投資道

相場を見て事業を見る。資本家・事業家のように考え行動する投資家を心掛ける

投資哲学勉強

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前回記事「投資活動自体を楽しんでしまおう」でコメントをくださったネイティブさんへの返事コメントが長くなってしまったので、またまた失礼ながら記事にさせて頂きました。
コメントは500字制限なので、長いコメントでは読み難いと思いまして、勝手させて頂きます(><)


ーーーーーーーネイティブさんから頂いたコメントーーーーーーー
日本と米国のお金にたいする考え方、経営の在り方。
ここは、十分に議論したいところですよね。。

J&Jの46年間連続増配の話を聞いて絶句でした。。
こんな会社が存在することすら考えたことなかったのです。


ーーーーーーーコメントへの返事のコメントーーーーーーー

そうですね、各国とも国民性と言うものもある程度違いがあるので、海外に投資する時は、それが長期投資の場合に限ってそこら辺も考えてみるもの投資の楽しさに繋がるかもしれません(^^)

例えば投資先大国(←今思いついた造語です。笑)でもある米国、ここの国民性・気質は日本のそれと全く違うと言っても過言ではないですよね。
片や先住民を追い出して国を作った狩猟民族、片や島国で単一民族の農耕民族、気質も当然の如く異質ですよね。
そして何と言っても米国は浅い歴史の中でも世界の大国に伸し上がっており、その発展力は世界中を見渡しても他に類を見ません。

その原動力は解説は学者さんに任せますが、簡単にその徹底した合理性と開拓精神にあると思います。
その徹底した合理性が機能している限り、日本によくある「馴れ合い」も少なければ「玉虫色(漢字が違うような・・・)」と言う色もありません(笑)
この「なぁなぁ、まぁまぁ」が無いだけでも企業の性質は全く違ってくるし、資本市場も本来の機能を果たし続けることと思います。

そもそも株式持ち合いは本当は上場しながらも経営原資を長期的な戦略の為に使い易くする為のものだったはずが、いつの間にか経営陣の保身の為の鋼鉄のガードに成り下がってしまったのも、自分だけと言う人間本来の性質にこの「馴れ合い」や「なぁなぁ、まぁまぁ」が作用した結果に他ならないと思います。
これでは資本市場の本来の役目を果たす事など出来る筈もありません。

資本市場とは、高い自由度を持った資金が、有効活用されるべく資金効率の高い場所へ集まるように機能すべきです。
そして市場で調達された資金は高い効率性で使われ、その結果として生み出された利益は出資者へ還元されるシステムです。
それが持合いが悪い意味で発達してしまった日本市場に於ける日本企業は、市場で調達した資金は返す必要のない資金である位にしか思わなくなってしまい、(持ち合っている銀行も潰れる可能性でもない限り文句もなく)低過ぎる資金効率性でも誰も異議を唱えれなくなり、株主など「お前誰や」の世界になってしまいました。
これも最近見直される傾向にある(配当性向も全体的に上がって来ています)ことは良いことですよね。

では資金効率だけを考えられてた市場で良いのかと言うと、それも違うと感じます。
資本家(株主)が顔を利かせ過ぎると、今度は資金の効率性ばかりを追求するようになってしまい、どうしても近視眼的になる為、長期的な戦略を描き難い経営環境になる恐れがあります。
これが故に米国でも優良企業がMBOで市場から姿を消すケースも、稀ですがあります。
その経営者は確か「1ペニーの暴挙」などと言っていたような記憶が確かあります。
長期的に増収増益を続けているのに、四半期決算が市場の予想より少し高いか低いかで株価は企業価値を数十パーセントも上下させます。

本来企業経営と言うのは、攻める時に必ず資金需要があるため、殆どの場合で一時的な赤字になります
それが1期であったり1期半続いたりするのに(3期赤字は問題外ですが^^;)、これを資本家が4半期の赤字にピリピリしていては、長期的な戦略など描けるはずもありません
これが徹底して合理化され過ぎた資本市場の欠点の1つでもあると思います。


米国と日本、それぞれの市場の欠点を書きましたが、逆もまた真なりで、欠点の裏返しがそれぞれの長所にもなります。
つまり米国の市場では資本家を強く意識した資本政策と、絶え間ない資本の効率化によって企業と投資家が共に速いスピードで富んで行きます
日本の企業は市場から調達した資金を、短期的に赤字を出しながらも後期的な戦略の元に資金投下して行くことが出来ます

米国も日本も今となっては拝金主義が蔓延り、お金の為にペコペコして、お金の為にピリピリする毎日を送っていますが、こんな小さなことは置いといて、お金をただの便利な道具として考えたならば、資本市場とはお金の効率性を↑に書いたようなメリット・デメリットをひっくるめて総合的に上げていく非常に便利で素晴らしい場所であると思います。

米国の市場の良い部分を見せつけながら、稀に見る弛まない努力と運とを持ち合わせて、投資家の資金と共に成長し続けたJ&JやP&G、コカコーラなどは、まさに投資家にとっては願ってもない自己資金を効率化させることが出来る投資先でありますよね。
勿論これだけの規模になると、成長性は安定感を得る代わりに速度を失うのはしょうがないことです。
でも(上場しているだけでも普通ではないですが、この場合上場企業の中でという意味で)普通の企業よりはまだまだ成長性は負けませんし、尚且つ安定感もあると言う素晴らしい投資先であり続けています。

それは上場して如何に成長性を説明しようとも、現実に事業を営むと「現実は厳しい」と言うことに嫌でも体験する羽目になる現実に全ての企業がぶつかるからです。
事業を始めて利益が安定的に出せるようになるまでの苦労は、「こんなこと何で始めたんだ?」って自問してしまうくらいだし、儲かれば儲かったで競合がドンドン現れて(儲かれば儲かるほど当たり前のように競争も激しくなります)、更なる努力を継続する必要に追われ続けるからです。
まず利益を上げることは想像できる範囲で難しいですが、とりあえず上手く行ったとして、それを継続させ更に成長させる困難さは・・・ちょっと分かんない(笑)

日本でもトヨタや松下など長期的に投資家と共に大きくなった企業群はありますが、投資家に与える影響という点で米国のそれとは大きく違いますね。
それは良いも悪いも日本流・米国流の違いなのかなっと思います。

で、話はドンドン変わっていきますが(笑)、こうやって議論をしていると、投資の最大の魅力は良い考え方・良い取り組み方をしている企業を自分なりに探し出し、投資した後も株式を持ち続けることだと思う次第です。
買ったり売ったりの投機ジェットコースターも楽しいですが、やっぱ企業の理念・ヴィジョン・自らの存在意義への考え方・実業への取り組み方を見ながら「イイね、イイね〜」と思える企業に投資するのは楽しくもあり、興奮もしますし、投機のようにアクセクしたり冷や汗をかく必要もないですしね。
また知らず知らずのうちに自分の投資活動自体が社会の役に立っているのだから、言う事ナス!(笑)

ただ自分の考えが間違っていた時に、投げた資金は返って来ないという覚悟も同時に持つ必要があるのは言うまでもないですし、この「覚悟」こそ銀行金利を遥かに超えるリターンを可能にする「素」である事も言うまでもありません。

またまた話が長くなっちゃいましたので、記事にさせて頂きます。。。
勝手にすいません(><)
ってな事で(笑)、今日も張り切ってイコー!https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/f1/9a/ayme084/folder/288130/img_288130_1250868_15?20060331082731.gif

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株水兵さん。。

有難うございました。。参考になりますm(__)m

日本とアメリカの文化が違えば、長所と短所が違いますよね。。

今まで、日本の目で見ていたから気がつかなかったと思います。。

どうもありがとうございました。

2008/8/10(日) 午後 0:01 [ - ]

国が違えば文化も違いますものね。

株水兵さんの記事は深いですね。

2008/8/11(月) 午後 8:41 あきりん

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いえ、水兵ワールドをプチっと展開してしまい申し訳ありませんでした(^^;)
?マークが付いた事について、今までの人生経験や知識を基に考えていく作業って楽しいんですよね。
ただ単に頭に入れた知識もドンドン発信して、色んな議論で捏ね繰り回されてこそ、自分なりの知識になって行きますし。

人も国もそれぞれが違うからこそ、それぞれの良い所・悪い所があります。
悪い所を議論するのではなく、悪い所を把握した上で良い所を伸ばす議論をする、これも人も国も同じなのだと思います。

経営に関して言えば、基本的には米国的な割り切った規則の上に日本式の情のある懐の深い経営が出来れば、素晴らしいものになるのだと思います。
これは相反するものなので、もの凄く困難ですが、米国企業の中でも人材は余所から取らず会社の中で育てたり、色んな素晴らしい努力をしている企業はポツポツありますよね。
まだ読んでないのですが、ビジョナリーカンパニーなどに書かれているのかと思います。

2008/8/11(月) 午後 8:47 [ 株水兵 ]

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あきらさん>
コメントが前後してすいません(^^;)
そうです、人が違えば性格も考え方も違うように、国もそれぞれの文化・雰囲気がありますよね。
深いと言うより、単純明快に自分が感じた事をどんどんアウトプットして行っているのでオリジナリティに富んでいるのかもしれません(^^;)

僕の議論は難しい理屈を以て反論されても反応はしません(笑)
(内容は難しい事は1つもないはずです)
どんな簡単な事でも、どんな単純な事でも、その人がハートで感じたことならば、僕も必ず反応します。
議論とは本来そうあるべきだと思うのですが、最近では小手先の議論が多いようです。

とくかく難しい言葉や、専門的な知識・用語を使えば、話として格好は付きますが、そんな事は僕にとって何の意味も価値もありません。
思った事、感じた事のぶつかり合いが楽しんですよね(^^)

2008/8/11(月) 午後 9:34 [ 株水兵 ]


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