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書庫ファットバイクを積んでみる

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 いまさらですが、まだやっていなかったので、ゴルフにもファットバイクを積んでみた。出たばかりのゴルフRのマニュアル。


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 積めたけど、今のゴルフもそんなにテールゲート開口部の天地がたっぷりしているわけではないので、16kgを寝かせて出し入れするのはけっこうホネ。全長182cmを収めるには、助手席をいちばん前に出す必要があるので、載せたら人間は運転手ひとりだ。

●ファットバイカー・フレンドリー度(5ツ星満点):★★★


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 ゴルフGTIとRに加わった6段MT。久々のマニュアルゴルフである。
 いずれも2ペダルのDSG付きより10万円安い。とはいえ、280馬力エンジン+4WDのRだと、539万円也。
 ワルくはないが、正直、ゴルフにそんなお金使いたいか!? と思いました。
 よさそうで、そんなによくなかったのが、新型ステップワゴンの“わくわくゲート”である。

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 通常の上開きだけでなく、横開きもできるテールゲート、と聞いた時は、両開きドアの冷蔵庫みたいでおもしろそうだと思ったが、横に開くのは一部なんですね。


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 たしかにこれだと、後ろにスペースがないところでもチョイ開きができるけど、それなら、ルノー・カングー式の観音開きのほうがいい。
 わくわくゲートは開口部が狭く、しかも厚いトビラが90度までは開かない。そのため、ファットバイクの出し入れは窮屈だった。


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 新型ステップワゴンのボディは全高1840mm。カングーよりさらに3cmノッポだから、中は広い。セカンドシートを1席分残したスペースにファットバイクは斜めに難なく収まるが、いかんせん入口が狭いのがうらめしい。

 そんな嵩モノを積むなら、上開きで入れればいいでしょ、と思うかもしれないが、試乗車のスパーダ(8人乗り)にはルーフスポイラーが付いていて、ご覧の通り、高さ2mのウチの車庫では、天井につかえて上開きができなかったのだ。スパーダの人の車庫は、屋根が高いんだなあ。


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●ファットバイカー・フレンドリー度(5ツ星満点)
ウチの車庫では★なし(上開き時)/横開き時は★★★☆

 しかし、新型ステップワゴン、走るとイイです。新しい直噴1.5ℓ4気筒DOHCターボがすばらしい。回転感覚が小さくて、滑らかで静かで、とても気持ちいいエンジン。初代CR-Xの1.5ℓSOHCを思い出した。これでS1500をつくればいいのに。
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 日曜日、午後から雨マークの予報がハズれたので、ファットバイクで八王子の醍醐林道へ行く。といっても、麓まではインプレで借りているメルセデスBクラスに積んでいく。


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 荷室の奥行きはファットバイクにも十分だが、後席がAクラス同様、ダブルフォールディングではなく、背もたれを倒しても荷室フロア奥に上り坂が残るため、すんなり積めるというほどではない。よりファミリー向けのBクラスはフルフラットにできるようにして、Aクラスと差別化すればいいのにと思う。試乗車のB250 4MATICスポーツなんか、500万円もするんだし。

●ファットバイカー・フレンドリー度(5ツ星満点):★★★☆


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 醍醐林道は去年の夏以来だ。そのときも麓からファットバイクだったが、やっぱりここはツライ。重さ16kgのファットで家から40km近く走ってきたあとじゃ、上れないと思う。
 すぐお隣の和田峠同様、頂上からの眺望はきかない。長居すると、ハチも飛んでくる。

 1kmほど下って、和田峠へ出る。相模原市側で路肩崩落があり、工事のためフェンスで完全にロックアウトされていて、向こうへは下りていけない。この状態がもう1年近く続いている。
 そのせいか、ロードバイカーはいない。と思ったら、かなり普通のカッコをしたおじさんがクロスバイクで上ってきた。この超級激坂峠をよくぞ! と拍手で迎えようとして、よく見たら、パナソニックのスポーツタイプの電チャリだった。

 それにしたって、スゴいおじさんである。家は相模原市の橋本で、ここまでは50kmある。河口湖まで走ったこともあるという。電池は100kmくらいもつと言っていたが、それは要するに、ほとんどアシストしない20km/h以上でこいでいるからだろう。
 
 自分でこげない人を救うのが電動アシスト自転車のコンセプトである。そのため、どんな電チャリも高速になるにつれてアシスト量が下がり、24km/hでゼロなる。100kmも電池がもつということは、平坦路だとほとんど自分の力だけでこいでいるはずなのだ。
 それだけこげるなら、ロードバイクに乗ったほうがいいですよと言ったら、首の具合が悪いので、負担の大きいロードバイクは無理なのだそうだ。

 ファットバイクに興味津々なので、どうぞと乗せてあげた。そのへんをグルっと回ってきて、感想は「重いですね」。そりゃそうです、こぎだしの軽さで電チャリにかなう自転車はありませんって。

 この人は本当に走り屋で、奥多摩の峠もよくご存じだった。これから麓へ下りて、入山峠を越えると言っていた。
 スポーツ電チャリって、こういう使い方をされて役立っているのかとあらためて感心した。

 ガメつい和田峠の茶屋が、ついに自転車から駐車料金を取るようになっていた。そのうち、有料道路ならぬ「有料峠」になるかも。


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 新しいCクラスのワゴン。メルセデスのステーションワゴンとしてはいちばんコンパクトだが、全長185cmのファットバイクを入れても、これくらい余る。500万円以上する荷車なんだから、当然か。
 でも、メルセデスのワゴンにファットバイク似合わない。

 カーゴルームの側壁にまったく出っ張りがないのはメルセデスワゴンの良き伝統で、出し入れも問題ない。ただ、荷室フロア面積の絶対値は、ほぼ同じボディサイズのスバル・レヴォーグほど広くない。半額で買えるスバル、大健闘。



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 荷室でひとつ不満なのは、積み荷を隠すロール式ラゲッジルームカバーだ。これもメルセデスワゴンの伝統装備品で、機能はすばらしいのだが、重すぎる。重量物のストッパーとしての役目も兼ねているのだろうが、測ったら7kgもある。脱着のとき、腰をやっちゃう人、いないんでしょうか。


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 Cクラスをこんなにカッコよくしちゃっていいの? という押し出し満点なスタイリング。C180だと、このボディを1.6ℓ4気筒で動かす。お金持ちに見えても、現金は持ち歩かない。ダウンサイジングターボ化が広がり、見た目ではエンジンの大きさが判断できない時代になった。

●ファットバイカー・フレンドリー度(5ツ星満点):★★★★
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 BMW初のFFが、2シリーズ・アクティブ ツアラーだ。

 ゴルフと比べると、全幅は同じだが、全長は8cm長く、全高は9cmも高い。乗っても、ゴルフよりたっぷりした感じはするが、意外やファットバイクの積み下ろしには手こずった。荷室の幅が狭くて、ハンドルが引っ掛かり、ゴロンと倒せないのだ。
 ボディ全幅は180cmあるのに、荷室床の横幅を測ったら、100cmしかない。80cmはどこに消えたんだ。彫刻的なボディデザインに使っているのは認めるが。ちなみにゴルフの荷室幅は105cmである。


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 BMWだから、価格競争はしない。ゴルフと違って200万円台のモデルはなく、332万円より。試乗したラグジュアリーは381万円する。
 1シリーズもゴルフより割高だと思うが、クルマとしてより高等なFRであるという理由で言い訳が立った。だが、今度はFF同士のガチである。

 そんなポイントを踏まえて218iラグジュアリーに乗ってみると、ゴルフより高い理由がわからなかった。
 ゴルフの、かろやかで高級な乗り心地や、エンジントルクや振動を見事にカットした爽やかな操舵感などを思い出すと、218iはやはりFF第一作という感じだ。

 結論。ファットバイク門前払いでも、BMWのコンパクトハッチは1シリーズっきゃない!

●ファットバイカー・フレンドリー度(5ツ星満点):★★★

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下野康史(かばた・やすし)
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