が減らないので、峠の手前5kmからは「強」でラクをした。帰路もずっと「強」。



イメージ 2

 で、家に戻ると、64.5km走って、まだ電池は半分残っていた。最初の予想航続距離よりぜんぜん走れるではないか。

 これにはわけがある。電動アシスト自転車には最高24km/hでアシストを打ち切るというルールがある。原付バイクの最高速が30km/hという現実から編み出された電チャリの“憲法”だ。

 このPASの場合、10km/hがアシストのピークで、あとは補助力が漸減し、24km/h以上でアシストゼロになる。

 ぼくはこの日、全行程の大半を占めたサイクリングロードを20〜22km/hくらいで巡航した。それがちょうどいい巡航スピードだったからそうしたのだが、そのあたりの速度域になると、自転車は「自分でこげるなら、こげよ」とばかり、実はほとんどアシストしてくれない、イコール、電気も食わないのだ。
 
 実際、巡航中に電源をオフにしても、ペダルが急に重くなることも、スピードがガクンと落ちることもなかった。仮にぼくがもっと健脚で、この自転車をずっと25km/h以上でこぎ続けることができたなら、電池はまったく減らないわけである。

 つまり、自分でこげるライダーは、電動アシスト自転車のテスターとしては不適格ということで、原稿もどう書いたらいいものかと、いま悩んでいるわけなのだ。


イメージ 3

 飛び石連休の前半には雨も降った。2台で総額5420万円のオープンカーなのに、一度も屋根開けられず。
                                                                                                                                                   

柳沢峠

 チームTiki Tikiで久しぶりにロングツーリング。
 なんで久しぶりかというと、Tカントクが去年の夏、松葉杖をつくまでに悪くなった股関節を、左右ともにチタンの人工股関節に置換する大手術をしたからである。

 天気予報は曇りから晴れで、申し分ない。青梅街道を下って山梨県に入り、柳沢峠を越えて塩山(えんざん)へ抜け、そこからは輪行で帰ってくることにした。

 このルートは3週間前にニコニコドライブの取材で走ったのだが、自転車でこの向きに走るのは初めてだ。ウチから塩山駅までは110km。柳沢峠では標高1500m近くまで上がる。


イメージ 1

 Tカントクは、以前より速くなっていた。もともと超人だったのが、改造人間になったのだから、当然か。リハビリどころか、平地では置いていかれそうになる。
 ただし、ビンディングを外すようなひねりの動きは御法度。あぐらや股割りみたいな動きもダメらしい。でも、手術をしなかったら、今ごろは車イス生活になっていたというから、現代の医学はすごい。

 天気は予報より悪く、行く手の山々には低い位置まで霧というか雲が垂れ込めてる。

イメージ 2

 70kmあまり走って、丹波山(たばやま)に着く。もう山梨県だ。
 ニコニコドライブの取材時に泊った「かどや旅館」の女将さんに、刷り上がったばかりの「driver」誌を届ける。100年以上前からやっている丹波山村唯一の旅館。民宿料金なのに、食事がびっくりするほどおいしかった。
 ここから20kmで柳沢峠だが、この天候だと、上は小雨だねと聞いてメゲる。3週間前の峠周辺は、道路以外、残雪で覆われていた。


イメージ 3

 丹波川のほとりで補給していたら、雨が落ちてきた。
 勇気ある撤退を決意してUターン。しかし、進めばあと40kmだが、戻るとまた70km以上かよ。
 とはいえ、帰りは基本、下りなのでラクチンだ。

 20km戻って奥多摩駅へ出る。厚い雲はとれず、気温もだんだん下がってきた。あったかいものを食べようと、そば屋に入る。
 しかし、いちばんあったかいのは日本酒だというのが賛成多数で、結局、2度目の勇気ある撤退を決意。青梅線で帰る。


イメージ 4
                                                                                                                                          

美しすぎる富士山

イメージ 1

 早朝から河口湖方面で仕事。
 河口湖畔でクルマの撮影をしているとき、フト向こうの対岸を見たら、これから行く西湖のほうに濃い霧が溜まっていた。

 ズーミングしてみましょう。


イメージ 2

 霧が谷をすっぽり覆っている。こっちは晴れ。長いことここへ通っているが、こんな光景は初めて見た。山火事の煙にも見えたが、やっぱり霧だ。
 しかし、なんであそこにとどまって、こっちに流れてこないのだろう。ジョン・カーペンターの「ザ・フォッグ」か。

 湖畔を回り、トンネルを抜けて谷に入ってゆくと、やはり西湖は深い霧に包まれていた。
 湖面が見えないくらいガスっていたが、周遊道路をしばらく走ると、だんだん晴れてきた。

 そして、行きつけの岬に出た。ジャーン!


イメージ 3

 うっすらとガスのかかった西湖と樹海の向こうに、富士山。
 凪ぎの湖面には見事に逆さ富士ができている。
 なんだ、この美しさは! 
 釣り人も“仕込み”ではない。この場所でイスに座って釣り糸を垂らしている人なんて初めて見た。絶景に浸りたかったんでしょうね。                                                                                                                                                                                                                                                       

気筒休止サイクリング

イメージ 1

 
 日曜日の朝、起きたら上半身が筋肉痛だった。それも体の右側と左側が非対称に痛い、ってほどじゃないけど、こわばっている。

 理由はすぐわかった。チェロ痛だ。
 5月25日に「第3回チェロ好き達の宴in八王子」が開かれる。今回の演目はバッハから「宇宙戦艦ヤマト」まで、全12曲。その初練習が土曜日にあったのだ。
 1日5時間、あのデッカイ楽器を鳴らすと、けっこうコタえる。終わってお茶飲みに行ったときから、いつになくグッタリしていた。

 チェロは座って演奏する楽器だが、背もたれによりかかっていたら弾けない。イスに浅く座って背筋を伸ばし、バイオリンと違って本体を垂直近くに立て、弓を水平に動かす、てことは、重力で下に落ちようとする弓を右手でずっと保持しながら、なおかつ左右に動かし続けるという、考えてみると、自然界にはほかに存在しないヘンな運動である。左手の指で押さえる弦の張力は、ギターとは比べものにならないほど高いし。
 そういう楽器に合わせて体を成長させるから、幼いころから弾いている人にレイトスターターはかないっこないのである。超絶テクニックの若いチェリストを見るにつけ、そう考えるようにしている。

 天気はいい。疲れた体を癒すために自転車に乗る。
 重いファットバイクはあきらめて、ロードにする。ローテーションではポルシェバイク2号のはずだったが、スタンドから下ろすと、自転車にもたれかかっていた雑誌の山が崩れることが判明し、1号にする。そういうことも億劫なくらい、朝からシンドかったのだ。

 週明けから締切なので、もともと遠くへ行く気はなかった。浅川を遡って、八王子から高尾に出て、小仏(こぼとけ)峠まで走る。
 スピードは出さない。軽いギアで脚をクルクル回し、心臓にも負担をかけず、気筒休止エンジンになったつもりでこぐ。



イメージ 2

 
 ウチの近所は葉桜も終わったが、小仏峠の麓はまだソメイヨシノが咲いていた。高尾山系の山桜もきれいで、走りながらお花見を楽しむ。

 裏高尾街道にはハイカーがいっぱいいた。ロードバイカーもチラホラいた。行き止まりで、しかも眺望ゼロの小仏峠を目指す自転車なんて、ほとんど見かけなかったのに。
 
 体はやっぱり最初からバテ気味だった。
 帰り道はハンガーノックに陥ったのか、50kmあたりから正体なくヘロヘロになる。睡魔も襲ってくる。これって、イトイガワで200kmを過ぎてからの感じじゃん。
 今週末、久々のゲロゲロツーリングって、大丈夫か。                      
                                               
イメージ 3

 ロードバイクで上がって来られる小仏峠はここまで。この先はダートの登山道。すぐ近くの地下を中央道 小仏トンネルが走る。

 新しい通行止め柵が出来ていた。ポルシェバイクを立てかけたら、こういう色の自転車みたいに見えた。
 くすんだ黄色とヒスイ色。こんなツートーンのフレームもありだなあ。                                                                                                                                                      
                                                                               
下野康史(かばた・やすし)
下野康史(かばた・やすし)
男性 / O型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

過去の記事一覧

本文はここまでですこのページの先頭へ

[PR]お得情報

CMで話題のふるさと納税サイトさとふる
毎日お礼品ランキング更新中!
2019年のふるさと納税は≪12/31まで≫

その他のキャンペーン

みんなの更新記事