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書庫チェロ好き達の宴

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人前で初ソロ

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 日曜日は、地元の公民館の「春のおたのしみ会」。チェロ独奏で『花は咲く』を弾かせてもらった。
 グループ(合奏)では何度も発表会に出ているが、人前でひとりでやるのは初めて。ひとりだと、どれくらい緊張するのか、どれくらいパフォーマンスが落ちるのか。それを知りたいのもあって、参加した。


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 ぼくの前は、青年のギター独奏。うまい。あとで聞いたら、桐朋のギター科出身だった。

 チェロで緊張すると、まず弓を持つ右手が震えて、弦の上で小刻みに跳ねてしまう。ヴィブラートは弦を押さえる左手でつけるものなのに、右手(弓)でつけてどうする!状態になる。

 そういうこともあったけど、温かいお客さんと、リラックスした会場の雰囲気にも助けられて、なんとか無事に弾き終える。練習時ほどうまくは弾けなかったものの、ノーミスだったのは自分でもびっくり。

 89歳になった認知症の母が、週3回、デイサービスのお世話になっている。そういう施設へ行って、チェロで懐メロを弾いて喜んでもらえたらなあと思っている。ヘタはヘタなりに、社会貢献ができるのではないかなと。
 こういうのを“ありがた迷惑”っていうのかもしれないが。

鳳啓助でゴザイマス

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 台風が近づくなか、日曜日は磯野正明チェロ教室の発表会。
 帰宅の足がどうなるかわからないため、全員が参加する恒例の全体アンサンブル(合奏)が、最終演目から冒頭に変わり、なんとぼくらの4人アンサンブルが最終演目になってしまった。

 まさかのオオトリ。しかしそんなわけで、自分の出番が終わると三々五々、家路につく生徒やその関係者も多く、つまり、お客さんが少なかったため、いつもより緊張せずに『アルビノーニのアダージョ』と『アザラシュヴィリのノクターン』をなんとか無事に弾く。年明けからずっと練習してきたし。

 日本では無名のアザラシュヴィリは、旧ソ連邦だったグルジア(現ジョージア)の作曲家。存命中の現役で、日本だと久石 譲みたいな国民的音楽家らしい。
 
 トルコと国境を接するジョージアは、ヨーロッパとアジアの境目の国だ。いま日本でいちばん有名なジョージア人は、大関の栃ノ心ですね。相撲もうまいけど、この人、日本語もうまい。
 アザラシュヴィリの作品にはどれも、哀愁を伴うコブシがある。日本人はぜったい好きだと思う。このタンゴなんか、シビれます。
https://youtu.be/Joqz5udhpjU

 家に帰って、台風情報を見ていたら、沖縄県知事選のニュース速報が入った。
 自民党は若者の歓心を買うために、当選の暁には携帯電話の料金を下げると言っていた。一県知事に、そんな権限があるんですか。沖縄、ナメてるんじゃないのと思った。

 いま日付が変わったけど、いよいよ風雨が強くなってきた。ニュースでは停電にも備えるようにと警告している。。
 フト思ったが、停電はあるけど、都市ガスになってから「停ガス」は記憶がないし、そんな言葉もない。計画停ガスとかね。
 大地震で地中までやられたら、もちろんガスもだめだが、電気よりは自然災害に強いような気がする。ガスで電気も起こせるし。

 風の音が怒涛のようになってきた。さっきからときどき蛍光灯がチカチカするんですけど。
 最大瞬間風速50mって、朝起きたら、どうなっているんでしょうか。
 先月末、東京に大雪が降ったあと、多摩地区は最低気温が零下10度近くまで下がった。そのときは水道が凍って、朝、温水が出なくなった。30年以上住んでいて初めてである。この冬は寒い。
 先週も、早朝、ガレージでクルマを起こしたとき、車載温度計は−3℃とか−4℃だった。てことは、家に戻って冷蔵庫を開けて中に入ると、暖がとれるわけだ。庫内はプラス5度くらいだから。


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 低温と乾燥は弦楽器の大敵だ。今年に入って、チェロを2階に避寒させた。1階の北側にある仕事部屋は家のなかでいちばん気温が下がる。自転車(とカーグラフィックのバックナンバー)を壁面に収納するために天井が高くて暖房効率も悪い。
 夜中、だれもいない部屋でボーンと大きな音がして、弦がベロンベロンにゆるんでいることが何度かあった。自爆チェロ。中の魂柱(こんちゅう)まで倒れちゃったら病院行きである。

 チェロをクルマに積んで合奏の練習に行くときも、この冬は異例だ。急な温度変化に木がついていけず、弾いている最中にビキッといやな音がしてどこかの弦がゆるむ。そうなると演奏中断だ。(そのほうが喜ばれたりして)。うまい人は、フレットの押さえる位置を微妙に変えて切り抜けるのかもしれないが。

 この週末は寒がゆるんでありがたかったけど、週明けからまた寒波が来る。そうやって三寒四温で暖かくなると、今年の花粉量は去年の2倍らしい。
 でも、今年に入って2回、待ち伏せ白バイに追尾されるも、ギリギリでことなきを得たから、ヤオヨロズの神に感謝である。

小指の思い出

 貴ノ岩がカラオケリモコンで殴られた事件が発覚したころ、ワタシは仕事中に左手の小指を怪我して病院へ駆け込んだ。

 処置室で診てもらうと、「こりゃ縫わなきゃだめだな」との宣告。この歳になって、生まれて初めての手術である。
 小指でも、ベッドに寝かされるんですね。麻酔の注射を持った先生が「ちょっと痛いですよ」という。エーッ、小指に打つの!? でも、打たなきゃもっと痛いんだよな。
 ホント、ちょっと痛かったけど、2回目に場所変えて打ったときには、もう感覚がなくなっていた。

 しかし、縫合手術って、本当に縫うんですね、人のカラダを。寝ているから、現場は見えないし、とっくに痛くはなかったが、糸がツーッと皮膚を貫通していくのがなんとなくわかる。おお、縫われてる縫われてる。あー、いま糸縛ってる。ぼくはけっこう裁縫をやるので、妙な感じだ。6針縫った。

 しかし、医者ってすごいな。小さい総合病院で、この日、整形外科は休診だったのだが、内科/泌尿器科/皮膚科担当の院長が昼休みにやってくれた。担当外のアポなしでも、技量維持のために、かえって燃えるとか、あるのだろうか。

「労災にしなくていいんですか?」。縫合中に先生がそう聞くので、どれくらいかかるんだろうと心配になった。小指とはいえ、手術である。ひと針いくら、なんだろうか。現金はそう持っていなかった。カードOKだったから、とりあえず問題はなさそうだけど。

 治療が済んで、会計で呼ばれると、初診料込みで、なんと2600円なにがしだった。エッ、CDより安いの!? ぼくは国民健康保険だから、勤め人より自己負担は多いのに、それでも1週間後の抜糸と合わせて、3000円いかなかった。病院によって、高い安いがあるのだろうか。あとで調べると、院長の前職は東大病院医局長だったけど。とにかく、日本の医療保険制度のありがたみを実感する。


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 あれからちょうど1ヵ月。傷はふさがったが、上からの圧迫による裂傷だったので、腫れと内出血はとれていない。弦を押さえる左手だから、チェロ活動がいちばんイタイ。
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 日曜日は日野市の煉瓦ホールで磯野正明チェロ教室の発表会。ピアゾラの名曲『オブリビオン』と、エドワルド・プッツの難曲『情熱のタンゴ』をチェロ4台で合奏する。

 タンゴは、日本人がフツーにやると盆踊りになってしまう。半年かけて、盆踊りからタンゴに近づけるというのが課題だったが、きのうの本番は、まあ、あとの祭りということで。でも、楽しかった。

 磯野教室名物の最終演目、当日初合わせの全員アンサンブルは『ホールニューワールド』。1チェロで、コンマスの隣という拷問席に座らされる。
 この日初めてお会いするコンマスは、とても生徒とは思えないオーラとテクニックでフォーレの『エレジー』を弾き、ほかの生徒とお客さんを魅了した。

 明らかにセミプロのその人が、朝の練習のとき「すいません、楽譜を忘れました」という。エーッ、コンマスと楽譜シェア!?
 しかし、コンサートマスターは指揮者の次にエライ。音符の長さを明らかにするために“ファーミレーシレー”とかカタカナで書き込んである(しかも蛍光ピンクで)マイ楽譜を差し出す。めっちゃ恥ずかしかった。

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下野康史(かばた・やすし)
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