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O-BONだ。 ファットバイクで走りに出たら、いきなり息苦しかった。どうした、冠動脈が詰まったのか。 曇っていて、暑くない。30℃はなかったと思う。でも、こっちに向かってきている台風の影響だろうか、湿度が高い。 湿度が高いと、汗が蒸発しない。よって、気化熱による冷却が妨げられ、気温が低めでも熱中症になりやすい、という話を聞いたことがある。 そういえば、リオ五輪サッカー予選リーグ最終戦で日本に負けたスウェーデン、欧州チャンピオンとは思えないほど動きが悪かった。きっとマナウスの多湿のせいである。コロンビアだって、後半は足が止まっていた。 日本人は多湿慣れしているのだ。そう考えると、4年後の真夏に開かれる東京オリンピック、日本選手は超ホーム状態のはずだ。 ●●●● 最初から遠出のつもりはなかった。多摩川の支流、浅川から北浅川を遡り、「走ったことがないところを走る」をテーマに、武蔵五日市まで行く。 八王子市の外れまでくると、「行止り」という看板が立っていた。行き止まりと言われると、どう行き止まっているのかを見たくなる。 さらに進むと、大きな採石場だった。お盆休みだからダンプも人もいない。仮面ライダーのロケ地みたいでおもしろい。ファットバイクであるのをいいことに進んでいくと、奥から監察のクルマが下りてきて、追い返される。砂ジャリを盗ってっちゃう人もいるだろうから、ちゃんと見張っていたわけだ。 五日市街道に抜ける知らない道を走っていたら、ガレージに古いアメ車のピックアップが並んでいた。 第二次大戦後すぐのシボレーだ。「マディソン郡の橋」で、クリントイーストウッドと恋に落ちちゃうメリルストリープのかわいそうな御亭主が乗っていた。 |
今日はファットバイクで行こう
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コメント(8)
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めくると簡単に剥がせるのに、横方向には動かない。ベルト状のものに付ければ、締めつけて固定することができる。いまさらあまり言われないが、ベルクロテープって、すごい発明だと思う。 とくに自転車乗りだと、ウェアからシューズからヘルメットからサイクル用小物から輪行袋まで、さまざまなところでお世話になっている。ベルクロさまさまだ。 ぼくはベルクロテープのボトルケージを使っているけど、とても具合がいい。どんなサイズのボトルでも入るし、小さく畳んだ輪行袋だって掴めるし、ハード素材じゃないから究極に軽いし。 ヨメさんにべロッと剥がしたのを見せて、「これ、なんていう?」と聞いたら、「マジックテープでしょ」と答えた。 擬音つながりで、ぼくは昔からベロクロと呼んでいた。単に「ベリベリ」と呼んでいる人とかもいそうだ。 マジックテープはクラレの“面ファスナー”につけられた商品名だという。じゃあ、商品名御法度のNHKは「面ファスナー」って言うのか。でも、ファスナーに固定機能はないから、ぜんぜんピンとこない。 発明者直系のベルクロは、米国“Velcro”社の登録商標である。velはフランス語のヴェロア(ヴェルベット)、croはクロシェイ(カギ針)、英語だとループ&フックと呼ぶ接着面の構造から来た造語だ。 発明したのはベルクロの命名者でもあるスイス人で、いまから75年前、アルプスの麓で犬と散歩をしていたとき、植物の種子が犬の毛や自分のズボンにこびりつくのを見て、この接着原理を思いついたという。 ランニングやサイクリングで草地に入ると、カギ針状のトゲのあるタネがソックスやレーパンにつくことが、あるある。とくに1cmくらいの黒い針みたいなやつがたくさんつくと、取るのに往生するし、ほっとくとチクチク痛いし、困るんだ。 でも、凡人は困っただけで発明しないんだなあ。 ベルクロは便利だけど、ただ、高級品には使われない。800万円もするスイス製機械式腕時計のベルトがベルクロって、イヤでしょ。高価な服やカバンや靴に使われることもなさそうだ。便利は高級じゃないから。 てことは、ものすごいお金持ちって、ベルクロを知らないかも。 イラクやアフガニスタンで、米国陸軍の戦闘服にもベルクロは採用された。 しかし、接着面が砂漠の砂埃に弱いのと、ベリッという音で居場所がバレてしまう恐れもあって評判は悪く、2010年を最後にボタンに戻された。なんていう話もある。 以上、コメントに返信しようと思い、ベルクロについて調べたり考えたりしているうちに、記事にしちゃいました。
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ファットバイクを買ってから早くも2年半あまり。サイクルコンピュータを付けていないので、走行距離はわからないが、だいぶ乗った気がする。チェーン交換に豊田のピットツルオカへ行く。 ディスクブレーキも診てもらったら、後ろのパッドが減っていて、この秋には替えたほうがいいとのこと。前転が怖いロードバイクの癖で、たしかにふだん後ろしかかけない。リアのディスクパッドを替えてもらう。部品が880円+税、工賃が1000円くらい。 今年で創業40年のピットツルオカは、ひとことで言うと、アメカジのサイクルショップだ。部品やウェアの品揃えも楽しい。 マングースのキッズ用ファットバイクがあった。黄色いリムの径は20インチだが、タイヤの幅は大人用と同じ4.0インチ。これ、自転車小僧は欲しがるだろうな。 その奥には、ぼくと同じサーリー・パグスリーの、なんとスリックタイヤ仕様。しかもドロップハンドル! オンロード専用のファットバイクって、だれが買うんだろうと思うけど、ちょっと乗ってみたい。 昨今のクマの動向にかんがみ、前から欲しいと思っていたクマよけの鈴があったので、付ける。 COGHLANS(コフラン)のベアベル。「マグネットサイレンサー付き」とあったので、何かと思ったら、ベルクロテープの先端に磁石が縫い込んであり、不要なときは鈴の中の鳴り物を固定しておく。甘く止めれば、かすかに鳴る。賢い! ただ、最近のクマは鈴の音に反応して寄ってくる、という説も。 |
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海の日の祭日。もう梅雨明けてるよね、という暑さのなか、涼を求めて「モリアオガエルの道」へ行く。八王子市陣馬街道の北に延びるカントリーロードだ。 日野市で多摩川から分かれるのが浅川。遡ると、八王子で浅川は南浅川と北浅川に分かれる。北浅川沿いに進むと、さらに小津川という支流が分岐する。その川沿いがモリアオガエルの道なのだが、ここまで来ても、あまり涼しくならない、と思って、川を見たら、なんと水がなかった(写真下)。これじゃあ、モリアオガエルも産卵できない。九州の人には申し訳ないが、関東の梅雨は、日照りだ。 モリアオガエルの道は、やがて小津林道になる。2km足らずで行き止まりになる林道だが、途中の景色はなかなかワイルド(写真いちばん上)である。絵になる道だ。ここだって東京都です。 去年の夏以来、2度目。ここまで来ると自転車には会わないが、なぜか今回も犬の散歩の人とすれ違う。 小津林道途中から直角に分岐する大たな沢林道に初めて踏み入れる。といっても、長さ156mしかない。 でも、鬱蒼とした杉林のダート路沿いに渓流が流れていて、さすがに涼しかった。来た甲斐あり。 ●●●● 同じ道を引き返す。 日が高くなり、ますます暑い。なんかもうヘロヘロになってきたので、気付け効果も期待して、自販機で史上最強炭酸入りペプシコーラを買う。 ペットボトル入りだが、膨張したり破裂したりしないよう、ボトルが分厚い。開栓時の発泡を考えてか、中身も500mℓよりちょっと少なくしてある。 飲むと、うまい。炭酸は、こんなもんか。
ガブッ、ガブッと飲み進むうちに、ン……? 胃に膨満感が。 結局、飲みきれなかった。それどころか、再びファットバイクをこぎ始めると、生ツバが湧いて、気持ちわるくなってきた。その後はほとんどアイドリングで走る。 5.0GVペプシには、気をつけましょう。 |
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5月3日、日本国憲法も大切だが、朝から天気もよく、かねてよりの懸案、「ヤビツ峠登頂」を決行する。 予定通り、ファットバイクで出動。ほか2名のアタック隊は、イトイガワ仲間のロードバイカー(内1名はシングルギア)である。 朝8時前なのに、集合場所の府中四谷橋でネズミ捕りをやっていた。補助金でつくった無駄に広いこの橋で、事故が起こったなんて話は聞いたことがないけどね。ゴールデンウイークのドライブにミソをつけておもしろいか。 ヤビツ峠までは、ウチから60km。最後は標高760mゴールの往復120kmだから、このところロングをやっていない身にはコタエそうである。 去年まで東京〜糸魚川ファストランに出ていたKもGTIザワも、今年はやめて、あまり練習していないという。 北野街道から国道16号八王子バイパスに出て、橋本で右折。3ケタ国道を進んでゆくと、渋滞が始まった。相模湖や津久井湖方面へ行くクルマだ。さすが黄金週間。 圏央道相模原インターのために出来た広い取り付け道路も渋滞していた。谷側の旧道へ下りると、そこもギッシリ。高いお金出して911GT3とか買っても、こういうときはアルトの後ろに並んでるだけなのだから、お気の毒だ。 やっと国道412号へ出る。ウチから34km、丹沢あんぱんのオギノパンで休憩。 まだ10時半なのに、オギノパンは人とクルマでごった返していた。 店は広くないが、駐車場が広い。もともと給食パンの工場だったらしく、いまでも随時、工場見学ができる。外には東屋があり、買ったパンを食べていける。名物のアゲパンは、外の売店で揚げたてを出してくれる。 相模原のこのあたりはサイクリストのメッカだから、自転車客も多い。サイクルラックがたくさん備えてある。従業員にもスポーツサイクリストが多く、彼らからのメッセージが外に掲示されている。 パンの味はフツーなんだけど、そういう店全体のウエルカムな雰囲気が人を呼んで、最近は平日でも賑わっている。 国道が詰まっているので、駐車場からクルマが出ていけない。白衣の調理着姿で交通整理に当たっているのは、こないだドキュメンタリー番組で見た社長ではないか。 韮尾根のオギノパンを出ると、中津川まで一気に下る。重くて安定のいいファットバイクは、意外やダウンヒルが速くて、楽しい。のだが、下りきると、またのぼる。訴えてやる! このへんはこういう大きなアップダウンが連続する。 ダム湖の宮ヶ瀬湖へ向かうと、またのぼり始める。これは人工の上り坂だ。谷に水を貯めたら、道路もぜんぶかさ上げしないといけない。そのおかげで、体育会系自転車乗りがこんなに集まるようになったわけだが。 でも、宮ヶ瀬湖はいいところである。いいところだけど、疲れた。 ヤビツ峠への道は、湖畔から始まるのだが、そこから頂上までは18kmある。裏ヤビツは表ヤビツ側より勾配がきつくないとはいえ、正味15〜16kmは上りっぱなしである。 「帰ろうか?」。ほか2名のアタック隊員に聞くと、あっさりと同意を得る。 じゃ、まあ今回はC1キャンプに酸素ボンベを置きに来たということで。 宮ヶ瀬湖畔園地でおいしい清川ポークを食べて、帰る。 |



