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銚子のいい電鉄

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 千葉県の銚子電鉄へ行った。茨城の別の取材先に行くはずが、悪天候でだめになり、急遽、銚電に変更したのである。予報では午後には回復するはずなのに、房総半島の突端も、結局、一日中強い雨と風。「銚子の天気じゃないよ」と、電車に乗ってるおばさんも言ってた。

 ヤバイくらい古い線路の上を、ヤバイくらい古い電車が走っているのが銚子電鉄である。ぼくはひたすらなつかしくておもしろいが、なつかしくておもしろい交通機関は、実用にならない。当然、クルマに客を奪われて、ますますなつかしくておもしろいだけの乗り物になっていくという悪循環。それをなんとかするために、銚子名物の「ぬれ煎餅」を社員が焼いて売り出したら、本業より儲かるようになった。この日も「仲ノ町」の狭い待合室で駅員たちが出荷用の大きな段ボールを組み立てては積み上げていて、座る場所がなかった。

 ぬれせんはおいしいけど、つまり、煎餅焼いて走っているのが、銚子電鉄である。
 京浜急行電鉄は、戦争中、ケイフン(鶏の糞)を燃やして走った。鶏糞急行がナマって、京浜急行になったのである(ウソです)。

201系の夜

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 ゆうべは矢貫 隆さんとNAVI編集部へ陣中見舞いに行く。最終号の校了まっただなかの夜である。まだ原稿を書いているスタッフもいる。それぞれ(たぶん)万感を胸に最後の仕事に追われていた。
 基本・殺気と、それと表裏一体の妙にハイなムードに包まれるのが、雑誌の校了日である。もう20年以上前、NAVIの編集部員だった頃、最も性欲が高まるのが校了日だった。いまの人たちはどうなんだろう。どうでもいいか。

 帰り、御茶ノ水から中央線の通勤快速に乗ると、途中の駅でぼくの乗っている電車にやたらとフラッシュがたかれる。駅によっては、向かい側ホームの先頭部で“撮り鉄”が団子状態になっている。なんだなんだと思ったら、乗っていたのがオレンジ色の古い電車(201系)だった。いつのまにかステンレスカーに取って代わられて、そういえばもうじき全廃されるような話を聞いた。

 カメラを持っていたので、国分寺で降りたとき、一応撮る。すでに撮っていたおじさんが、そばでずっとブツブツ言っている。なんかオレ、悪いことしたのかなあと思ったが、隣に止まっていた快速の運転士が、停車時間のあいだじゅうオレンジ運転士と何かずっと話していて、それが邪魔だと言っていたらしい(写真)。

パレオエクスプレス

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 三連休の初日、自転車で秩父鉄道のパレオエクスプレスを見に行った。基本・休日のみ運転のSL旅客列車だ。
 1日1往復。熊谷からやってきた下り列車が、終点の三峰口に着くのは12時49分。1時間あまりそこにいて、また秩父・熊谷方面へ帰ってゆく。途中、秩父を通過するのは正午過ぎ。下り列車の“走り”をそのあたりで見て、あとは三峰口まで追っかける予定。逆算してウチを6時半に出る。山伏峠を越えて秩父までは70km。三峰口はそれから10kmちょっとだ。

 三峰口へ着くと、C58に黒山の人だかりができていた。考えてみると、東京からいちばん近いSL定期列車なのだ、人気があるのもあたりまえか。パンフレットを見たら、稼働しているC58は、日本にもうこの1台しかないのだそうだ。ぼくが現役SL小僧だったころは、ありふれていてあまり熱心に追いかける気がしない機関車だったのだが。
 でも、よく磨かれて、幸せそうである。喜寿を過ぎてから人気が出た大部屋の俳優みたいだ。

http://ammo.jp/weekly/kab/0501/kab050105.html

 ギャラリーにひとりロードレーサーで来ていた若い男性がいたが、軽装だったから、近くの人だろうか。はるばる山を越えてきたオヤジグループはぼくらだけだった。

 三峰口の出発を見送ってから1時間後、西武線直通・各駅停車池袋行という都合のいい電車が出るので、帰りは予定通り、輪行する。T監督とSKは車内で酒盛り。体育会系サイクリングから、そろそろもうこういうイベント・ツーリングにシフトしていこうぜと話す。

秩父鉄道101系

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 ヨメさんと紅葉狩り。クルマで秩父方面へ。紅葉には早すぎたが、そのかわり、通年もみじマーク的雰囲気の秩父鉄道を見に行く。

 秩父鉄道は、レトロな駅舎が素敵だ。とくに終点の三峰口は、日本の駅100選だかのひとつらしい。要は半世紀前からほとんど変わっていない古いつくりとデザインってことなのだが、ぼくはとにかく、なつかしい。寅さんが降りてきそうだ。

 平日なので、SLは影もかたちもなかったが、構内には旧国鉄の101系が止まっていた。秩父鉄道ではこれを何編成か使っていて、このカラリングは70〜80年代の関西本線用そのままだそうだ。

 松本電鉄の“元・東急東横線アオガエル”なんかもそうだけど、地方へ行って、大昔に乗っていた電車を目撃すると、ドキッとする。ふつうの人は、その鉄道会社の車体色に塗り替えられたらもう見破れないかもしれないが、秩父鉄道はほかの101系も旧国鉄カラーのまま走らせている。まさに動態保存ではないか。「関東の大井川鉄道」を目指しているのだろうか。

 秩父まで、道路沿いに駅を探しながら帰る。荒川の源流に近いこのあたり、沿線もフォトジェニックだ。三峰口からウチまでは80km。こんど自転車でSLを撮りにこよう。

黒部のトロッコ列車

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 NAVI(4/26発売)の取材で、富山県の宇奈月温泉へ行った。
トロッコ列車で有名な黒部峡谷鉄道の機関区を見せてもらうという、“元・鉄”にはタマらん時間だったのに、デジカメ、こわれやんの。シャッターがきれない。前日から、シャッターをきろうとすると、ズーミングが勝手に動いちゃったりして、ヘンだった。リコーのカプリオR1。デジカメの寿命って7〜8年なんだろうか。リコーのバカ!
 ま、ぼくが撮るのは単なる取材メモだから、仕事には差し支えなかったが、機関庫の中で休んでいた古い凸型のディーゼル機関車や、入れ替え作業に使うバッテリー機関車なんかも、見るだけに終わる。

 しかし、いまやってみると、ふつうに撮れる。コンピュータ物のこわれかたってヤダなあ。

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