美術教師への道・教師の生き甲斐

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美大に合格し、これから大学生活を始めるので美大の様子を教えてほしいと、ブログに入りました。若い人は、これからです。未来は君たちのもの、応援したいと思って書き始めたのがこのシリ−ズです。良い世の中、明るい世の中を作る未来の人へ贈ります。
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   しばらくこのコ−ナ−を更新していませんでした。このコ−ナ−を書かせてくれるきっかけ

   を作ってくれた女性も某大学の工芸科に無事入学しブログによりますと、充実した大学生活

   をしているようなので、ホッとしています。そこでかなりご無沙汰していましたこのコ−ナ−

   もこれで最終としたいと思っています。書きたいことは山ほどあります。特に若い人たちに

   は私の夢を含め山あります。でも、殊の外、今回の美術部章に関しましては、際限がありま

   せん。中途半端ですが、ここで一段落とし、近日中に新しく作るコ−ナ−「担任だより」

   (学級通信)で「教師の生き甲斐」について赤裸々な原稿を載せてみたいと思います。


     さて、共同制作も思い出せばきりがない。何せ毎年の行事だからだ。この他、オセロ

  をテ−マにした共同制作。だまし絵をテーマした共同制作等々印象に残っています。オセロ

  では、教室の床をオセロの盤に見立て白黒で表現。ビショップはハッポースチロールで制作、

  だまし絵では壁面は白黒だまし絵の作品を再現した。

   このような作品には部員が一致団結が必要で、制作までに毎年生徒達と時間をかけて

  話し合い、部員総力をあげられる用にした。無論、部員達はそれに応えて必死で2ヶ月

  間、授業を終えた放課後制作に没頭した。だから、部員相互の繋がりと顧問との繋がり

  も密になることが出来た。この企画は本来、美術作品という極めて個人的な世界をクラ

  ブ部員全体に押し広げ連帯意識を強めるばかりでなく部活動の充実感に繋がった。

   私もこの共同製作で気力も充実し、すこぶる楽しい部活動が出来たと思っている。

*合 宿

繋がりと言えば、合宿もまたとない機会だった。合宿は、主に八ヶ岳の麓にある学園寮

だった。当初は、美しの森近くにあるスケート場が制作の拠点で、そこまで40分近くの

  道のりをキャンバスと絵の具箱とイーゼルを抱えて歩いて移動、スケートリンクのそこか

  しこに場所を設定し終日制作に励んだ。そこからは八ヶ岳の雄姿が一望出来、みんな落ち

  着いて制作出来た。スケート場が無くなってからは、清里高原あたりまで足を伸ばしたり、

聖泉寮から見えるアルプスや牧場等々を制作したりした。

その他、蔵王のドッコ沼で合宿をしたこともあったブルーの水をたたえた「お釜」の美

  しさに部員達は歓声を上げたのが印象に残っている。

   西伊豆での合宿は、海をモチーフにした作品作り。応援の先生も参加してみんなで賑や

  かな一時を過ごした。

立科にある同僚の別荘を借りての合宿も実施した。この時は、自炊だったので食料品の

  買い出しや食事作りが大変だった。顧問としての料理の腕前を披露したりした。この合宿

  は個人の別荘であったため部員達は羽を広げ合宿を堪能出来た。

   異色の合宿場所を選んだ事がある。それは、職場の同僚の故郷の旧家だった。

  新潟県の豪雪地帯にある同僚の旧家周辺は過疎地で茅葺きの農家が僅かに建っているだけ

  で、かれの旧家の前は廃屋となっていて雪の重みで崩れたままだった。彼の旧家は二階建

  ての茅葺きの農家で作りはしっかりしていた。ただ、都会とは違い水道もガスもない所で

   水は川の水を使用。料理は囲炉裏で作り、風呂は僅かにホースで出てくる水を一日かが

  りで風呂桶にためての入浴。部員達優先で顧問が最後に入る時は、風呂桶には10cm程

  のお湯しかない有様だった。トイレも当然水洗ではない昔のポットン便所だ。

   食事作りは夏の暑い日だ。囲炉裏で汗をダラダラ流しながらの食事作りとなった。鍋に

  汗がしたたり落ちたりして、それはそれは大変な食事作りとなった。

   この異例ずくしの合宿期間、誰一人体調を崩す部員は出なかった。そればかりかこれら

  は部員達の貴重な体験となった。

夜、花火を終えた後、見上げた夜空は満天の星空、部員の一人がこの満天の星空に思わ

  ず歓声を上げた。都会では決して見る事の出来ない星空だった。加えて、豊かな自然は部

  員達の心をなごませてくれた。この合宿が成功裏に終わったのも3人の先生方等と協力が

あったからだった。今でも、きっと部員達にはあの茅葺きの家と星空と貴重な数々の体験

は心のどこかに息づいていることと思う。

   少々変わった合宿としてテントを張ってのキャンプ合宿もあった。房総半島の突端にあ

  る千倉海岸で海水浴を兼ねた合宿だった。その時はテントを含め沢山の荷物を持って電車

  を乗りついで大変な思いをして現地にたどり着けたことが思い出として残っている。

校外だけでなく、校内合宿も何回か実施したことがあった。校内合宿もメインは、モデ

  ル協会から派遣されたモデルでの制作だった。ヌードのモデルを使っての粘土彫刻や、ク

  ロッキーや油彩画制作が主だった。

   このように旅行を含め部員達との親密な触れあいが数多くあり思い出も多い、でも、ど

  ちらかと言えばその多くは、部員達との破天荒な触れあいで生まれた。

 特に思い出が凝集されていたのが特に24才〜28才頃だ。この頃は私も若く血気盛ん

  で破天荒な生き方をしていた時期だった。

   でも、それだけにそれらが私の心に思い出が生き、彼女達の心にも生き続けたのだ。そ

  の証拠にその当時の部員達とは今もって頻繁に会っては昔話に花を咲かせているのだ。そ

れも数えれば40年近くにも及ぶつき合いなのだ。

無論、彼女達が卒業した後も新しく入ってきた美術部員達とは親しくつき合い、また楽

しい思い出も数多い。

   最後に一言。これらの思い出の数々を作り得たは、実は私の高校時代が原点にあったと

いうことだ。工芸高校の美術科で私自身が感じ得た青春や感動や喜びをこの美術部という

  活動を通して生かしたいという思いが絶えず心の底流を流れていたのだ。そのことを付け

  加えておきたい。(終わり)

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美術教師への道・教師の生き甲斐(22)

 美術部と私・共同制作

   イラストレーターの長岡秀星が描いたイラストを元にした作品では、何点かの彼のイ
  
  ラスト(シルクロードを題材にした喜多郎のレコードジャケット等)選び、作品を教室

  全体に置き換えた。床と壁面とが一体となるように何本もギリシャ風の柱を立て、床は

  砂漠にみたてて黄色く染めたハッポースチロールの粉を敷き詰めた。これまた、大好評

  だった。テーマ「はるかなる時を求めて」だった。
  
   この作品になると、懲りにこって舞台の様相を呈した。だから、観客がこの教室に入る

  とシルクロ−トの演技の舞台にいる感がしたに違いない。床の砂漠をイメ−ジした池から

  はドライアイスの煙が立ち上り、幾多郎の「シルクロ−ドむのシンセサイザ−の曲が流れ

  てくるのだから・・。美術作品としては行き過ぎた作品となったのはいなめなかった。
 
  しかし、部員たちは、長岡秀星の類い希な高い表現技術を学ぶことになった。

   http://members3.jcom.home.ne.jp/kabanotakara/ 

*失礼!ミスで写真がたてになっています。これを横にしてみてください。

 

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 美術教師への道・教師の生き甲斐(20)

 美術部と私・共同制作(キリコより「祈り」)

 この共同制作はキリコの作品をモチーフにしたものでメインは巨大なタマゴとその前に跪く僧侶。

 巨大なタマゴは金網で原型を作り、そこへ石膏の直づけほどこした。タマゴの滑らか曲面を出す

 のに一苦労だった。

 担当した部員が毎日のようにカッタ−ナイフで削っていたのが印象的でした。僧侶は、ハッポ−

 スチロ−ルで原型わ大まかに作り、石膏に浸した布をかけて作った。この作品の左側にも僧侶の

 立像を作ったがこれも同じ方法で作った。比較的小さなタマゴは、風船を膨らませてそこに三角

 形に切った和紙を幾重にも貼り合わせて作った。この教室は、地下の美術室で普通教室の1.5

 倍の広さだったので大変だった。これまた異色の作品で好評だった。

 美術教師への道・教師の生き甲斐(19)

 共同制作・心に残る作品

  共同制作が教室全体を使っての作品となったのは、前回書いた「年輪」をテ−マにした

 作品だった。この共同制作が大変好評だったので、翌年から教室空間全体を使っての共同

 制作が文化祭での美術部の恒例となった。1教室が個人制作の展示場・もう1教室が共同

 制作(年によっては2教室テ−マを変えて発表したこともあった。)

  思い出せる作品として、ブリキをハンダづけしたオブジェ・カラ−のビニ−ル板と灯り

 を取り入れたオブジェ・ブリキ製の巨大モビ−ル・セロファンを使ってのアレンジした太

 陽のステンドガラス風大壁面等々、部員達の意欲的な様々な作品が思い出される。
 
  この共同制作が懲りにこった作品へと変化し、好評を博した作品として画家マグリットの
 
 作品をモチ−フにして教室空間を構成した作品が会った。

  この作品は、マグリットの作品を何点が選び出し、それらを立体的に表現した作品となっ

 た。この作品は教室全体を床を含めてプルーに着色、天井はブルーに染めた布を張り巡らし、

 白のスプレーで雲を表現、あたかもの部屋に入ると観客が空の中に浮かんだように感じさせ

 る工夫をした。グル−プ毎の作品の他、教室全体を別世界に変えるために部員達はヘトヘト

 になりながらも必死で協力し合いながら制作に励んだ。その結果、文化祭で大賞を受賞。観

 客からの高い評価は部員一人一人の自信となり、頑張った者のみが感じることが出来る充足

 感と達成感が部員達の心に生まれた。この共同制作のテーマは「飛ぶ」だった。
   
  http://members3.jcom.home.ne.jp/kabanotakara/

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