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  週末は絶好の自転車日和だったが、気管支炎も完治していないし、仕事も溜まっているしで、ロングはやめ。今日は1時間あまり、多摩サイでランニングした。

 走るのは1週間前の多摩ロードレース以来だが、まだヒューヒューいってる気管支はともかく、下半身は軽い。しかし、ちょっとペースが早過ぎたのか、2キロほどで左足首が痛くなる。しばらく歩いたあと、路肩の草地をゆっくり流すと、なんとか回復した。
 かくのごとく、無理は禁物だが、きっちり1時間10キロ・ペースを守れば、ひょっとしてフルも走れるのかなと思い始めた今日このごろだ。

 聞くところによると、東京マラソンでエントリー申し込み用紙の予想タイム欄に、足切り(7時間以内)ぎりぎりのタイムを記入すると、落とされてしまうらしい。公平な抽選を謳っているわけだから、あくまで噂だが、理屈は通っている。さっさと完走できる人に走ってもらうほうが、管理はラクだからだ。とくに今年のようにAED隊が何度か出動するようになると、ますますその傾向は強くなるだろう。謙遜して遅めに申告するより、風呂敷広げたほうが受かりやすいということか。
 でも、どっちみち東京マラソンは競争激甚なので、フル・デビューなら荒川市民マラソンかな。

 そんなことより、次はいよいよ5/23のイトイガワだ。いつのまにか、もう50日をきっている。

痛みはトモダチ

 日曜日の多摩ロードレースで風邪ひいた 。寒かったからなあ。しかも、アップ用のウェアを忘れたのがなによりの敗因。風邪というよりも、寒さで気管支炎になった感じで、小児喘息だった息子の吸入器を引っ張り出して、期限切れインタールのお世話になっている。

 だが、うれしいことに、足はなんともない。ひょっとしてラストランかもしれないから、多少ムリしてもいいか、というくらいのペースでがんばったわりには上々の首尾だ。ゴール後しばらくは、いかにも筋肉が傷ついた感じのビリビリした痛みが太ももにあったが、それ以外は筋肉痛も関節痛もなし。ペースを落とせば、フルいけるかも、と、思い始めている始末である。

 でも、スポーツをやるカラダに、痛みはつきものである。あるときからそう開き直れたのは、テレビで有森裕子のインタビューを聞いてからだ。怪我の話になったとき、彼女がポロッとこう言ったのである。「痛みは、友達ですから」。
 
 そのころ、ぼくは走るたびに、ふくらはぎがつったように激しく痛くなるというトラブルに悩まされていた。そうなると、とても走り続けられない。1回その症状が出ると、痛みがひくまで数日間かかる。もうオレ、ランニングやめようかなと思っていた矢先に、先のお言葉を耳にした。目からウロコだった。エーッ、痛みって、トモダチなの!? 

 それ以来、この言葉は座右の銘になった。プロってスゴイなと思う。世界クラスって、つくづくスゴイと思う。イジメっ子だとばっかり思っていた“痛み”と、友達付き合いをしているんだぞ。

多摩ロードレース

イメージ 1

 多摩ロードレース(10kmラン)に出た。2カ月後に迫るイトイガワのトレーニングも兼ねて、と参加したのが2006年から。以来、毎年出ている。
 10キロ・イベントなのに、幹線道路を閉鎖して、白バイが先導する。スタート/ゴールは陸上競技場のトラック。本格的フルマラソンの雰囲気が味わえる市民ランニング大会だ。オーガナイズはちゃんとしているし、参加料は高くないし、タイム入りの完走証はその場でくれるし、3km、5kmクラスもあるし、大会デビューの人にはお薦めだ。今年も10kmクラスだけで1500人近くが走った。

 最近、どうも膝が痛い。痛くなくても、違和感のあることが多い。ランと自転車、両方をやるのはもう負担が大きすぎるのだろうか。自転車のために始めたランニングだから、優先順位は決まっている。もしかして今年がラストランかもよとヨメさんに言ったら、初めて応援に来てくれた。

 しかし、今年は寒かった。暖冬ですでに桜の開花宣言は出ていたのに、朝9時10分のスタート時が7℃。真冬並みだ。
 でも、ゼッケンをもらってから、ホット飲料を求めて自販機までアップしたら、いつになく体が軽い。足の具合もいい。膝をいたわって、ここ10日間、“ランニング断ち”をしたのがよかったようだ。このトシになると、休むのも大事である。

 舞台は、稲城から町田のほうへ抜ける通称「尾根幹線」。その名のとおり、アップダウンの激しいコースが多摩ロードレースの特徴であり、難儀なところだ。
 けれど、本番でも快調だった。上り坂でGPSのスピードメーターを見ても、時速10kmをきっていない。下りでスピードが上がっても、膝にこない。おお、これはひょっとして50分きれるかもと思ったが、そんなに甘くはなく、53分9秒だった。このペースをキープできれば、フルマラソンも3時間台でイケる計算、と、言うのはタダ。でも、去年より5分短縮の過去最高記録である。やっぱ来年も走ろうかなっと。

 こんどイトイガワを一緒に走るチャリダーも、初ランを無事完走。朝5時半に出て、板橋から会場まで自転車で40km走ってきたのだから、トライアスロンの“水泳以外”をやったようなものだ。さすが20代。終了後、稲城にできたコメダ珈琲店で打ち上げ。

 東京マラソンで、タレントの松村邦洋が倒れて、一時心肺停止になったという。シャレにならないニュースだ。幸い大事には至らなかったようで、よかった。

 マツムラの物真似は芸だと思うけど、あの体型でフルマラソンは無謀である。マラソンはあくまで自分で走るものであって、ゆめゆめ“走らされる”ものではない。何かの企画で参加していたというから、お気の毒だ。

 ランニング歴10数年になるが、ぼくの過去最長不倒距離はハーフ・マラソン止まりである。ハーフには3回出た。ベストは1時間55分くらいだから、このトシのホビーランナーとしても遅い。しかし、その程度のペースでも、ハーフを走り終えたあとの感想は、「フルは無理!」の一語に尽きる。だから、42.195キロを走りきれる人を、ぼくは心の底から尊敬する。

 それだけに、マラソンに対する考え方は厳しい。途中1回でも歩いてしまったら、「完走」と呼ぶな。それは「完走歩」である。完走と完走歩はぜんぜん違う。寄席の笑いと、笑いの効果音をつけてもらうレッド・カーペットのお笑いくらい違う。

「走る」というのは、両方の足が一瞬でも地面から離れている運動である。「歩く」に対しては「跳ぶ」といったほうが正しい。競歩の審判はそこのところを監視している。

 GPSの速度計を付けてやってみるとわかるが、人間はそんなに遅く走れない。どれほど歩幅を狭くしても、時速7〜8km以下になると上記の走りのカタチはとれなくなる。歩いてしまうのだ。ということは、フルマラソンを一度も歩かずに完走したとすると、5時間半以上はかからないはずである。「完走した」と胸を張れるのは、4時間台まででしょ、とぼくは考えている。

 タレントが初マラソンを6時間半で完走して「感動の涙」とか言っている。感動するのは自由だけど、その人がやったのはマラソンとは違うものだ。マラソンをナメるな、みくびるな。

 

爆笑、東京マラソン

 市民マラソンというと、必ず着ぐるみやカツラを着装して走るお調子者がいる。成績でダメなら、コスチュームで注目を浴びようという作戦だ。

 フジテレビが中継した今日の東京マラソンでは、日本全国の視聴者がひとりのスーパーお調子者に注目したことと思う。スタート直後、強豪ひしめく先頭集団にハゲヅラをつけた若いランナーが混ざっていたのである。もちろん、招待選手でも有名ランナーでもないが、1km3分台のペースについていけるのだから、タダモノではない。でも、ハゲヅラ。でも、先頭集団にいるのだから、テレビ中継としては紹介せざるをえない。いちばん笑えたのは、実況スタッフのひとり、小倉智昭アナに「なんかカブってるんですね」と言わせてしまったことだった。

 その後、“ハゲヅランナー”は6km手前でペースを落とし、集団から下がっていったが、やはりタダモノではなかった。2時間後、ケニアの選手がフィニッシュして、次はゴール目前の女子クラスにスポットライトが移ったとき、なんと女子の先頭ランナーの真横を走っていたのが彼だった。あくまでテレビに露出を図ろうという見上げた根性である。

 女子のトップ選手は小出監督の門下生で、そんなに若くはないが、美人ランナーである。「ワタシはなんでも知っている」的物言いでおなじみの小倉アナは、フィニッシュ後、「あなたの優勝を待っていましたよ」と語りかけていた。それだけに、ゴール前はぜひとも感動的実況で盛り上げたかったはずだが、現実はすぐ隣にハゲヅランナー。フジテレビ的には“台無し感”きわまる爆笑ツーショットだった。

 招待選手ではないので、ゴールゲートが別々だったのは残念だが、当然、彼のタイムも2時間30分をかるくきっていた。間違いなくハゲヅラ世界記録であろう。
 ちなみに、くだんの女子優勝ランナーはインタビューで「まわりにユニークなコスチュームのかたがいたりして、すごくリラックスして走れました」と言っていた。シャレのわかるアスリートである。

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