投資道

相場を見て事業を見る。資本家・事業家のように考え行動する投資家を心掛ける

投資哲学勉強

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最近日経も9千円前後で推移し基本的には安いのですが、つい最近に6千円台を見ているので、どうにもこうにも安く感じないし、ちょっと待とうかなと言う気持ちが働きます。

あの日経が7千円を切れた日は、実は朝1300円付近になっているイビデンを見て、水兵INDEXに組み込むべく1350円で差したのですが、上昇に間に合わず約定しませんでした。
10日もしないうちに株価は2000円を超えるなど、大型株ならぬ動きで上げ下げしています。

国際的な優良株が軒並み業績下方修正していっているように、実体経済もただならぬ様相を見せて来ました。
もちろん株価はそれを先取りして軟調になっている訳で、実際今の株価でも2009年3月期を来年の夏に発表する頃にはPERが10倍以下と言う訳にはいかないと思います。
(現在の株価水準で、恐らく今期予想PERで15倍付近になると思っています)
しかし景気は必ず循環するので、来期の予想PER15倍以上になって割安ではないと感じても、数年後には実は割安だったとなる可能性は高いです。


今、マルクスの利子取得貨幣の理論を見ているのですが、利子を取得しようとする貨幣が取引を繰り返す毎に、一定の間隔をおいて現金の需要が高まり、利子取得貨幣つまり株券や債券などの暴落が起こるのは必然と言う理論は納得がいくものです。

この理論を資本主義経済の真理の一つとするなら、金利が上昇し株価も高くなり貨幣が浮かれた時に、利子取得貨幣を将来見直される時が来るであろう現金に一旦変えておくと言う運用の仕方もありかなと思います。
ただこのやり方は人間の心理を無視した時間軸で行われなければならず、恐らく上手く運用したいと言う気持ちがある限りは、精神的に困難であることは間違いないです。

これは何を前提に考えているかと言うと、株式運用をする場合にバイ&フォーゲットで行くか、5%以上の公定金利の振れを見て、利息取得率を高効率にするべく株式や債券と現金のリバランスを繰り返すかと言うものです。

例えば金利が5%を超えた時、恐らく株価も相当に高くなっているでしょうから、その時点での株価での投資でのキャピタル・インカムを含む株式総合収益率が、現金預金利息(若しくは債券利息)を下回る可能性が出て来ます。
これを単純に金利利回りの高い方へリバランスし、預金金利が株式収益率(PERの逆数)を下回れば、株式に再度リバランスするという運用法です。

これは本では読んだことの無い運用法ですが、今マルクスを読みながら思い付いた運用法です。
理論的な運用法ではあると思うのですが、引っ掛かる点が一つだけあります。
それは、この運用法が自分が100%投資家である事を認める方法であり、決して資本家ではないと言うことです。
その点だけが、資本家として行動しようとする自分の運用スタイルに反するので引っ掛かります。

運用法と言うのは、最初は色んな運用法の良いとこ取りでもいいと思っていたのですが、実際は一生運用して行く訳で、その方法は一本筋の通ったものでなくてはなりません。
だから自分の運用法に相反する要素を取り入れる訳には行かず、もう少し研究する余地がありそうです。


ゴチャゴチャ書きましたが、何れにせよ今から暫く株式の買い場であることに変わりはなく、企業研究も同時進行させながら淡々と株式を取得して行きます。
個人投資家の多くの方は、見通しが不透明とか悪いと言う理由で投資を様子見する投資家が多いですが、そんな予想だからこそ株価が安い訳であって、見通しが晴れて来た頃には株価は買いにくくなって来ています。
破綻を恐れるなら国際優良株に投資すれば良いだけですし、リスクもリターンも事業展開も全てを楽しみたい方は、自身の見込んだ企業へ投資して行けば良いのだと思います。

実体経済の今はと言うと、経済活動の最前線に居る感覚としては、やはりかなり悪いです。
自分の地元の東海地区では、皆さん御存知のように自動車産業のメッカなので、人材派遣の期間工や外国人労働者を筆頭に酷いことになっていますし、規模が大きいので、それに伴って小売りにまで影響が波及しています。
下請けは財務体質の弱い所からドンドン倒れて行っていますし、それに伴い地元の小規模金融機関も追い込まれて行っています。

今回の記事で書いた事も踏まえ、この相場では淡々を株式を買い進め、今後日経が12000円を超えて来たら株式の追加投資を一旦停止して、研究期間に入る予定です。


それにしても気が付けば秋も深まり、冬の到来を感じる季節になりました。
この時期は意外と風邪をひきやすいので、皆様体調の変化には十分気を付けてあげてください(*^^*ノ

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水兵さん、おはようございます。

株式利回りの基礎になる企業収益が有限である以上、
株価が高くなり過ぎて利回りが極端に下がれば振り子が逆に振れる(山高ければ谷深し)のは資本主義の理なんでしょうね・・・。

金利と株式利回りを見ながら株式・債券・現金をリバランスするというのは澤上さんのスタイルにも似ている気がしますね。

確かに常に利回りを気にしながら時には株式から資金を引き上げるというのでは資本家とは呼べないかも・・・。

自分はというと、そこまで器用にリバランスをする自信がないのと、
企業への思い入れがあったりもしますから、基本はバイ&フォーゲットに近くなるだろうなあ、と思います。

でも、今までの投資で納得いっていないものについては次の相場の山が来たときに売却するかも知れません。

この間名古屋へ行ってきたばかりですが、取引先(トヨタ系列でした)も大分景気が悪くなっていると仰っていました。
しかし小売にまで影響しているというのは、意外ですが言われてみるとなるほどですね・・・。

2008/11/13(木) 午前 9:24 [ baboocon ]

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babooconさん、こんばんは。
金利の変動に合わせてリバランス(このリバランスを澤上さんはアセット・アロケーションと呼んでいますが、これは分散と言うよりリバランスですよね^^;)するのは御存知の通り澤上流です。

彼の理論は金利上昇局面で対インフレ耐性の強い株式の価値上昇時に、利率の良くなっている現金・債券へシフトし、高金利によって段々蝕まれて行く企業利益を高金利を受け取りながら眺めて、その高金利が企業収益へ最大のダメージを負わす所で下がり切った株式に再度切り替えると言うものです。

今回書いたものは、結局やる事は同じです。
(とは言え僕は債券投資はしません)
ただ金利に単純に合わせると言う手法は実際に変換し所が難しです。
これに「実体が伴わない見せ掛けの膨張資本は必ず調整される」と言う理論を組み合わせることによって、金利だけでなく過剰流動性も考慮しながら金利動向を見たり、物価の変動を見ることにより、さらに感覚的に捉えやすくなります。

2008/11/13(木) 午後 7:59 [ 株水兵 ]

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澤上さんはこれ以上の事を人生の時間を掛けて体得しているでしょうが、我々はこれから学んでいかなければなりません。
とは言え、ただボーっと運用するよりも可能な限り理論武装して臨めば、実際起こった事への対応も、これからの運用の仕方も当たりが付けやすくなります。
所詮は無駄な努力かもしれませんが、こういった取り組みもまた楽しいものです(*^。^*)b

またこの手法の良い点は他にもあります。
書いたように現金に対しての需要が高まった時、実体経済で活動を続ける我々経営者も大抵は同時に資金需要が高かまります。
この時に手元に現金があると言うのは、たとえ個人の資金とは言え心強いものです。
この発言は裏返せば、経済的に家族を犠牲にすると言う事でもありますが、当然この先は様々な要素によって生活が成り立つように考えてはいます。

2008/11/13(木) 午後 8:00 [ 株水兵 ]

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まあ、これは全て理論ゲームです。
吉と出ようが凶と出ようが、所詮それらは表裏一体です。
吉があるから凶があり、失敗がるから成功がある。
最も肝要なのは成否に拘るのではなく、結果に関わらずその活動自体を楽しんでしまうことです。
だから結果を気にして右往左往する事だけ避ければ、あとは自分の思うように運用すれば良いのだと言うのが僕の持論です(^^b

ん?結構名古屋には来られることが多いんですね(^^)
駅前や地下街・繁華街は景気が悪いなんて感じないでしょ?
相変わらずブランド物は飛ぶように売れているし、女性の消費活動の活気には凄いものがあります(^^;)

2008/11/13(木) 午後 8:01 [ 株水兵 ]

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ただ街中から外れて郊外に目を移すと、生活防衛への力が高まっているのを感じますし、営業でクラブなどへ行った時に働いている女性と話をしていると、売上の減り方が半端ではないようです。

しかしこれも一つの流れなので、逆らうよりも流れを楽しむくらいで丁度良いです(^^)
なにも贅沢な生活をするだけが幸せではありません。
むしろ贅沢など関係の無い所に我々の本当の豊かさがあると気付けば、景気景気とムキになる事もないですよね。
そんな感じで客観的に景気の流れを見て行こうと思います。

2008/11/13(木) 午後 8:01 [ 株水兵 ]

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こんばんは。

結局、いつが買い時かと言えば、皆さんが様子見をしている時となりますね。(^O^)/
今、真っ只中かな?!何年続くかは判りませんが。。。(^_^;)
淡々と買い増したいです。

2008/11/13(木) 午後 10:10 ゆめかいびと

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kabu_suiheiさん、研究がすごいです。

ある方の名言を、引用します。
『ワタクシにはそんな難しい話はよく分かりません』(笑)

『預金金利が株式収益率(PERの逆数)を下回れば』
とありますが、デフレというのは恐ろしいですね。
預金金利が、それ以上の利回りとなりますし。

この、“利回り”の逆転は、日本の特性なんでしょうか?
とすると、不動産との関連は、どうなるのでしょう。
複雑ですね。頭が痛くなってきました(笑)。

2008/11/13(木) 午後 10:22 [ かめさん ]

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ゆめかいびとさん、こんばんは。
様子見ムードで買い手が少ない時は、やはり買い易いものですね。
ただし今の相場はボラが高く、投機家にはウマウマな相場なので、意外と買い難いです。

そして最高の買い時とは、誰も株式投資に見向きもしなくなった買い手不在の時でしょうね。
例えば世界大戦が始まる時や、世界大恐慌が起こる時など、誰もが株式がただの紙屑になると思った時こそ、買い場としては最高潮を迎える事でしょう。
ただしそんな時に株式を買い漁っていると言うのも、人としてどうかなと思っちゃいますよね(^^;)

我々は先の事など考える必要もありません。
考えて分かるものなら考える価値はありますが、考えても分からないものを一生懸命考えても、ただただ不安になるだけですし、何より時間の無駄遣いですよね。

言われるように、淡々と前進あるのみです(^^b

2008/11/14(金) 午後 6:55 [ 株水兵 ]

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かめさん、こんばんは。
あ、いや、ちょっと小難しく書いてしまいましたね(^^;)
何事もシンプル化を心掛けているのですが、申し訳ないです。

要は「実質取得利回り」を重視した運用を心掛ければ、知らぬ間に暴落を回避出来る可能性が高くなると言うことです。

投資家は利子取得を目指す生き物ですが、利子を取得するプロセスなど気にしてはいません。
その投資家の考え方の隙を突いているのが、今の複雑で高度な金融手法による投資銀行業務です。
それが行き過ぎて今回のようなメトロダウンを引き起こすのは、実は「暴落」ではなく「清算」なんだと思います。

2008/11/14(金) 午後 7:28 [ 株水兵 ]

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在りもしないお金を「信用」と言う名のもとにレバレッジを掛け過ぎて、結局裏付けのある貨幣の需要が高まり、信用収縮という清算(調整)に入ります。
収縮と言っても、実は元の在るべき水準に戻るだけです。

あ、またちょっとヤヤコシイ話になってしまいました(^^;)
今の日本の金利は異常事態で、いずれ何らかのしっぺ返しが来ると思われます。
例えばスーパーインフレ等の懸念もそうです。
ですが、このような利回りの逆転は何処にでもある話です。
これは景気と同じ波長で循環しているんだと思います。

2008/11/14(金) 午後 7:28 [ 株水兵 ]

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不動産と言うものは株式や債券とは違います。
性質的には債券に似ていますが、実在資産なのでデフォルトしないですし、纏まった額の資産を持っている方は不動産にも分散させるのがセオリーです。

また株式のように不安定要素が多くないので、その安定した収益性からDCF法で価値を簡単に弾き出せるのも良い所です。
空室率も賃貸の水準をどの程度まで下げれば打ち消せるか計算すれば、限りなく正確な妥当価値が出せる資産です。

不動産の一番の欠点は、先程も触れたように1取引の資金量が大きいと言うことです。
それを解消するものがREITを筆頭にした証券化手法だと思っていたのですが、今回の金融恐慌で日本でも証券化するチームの多くが粉々に砕け散ってしまいました(><)

話がかなり逸れて来ましたが、株式の利回りと不動産の利回りは相関関係はそれ程ないと思っています。
不動産に於いては貸し手と借り手のバランスが重要になります。
つまり不動産とは需給に大きく左右されるからです。

この様な性質を考慮して、世に言われている資産3分法というのが有るんだと、個人的には解釈しています。

2008/11/14(金) 午後 7:29 [ 株水兵 ]


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