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書庫何がなんだかわからない

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 三重県四日市で、初めて「スーパーホテル」に泊まった。いまビジネスホテルで顧客満足度ナンバーワンだという急成長ホテル。

 特徴はまず、安いこと。同行の編集者は、最近、スペシャルオファーの4000円で御殿場店に泊まったことがあるそうだ。

 安いだけではなく、イイ。というか、値段のわりには、イイ。とくに “睡眠”にこだわっていて、チェックインのとき、8種類から好きな枕が選べる。部屋は狭いが、ベッドは広い。一時、安眠できなかった場合は宿泊費を返します、というキャンペーンもやっていた。


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 泊まってなによりびっくりしたのは、コストダウンの工夫だ。
 完全前金制で、チェックアウトの手続きは廃止。朝7時まではフロントも完全にパネルで隠されてしまう。早朝、1階ロビーに降りてきたら、景色が違うので、階を間違えたかと思った。
 キーも廃止。入室や夜間の再入館は、コード番号を入力して行う。

「健康朝食」は完全セルフサービス。昼間、フリーの客を呼ぶようなレストランはなく、ロビーフロアにある宿泊者専用の“イートインコーナー”的なスペースで食べる。和洋バイキングの質や量は、必要にして十分。食材にはすべて産地表示がある。

 食器の返却は、食べカスを分別して捨てて、器も分けて重ねるところまでやらせる。洗えとは言ってないでしょ、という感じ。
 でも、お客さんはみんな黙々とやっている。テーブルに配された濡れタオルで、自分のスペースもきれいに拭いて帰る。ロボットに仕事を奪われる、とかいうけれど、もう人間がロボットになってるじゃん、って、ちょっと思ったけど、もちろんぼくもやりました。あッ、部屋にゴミ箱がふたつ並んでたのも、燃えるゴミと不燃ゴミかと気づいて、朝食後、それも分けましたよ。
 しかし、こういうことをちゃんとやってもらえるのは、顧客の満足度が高い証なんでしょうね。

 フロントの対面サービスは基本的にチェックイン時のみだが、従業員はキャビンアテンダントみたいな制服の若い女性。接客の感じもイイ。そのため、無人ホテルのような冷たさは感じなかった。
 スーパーホテル、なかなか考えてます。

追越し車線殺人事件

 原発もコワイけど、先日、容疑者が逮捕された東名・追越し車線での事故もコワイ。

 路上トラブルの末、高速道路の追越し車線で相手のクルマをブロックして停止させるというのは、ヤクザの手口である。なぜそんな無茶をやるかというと、相手に最大限の恐怖を与えられるから。

 ぼくの知り合いが昔、東名でやられました。追越し車線をどかないクルマに後ろからパッシングをしていたら、ブレーキランプがつき、そのままつきっぱなしで減速して停車。黒いスーツの男たちが降りてきて、知人はクルマから降ろされ、その場で土下座させられたそうです。

 幸い事故や事件にならなくても、高速道路の追越し車線上でこうしたトラブルが起きていることは、警察や道路事業者は知っていたと思う。
 言いがかりをつけられたほうのふたりが亡くなるという重大な結果を受けて、今回は警察も動いた。事故の前後にまわりを走っていたクルマを割り出して、260台から聞き取り調査をしたそうだ。

 加害者の逮捕容疑は、過失運転致死傷。夜9時半、追越し車線のカーブに停車している2台に突っ込んだトラック運転手と、いまのところ同じ容疑。ヤカラ君のほうは、どう考えても未必の故意の殺人でしょ。


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 今日は、東京湾で250馬力のスズキV6エンジンを積むモーターボートの取材。
 レインボーブリッジをくぐったり、渡ったりするたびに、つくづく思う。こういうものにカネをかけなんだら、東京の人民はもっと豊かな暮らしができていたに違いなかろうって。

 間違いなく“やり手”の都知事がつくった「希望の党」。総選挙に勝ちたい人のための希望の党だ、ってだれかが言っていた。

 原発ゼロ。本気ですか? 日本に希望が持てない最大の理由は、原発があることだとぼくは思っているので、やれるもんならやってほしい。

 希望の党は、「原発ゼロへ向けた行程表の作成」を公約に掲げている。しかしそれよりもまず、希望の党代表が東京都知事としてできることがある。
 東京都は、東京電力の大株主である。次の株主総会に小池都知事自らが乗り込んで、東電原発すべての再稼働に反対する株主提案を行う。ひとたび過酷事故が起きたら、日本の国土を永久廃土にしてしまうような原発に、日本の首都はもう頼らないと宣言する。これぞまさに“東京から日本を変える”ことになると思う。
 大型台風が来る。週末は大雨が降るのかなと思って、今朝テレビをつけたら、ミサイルが降っていた。


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 マイクロソフトのネットニュースを見ると、“ALERT”の文字がバーンと出て、男性キャスターが速報を伝えていた。
「北朝鮮がピョンヤンの西方から、日本へ向けて(toward Japan)弾道ミサイルを発射しました。日本を核の力で海に沈めると発表してからほどなくのことです」。
 たしかにゆうべそんな物騒な報道があったけど、それとミサイル発射を結びつけちゃうわけ? と思ったら、FOXニュースだった。報道機関としては、米国版フジ産経みたいな右の煽動メディアである。トランプ大統領に愛される唯一のテレビ局でもある。


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 今回のミサイルはこないだよりさらに遠くへ飛び、落ちたのは襟裳岬の2200km先。高度もさらに250km高く、最高800kmまで上がったという。エベレストを90個積み上げた高さである。
 それでもやっぱりJアラートは「ミサイル通過、ミサイル通過」の連呼。あくまで結果オーライの話だが、高度800kmの宇宙を飛んで、襟裳岬の2200km先に落ちたモノは、日本には関係なかった、と言ってもいいんじゃないか。

 というのも、威嚇のために放たれた弾道ミサイルで、いちいち電車を止めたり、子どもを机の下にもぐらせたり、人影のない農村や漁村にまで恐ろしげな警報音を響かせたりするのは、北朝鮮の思うつぼだと思うのである。日本のテレビニュースを見て、「ざまみろ、こわがれこわがれ」と、あのとっちゃん坊やは言ってるに決まっている。その時点で、もう負けてるぞ。もっと毅然としていようじゃないの。
 日本代表の試合がある晩は、必ずトンカツをつくるヨメさんが、おととい調理中に手をやけどして、今回はとん勝つなしだったけど、祝ワールドカップ出場決定。

 オーストラリアは最近、ドイツとチリに善戦していたそうで、昨晩は蒸し暑さというホームの利もなく、0-2かなと思っていたら、2-0だった。しかも、若手によるワールドクラスのスーパーゴール。とくにJリーガー井手口の2点目。日本の選手が、ゴール前であそこまでキープしてかわして入れたシュートを代表戦で見たことあったっけ。これよこれよこれなのよと思ってしまった。

 途中、イエローカードが出そうなほど興奮していたハリルホジッチ監督が、終了の笛直後に嗚咽していたのが印象的でした。「オーストラリアがサッカースタイルを変えて、日本はやりやすかった。縦にロングボールを蹴り込んでくる昔のほうが、選手は怖かったと思う」。監督ではなくヨメ評論家の解説。
 しかし、平和っていいですね。戦争は、スポーツ止まりにしてもらいたい。

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 きのう、寒かった宮ケ瀬湖のロケ終わりに食べたチキン。宮ケ瀬湖はけっこうおいしい。
下野康史(かばた・やすし)
下野康史(かばた・やすし)
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