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デジカメ走り撮り

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 ゴールデンウイークの初日が「昭和の日」だとは、知らなかった。いつからそんな名前になったのか。

 朝から強風が吹いていたので、自転車はムリ。ランニングに出ようとしたら、上空に黒雲が広がって、けっこうな雨が降ってきた。いいチャンスなので、買ったばかりの防水コンデジを持って走ることにした。ランニングしながら写真を撮ったら、どうなるのか。意外やまだだれもやったことがない実験かもしれない。

 やってみると、ただブレただけだった。といっても、手ぶれ補正機能があるため、カラダの揺れほどはブレていない。すべてが滲んだような、ひとくちにショーモナイ写真になった。ちなみに、スポーツ・モードにすると、高速シャッターがきられて、ブレは完全になくなる。でも、そうなると。立ち止まって撮っているのと同じ仕上がりだから、おもしろくもなんともない。

 もう1台のニコンはシャッター速度や露出がマニュアル設定できる。うまくやれば疾走感のある写真が撮れるかもしれないが、持って走るには大きすぎる。防水じゃないし。

 前人未踏の試みの結論、オートマチックカメラの“走り撮り“は、そんなにおもしろくない。

小出監督の名著

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 原稿書きも明けたし、久しぶりに暖かな晴天なので、きのうは2時間ランニングした。走り出すと、調子がよかったため、関戸橋で多摩サイを外れて、峠ルートへ行く。川崎街道にある長さ1.2kmくらいの坂道だ。頂上に桜ヶ丘ゴルフ場があり、ぼくは勝手に桜ヶ丘峠と呼んでいる。最近は自転車で力走している人も多い。下る途中、よくネズミ捕りをやっているので、クルマは要注意だ。

 ランニングで坂を上るのは、自転車でやるよりも楽しい。脚の筋肉に負荷がかかって、“やってる”感がすごく味わえる。膝を痛めるから、下りはまったく飛ばさないが、そのあと平坦路に出たとき、脚の運びがすごく軽くなっているのに驚く。鉄のバットで素振りしたあとに、普通のバットに持ち替えたあの感じだ。道具に頼らないランニングは、自分の体の変化がなによりストレートにわかる、それが走ることのおもしろさである。

 いま小出監督が書いた「マラソンは毎日走っても完走できない」という本を読んでいるのだが、これは名著です。この人、テレビでしゃべっていると、スケベな酔っぱらいのオッサンにしか見えないが、やっぱりすごいな、このマラソン理論は。といっても、ハイエンド・ランナーではなく、ジョギングを始めて、いつかフルマラソンに出てみたいと思っているような素人ランナーが対象だ。
 至るところで説かれているのが「負荷をかけないと、強くならない」ということ。ただコツコツと走っているだけでは、フルに出ても30km過ぎで止まってしまう典型的ダメダメ・ランナーになること必定だという。そうならないためには、トレーニングの途中で「全力走」を入れなければならない、と書いてある。エーッ、そんなの無理だよ、駒大陸上部員じゃないんだから、いまさら全力でなんか走れないよ、と思ったが、読み進むと、1km7分のジョガーなら、6分30秒までスピードアップするのが目標とある。なーんだ、早歩きに毛が生えたようなペースではないか。でも、要はその人にとっての「全力走」であって、しかもそのレベルを徐々に高めていくのがフルマラソン完走(完走歩じゃなく)への道なのだ、ということらしい。
 ただ、ぼくはやっぱり、このトシで多摩サイをゼイゼイ言いながら走るのはイヤなので、そのかわり桜ヶ丘峠で負荷をかけようと思っている。あー、でも、今日は腰が痛い。

TABIOの五本指ソックス

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 この週末、自転車に乗った人、ぼくは尊敬します。それくらい、風が強く、寒かった。

 都内でも体感温度がマイナス3度になると天気予報が告げた土曜日は、あいにく仕事。早朝からドイツのスポーツカー3台で山梨県の深城ダムまで走る。その先、奥多摩へ抜ける松姫峠が通行止めとあって、観光客ゼロ。ダムまでの道に雪はなかったが、路側の樹木に積もった雪氷が強風で路面に落ち、所々、白く凍っている箇所がある。たいていそれはブラインドコーナーを抜けたところなので、四駆のアウディTT-RSでも何度か肝を冷やした。風でポッキリ折れた枝が道路を塞いでいることもあった。

 そんな厳寒の峠道で、ひとりのトレールランナーを追い越す。黒の上下、ニット帽を深くかぶった男性で、背格好もランニングフォームも「ツール・ド・モンブラン」連続入賞の鏑木毅そっくり! 帰りがけも、まだダムに向かってひとり黙々と走っていた。人里離れた山の中である。もはや単なるファンライダーの所業ではない。本当に鏑木選手だったりして。

 そして本日、日曜日。きのうに増して強い風だったから、自転車マインドはゼロ。TABIO SPORTSの五本指ソックスを履いて多摩サイを1時間40分ほどランニングする。
 往きは追い風でよかったが、帰りはときおり吹き飛ばされそうな横風を食らう。いちど本当に舗装路から土手に押し出されたことがあった。完全な向かい風になり、走力と釣り合って“その場走り”になることも一度あった。パタゴニアか。

30kmランニング

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 3連休の初日、多摩サイで30kmランニングをやった。これまでの最長不歩距離はハーフマラソンだから、未体験ゾーンである。でも、14kmくらいのところで脳が虚血状態に陥ったのか、気が遠くなって倒れそうになったため、ちょっと歩く。寒いといっても、この朝は氷は張っていなかったけどなあ。ま、いいかげんポンコツだから、いろいろあるサ。しかしその後はなんとかもち直す。

 中央道下からだと、15km地点は調布と狛江の市境、ちょうどサイクリングロードの舗装が途切れるあたり。そこをUターンしたときが1時間28分。時速10kmちょいのペースだ。

 25kmを過ぎてから、急にツラくなる。ときどき膝が痛くなるので、そのつど路肩の草地に入ったが、それも億劫になってくる。下半身全体が重だるい。たまに腰がピリッとすることもある。
 あー、やっぱりフルマラソンなんか無理だあ、と思いながら、なんとかゴールする。3時間3分だった。

 こないだ衛星放送でウルトラマラソンのドキュメントをやっていた。ウルトラマラソン(超マラソン)とは、文字通り42.195kmのフルマラソン以上の距離を走ることである。その番組のなかで、ベテランのウルトラ選手が「フルを走れる人なら、だれでもウルトラマラソンを走れる」と、言っていた。「ただし、痛みに耐えることができればね……」だと。やっぱり、そういうことなのか。

2010年走り初め

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 寒いけど、快晴、ほぼ無風。富士山サイコー。東京地方はいまのところ、いいお正月だ。箱根大学駅伝の中継を2区の途中まで見て、“走り初め”(ラン)に出る。同じ多摩サイで練習している駒沢大や亜細亜大や日体大の選手諸君ががんばっているのだから、トレーニングメイトとしては惰眠を貪っておれない、という理屈である。

 そう考えるアスリートは少なくなかったらしく、多摩サイはなかなかの賑わいだった。中央道の下をスタートしようしたとき、ザックを背負ったトレールランナー風のおじさんが走り抜けていった。すぐに走り出すと、ペースがほぼ同じである。実はこの日、最長何キロ走れるかトライしようと思っていた。こういう装備をまとったランナーって、果たしてどれくらいの距離を走るのだろうかという疑問もあった。いい機会なので、あとをついていく。

 呼吸が聞こえるくらいすぐ後ろにつかれるというのは不愉快である。だから、5mくらい距離を空けて走る。時速10km弱くらいのジョギングペースだ。最初のうちは間隔が詰まることもあったので、そのときは路肩の草地に入ってスピード調整をする。幸い、鬱陶しがられている気配はない。

 2.5km先の四谷橋をくぐると、路肩でサイクリストが群れていた。ロードレーサー集団の派手さはない、と思ったら、ランドナー(旅行用自転車)とタンデム(2人乗り)の集会だった。50台以上いるように見えた。
 ちょうどミーティングが終わったところで、多摩サイを下り始めた自転車に次々と追い越される。ランドナーは圧倒的にTOEI(東叡社)が多い。フェンダー(泥よけ)がキラキラ光ってきれいだ。年配者だけでなく、若い男女もいる。ロードレーサーみたいに飛ばさないので、後ろから来られても恐くない。なかには手で合図を出しながら追い抜いてゆくジェントルライダーもいる。いいじゃないスか、ランドナー。見習わなきゃな。

 トレールランナーの走りっぷりは変わらない。同じペースといったって、向こうはバックパッカーでもある。ミーレの小さいザックだが、肩ひものテンションから察すると、けっこう重そうだ。何が入っているのだろうか。
 後ろから見ていても、走り方はステディそのものだ。前傾ではなく、むしろ後傾気味にちょっと腰を落としたような姿勢で走っている。けっしてカッコいいフォームではないが、このほうが膝に負担をかけずに長く走れるのだろう。

 そんな観察をしているうちに、スピードが次第に上がってくる。いつのまにかぼくのペースより速くなっていた。さらに「ムムッ、デキル!」と思わせたのは、関戸橋のヘアピンにさしかかったときである。上り坂でもまったくスピードが落ちないのだ。中肉中背なのに、エンジンは大トルクである。

 5km地点の読売新聞前を通過する。28分30秒。大学駅伝選手の倍以上かかっているが、ぼくにはもうちょっとオーバーペースである。しかも、ウォームアップが終わったのか、そのあたりからトレールランナーのスピードはさらに上がっていた。ならあきらめて自分のペースに落とせばいいものを、そういう融通がきかないのがぼくの欠点である。マイペースで最長不倒距離更新という目標が、いつのまにか「トレールランナーについていく」にすり替わっていた。バカですねえ。
 7kmあたりでイッパイになり、Uターンする。しばらく歩いてから、スゴスゴ引き返した。

 結論、ザックを背負ったトレールランナー風は、やはりタダモノではない。

下野康史(かばた・やすし)
下野康史(かばた・やすし)
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