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<今週の相場> 先週は週中だったか週末だったかは忘れましたが、日経がドシっと下げましたね(1日で1100円?)。 確かに1日の下げ幅は過去最高かも知れませんが、自分的には暴落とか急落とか全然思いません。 昨年末からこれだけ押し目無しで有り得ない上昇を続けて来た日経にとって、個人的な感想ですが「ただの調整」です(笑) と言うか、あと2000円〜3000円下げても、それも只の調整です。 リーマンショックの後だったか時系列の記憶が定かではないですが、日経が8000円割れして喜んで毎日色んな銘柄へ投資していた日々が懐かしく感じます。 その後は9000円を軸に上下1000円の幅で推移していて、市場の誰もが当分はこの水準で推移するだろうと言うコンセンサスでした。 それが現状はどうでしょう・・・まさに目を覆わんばかりの浮かれ振り(自分を含めて、笑) まぁ「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々♪」ですよ。 しかし我々のように長期的に市場に居座る投資家はそんな感じで見ていられるでしょうが、昨今市場が盛り上がっているからと言う事でドンドン参入している個人投資家は・・・ 先週の相場はまさにナイアガラの滝だったんでしょうね(汗) そんな投資家から見ればまさに暴落!なのでしょう。 事実自分も株式の評価額がメッチャ減りました(笑) これが相場です。 <本題> さて毎度毎度ことある毎に書いてますが、我々長期投資家の利益の源泉は株式の譲渡損益に由るものではありません。 配当こそが確実な利益なのです。 とは言え、売買益(キャピタルゲイン)も長期的には利益の源泉にはなります。 どう言う事かと言うと、少し噛み砕いて説明します。 市場のプロたちは売買譲渡益(キャピタルゲイン)と配当金(インカムゲイン)を別けて捉えていますが、これは彼らが金融商品を売る時に分かりやすく説明し、さも顧客に分かってもらった気分にならせて株式を含む金融商品を売りやすくする為に別けているだけです。 それを個人投資家の殆どが鵜呑みにしてしまっている状況です。 何故なら見たまんまだからです(笑) この理論は投機家(トレーダー)にとってはその通りですが、投資家(インベスター)にとっては感覚的に間違っています。 最初に結論を言いましょう、投資家にとってキャピタルとインカムは同義なのです。 長くこのブログにお付き合いして頂いている方は「あれ何処かで見たセリフ?」と思われるでしょう。 多分7〜8年前になろうかと思いますが、stareyesさんと言う投資家ブロガーが記事で書いていました。 あ、話が逸れましたが、これは簡単に言うと企業が事業活動で得た利益が投資家の利益になるのですが、「その利益の何割かを配当金としてその場で投資家に渡し、残りは企業内部に残して更なる事業投資に投資するので収益が伸び、その伸びた収益で投資家に更に多くの配当金を渡す事が出来る」仕組みです。 そして株式市場の投資家はその配当金を貰う権利の株券を他の投資家に売って譲ることが出来る訳ですが、譲る時の株式の価格(株価)はどれだけの配当金を渡す力(収益力)があるかによって決まります。 つまり、配当金(=インカム)+配当金を出す力(収益力)(=キャピタル)が投資の利益の源泉と言えます。 インカムは素直に理解できると思いますが、キャピタルの部分は投機家と投資家では捉え方が全く違って来ます。 投機家にとってキャピタルとは株価変動そのものなのです。 それに対して投資家にとってキャピタルとは収益力、つまり配当金を出す力がどれだけあるかなのです。 株価と言うのは常に変化して相場変動によって大きなボラティリティを持ちますが、長期的には収益力に収束します。 何故なら投資家は今後どれだけの配当金が貰えるか否かでその企業に投資するかどうかを決めるからです。 これはバフェットでも同じでしょう。 だからこれらの長期投資家は投資した後に市場が5年でも10年でも閉まって取引出来なくなっても構わないと言っていられるのです。 さて、ここまで長々と読んで下さった方は少ないと思いますが(笑)、これを大体で理解すれば投資家思考が身に付いて来ると思います。 その思考回路で今回の相場の下げを見て下さい。 暴落と言っているのならば、投機家か昨今言われているバリュー投資家と言うタイプを目指していることになり、それを自覚することがその道で利益を上げる第一歩となります。 一つ言っておきますが、これは投機家やバリュー投資家を批判しているのではなく、自分がやっている事と思っている事が違うと長期的に自分を見失い損失に繋がると言う事を言っています。 トレーダーならトレーダーとして自覚を持って動けば利益が出るでしょうし、投資家なら投資家思考回路で動けば長期的には利益が出ると思います。 やっている事はトレーダーなのに時々投資家のような思考が混ざると、何をやっているのか自分で分からなくなり、相場に翻弄されてしまうのが落ちです。 トレーダーは毎日動き回る獲物(株価)をハントする楽しみがあるし、バリュー投資家はMrマーケットのオッチョコチョイな隙間(株価と株式価値の乖離)を狙って短中期のスイングの楽しみがあるし、長期投資家はどれだけのインカム(現在配当と将来配当予測)を頂けるかを計算しユッタリノンビリと心穏やかに日々を楽しみながらジワジワ利益を得て行く楽しみがあります。 どれも良い所があります。 ただやってはいけないのは、上記しましたが長期投資家の思考で毎日の株価変動を気にしたりすると両方のメリットが消えるだけでなく、損失にも繋がりかねないので注意が必要です。 以上のような長期投資家思考をザックリ理解すると分かると思いますが、相場が下げれば下げるほど我々にとってはチャンスなのです。 (現在と将来の配当利回りが上がる訳ですから!) (ついでに売却益も大きくなる可能性が高くなり、パフォーマンスのダブルアクセル) とは言っても、相場が上がって株式評価額が上がるのは決して悪い気分だけではありません。 これが「上がって良し、下がって良しの相場かな」と言う訳です。 長期投資家はどんな相場になっても御機嫌なのです♪ これが本当の長期投資の醍醐味ではないかなと個人的には思います。 あとキャピタルの部分ですが、これにはエージェンシーコストと言うのがあって・・・
この議論は広がって行くのでこの辺で(笑) |
投資哲学勉強
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こんにちは。
とても分かりやすい解説ありがとうございます。スッキリしました。
<上がって良し、下がって良しの相場かな>、はいいですね。松下幸之助さんの<好況よし、不況なおよし>を思い出しました。
2013/5/26(日) 午後 4:03
改めて、大切な部分の記事UP、ありがとうございます。m(__)m
同時に、EXITのタイミングも少しずつ考えて行かなければいけないのかなぁ〜などと考える今日この頃です。^m^
2013/5/26(日) 午後 6:31
onebridge4さん、こんばんは(^^)
普通の投資家さんなら面白くない内容の記事ですが、これは長期投資家にとって当たり前の内容です。
本当は下がった方が良いのですが、下がったものは上がる、上がったものは下がる、これが古今東西の相場の不変の事実です。
この相場の事実を無視して株式運用することなど不可能だし、相場に逆らってパフォーマンスを上げる事も不可能です。
相場が何処まで騰がるか、何処まで下がるかを予測することは不可能ですが、値段が価値を超えてしまったのは分かります。
これは個人的なやり方ですが、その会社のオーナー経営者になればいいのです。
もちろん本当になる事は出来ませんが(笑)、事業のリスク・収益性に対して負債率のリスク・それらのリスクを考慮した上で儲ける事が出来るか?
2013/5/26(日) 午後 10:37 [ 株水兵 ]
(つづき)
そうです、株式投資は事業投資そのものです。
事業投資はいくら収益を上げれる事業でも投資額が更に大きければ回収不能になります。
株式投資で言うと、優良企業への投資でもバリュエーションを誤ると損失を出す可能性を高する事と同じです。
投資先の財務内容・収益性を見て、今後事業継続が可能な予測範囲で収益を上げて投資を回収出来るかをある程度判断出来れば、株式投資でもエントリー可能と判断しています。
ただ単に相場が高いからエントリーが出来ない訳ではなく、投資に見合った収益を上げればエントリーして収益を上げ続ける事は可能と考えます。
ただ、相場が悪く株価も全体的に低ければパフォーマンスが良くなると言うだけの話です。
何故なら飲食店を始めるのに3000万円要るとすれば、今は土地も建設費も安く済んで1500万円で店舗スタート出来ますよとなれば、誰がどう考えても1500万円で始めた方が儲かりますよね。
相場が悪いと言う事はそういう事なんです。
2013/5/26(日) 午後 10:38 [ 株水兵 ]
(つづき)
事業をスタートさせるには(株式投資するには)、景気が悪い時(相場の悪い時)が絶好のタイミングなのです。
もう一度言うと、株式投資は事業投資そのものです。
経営の神様松下幸之助の言葉は更に深く、不況の時こそ知恵も出ると言う意味もあると思いますが、人間も同じですよね。
何事も順調な時は何も前には進んでいないのに、苦労して何事も上手く行ってない時こそ人は凄い勢いで成長しています。
皮肉なもので人の感情とは裏腹に物事は進んで行きます。
相場も同じで、今の相場のように浮かれている時こそ危険が多く潜んでいて、昨年までのように総悲観の中にはチャンスがゴロゴロ転がっています。
この手の話をすると長くなりますね。
すいません(^^;
2013/5/26(日) 午後 10:38 [ 株水兵 ]
ゆめかいびとさん、こんばんは(^^)
簡単な感想は↑のonebridgeさんへのコメントバックに書きましたが、言われるようにEXITを考えるのも一考です。
ただ、EXITする場合はEXITした後を考えておいた上でEXITするのが投資家としてはセオリーだと考えています。
例えば1つは、EXITした資金で旅行に行く(イイですね♪)。
1つはEXITした資金を直ぐに再度割安株に投資する(リバランス)。
1つはEXITした資金を株式とは逆の動きをする債券に投資して相場の下落を待つ(そう上手く行くかな?w)。
1つはEXITした資金で株式・債券・不動産に拘らず高利回りの金融商品に振り分ける(手堅い)。
1つはEXITした資金を使う当てもなくキャッシュのまま置いておいて「へっへっへ〜、何に使おうかな〜」的な(エロい、笑)
EXITしたは良いが、万が一相場がそのまま上昇した時は歯痒い思いをしないようにするためには、例に挙げた以外でも何でもイイのですがEXIT後を考えておくのが良いと思います(^^)
2013/5/26(日) 午後 10:59 [ 株水兵 ]
こんにちは〜♪
分かり易い記事を有難うございます。
私は優待株投資をこれからも続けていくつもりなので、上がっても下がっても基本的には優待廃止が無い限り売るつもりはありません。
相場が上昇すると持ち株の含み益が増えて嬉しいですが、新規に買えないのが難点ですので、暫くは現金保有していこうかと思っていましたが、まだまだ下げが続くのであれば、又参戦しようかと思っています。^^
2013/5/27(月) 午後 3:18
Poohさん、こんばんは(^^)
優待銘柄への単元投資はホールド力が強いので、バイ&ホールドしやすいですよね。
確かにホールドしっ放しだと、新たに優待銘柄を見つけて新規投資したくても資金が無いと言うケースもあると思いますが、その時は今保有している銘柄と比較して魅力的ならば売却してリバランスするのも良いと思います(^^b
今日もまずまず下落してくれたので、目を付けていた銘柄へ投資することが出来ました♪
明日以降も下がるかも?
自分が納得の行く株価で投資出来れば、翌日から株価が上がろうが下がろうが構いません(^^v
長期投資って気楽で最高ですよね♪
2013/5/27(月) 午後 9:54 [ 株水兵 ]
>投資家は今後どれだけの配当金が貰えるか否かでその企業に投資するかどうかを決める
私は今後どれだけの配当金と優待が貰えるか否かでその企業に投資するかどうかを決める。そういう意味では少なくなりましたが、まだ投資できそうな銘柄は残っています。。。
2013/5/28(火) 午前 9:39
おお 僕は投資もするし投機もする。そしてたまに頭がごちゃごちゃになってます。 銘柄も投資と投機の銘柄が混ざっていてもう手がつけられないぐらいになってます。 基本は自分年金なので高配当銘柄中心に運用しています
2013/5/28(火) 午後 6:53 [ かんち! ]
温泉バブルさん、おはようございます(^^)
今現在の相場水準だと大型優良銘柄は殆ど魅力の無い株価水準になってしまいましたが(好況になり企業業績が上方修正されれば話は別ですが)、中小型株は良いものが割安な水準な銘柄もチラホラありますよね。
世界では類を見ないと思いますが、この日本市場では優待も立派な株主還元策の一つです。
僕も優待の額をWikiの表で管理していましたが、ちょっと管理しきれなくなって諦めました(^^;
TVでやっていた元プロ棋士の優待生活で、優待を使い切る為にカラオケが嫌いなのにカラオケ屋に行くと言うのは笑わせてもらったし、それって還元じゃないじゃんと思いましたが、まぁ本人が楽しそうだったのでそれも有りかと(^^b
ただ優待は当たり前ですが再投資は出来ません。
とは言え、自分の嗜好に合った消費の仕方なら、長期的なインフレを考慮して配当再投資と同程度の効果は有るのかもしれないなと考えます。
それに優待って話題にも出来るし楽しいですよね♪
2013/5/29(水) 午前 7:59 [ 株水兵 ]
コージさん、おはようございます(^^)
コージさんの場合はトレードが時間を楽しむツールの一つになっているので良いんじゃないですか(^。^)
ただトレードでトータル的に損失になるのなら、トレード自体が楽しいと言うなら良いのですが、後悔が後に立つくらいなら旅行に行ったり違う趣味に没頭した方が良いのでは?
僕がそれだけ時間にゆとりがあれば、投資研究室を強化して長期的な銘柄研究を進めると同時に、現在の事業価値と株価の開きが大きな銘柄を内容精査してバリュー投資しますね。
ただ御存知のように万年割安株と言うのも存在するのでパフォーマンスを期待することなく結果を研究の材料としてフィードバックして更なる研究を進めるのが僕の趣味です。
これって株オタクですね(笑)
2013/5/29(水) 午前 8:23 [ 株水兵 ]
(つづき)
今はワザとボラティリティの高い銘柄に投資して研究を進めています。
収益性が高い過ぎるが故に資本効率も抜群なのですが、市場が未成熟で今後拡大する可能性が高いにも関わらず市場の中で勝ち続けれるかどうかが問われている為に、高いボラティリティに繋がっていると見ています。
その市場の2社の簡単な解説をコージさんのブログでコメント書いていたのですが、結構書き込んでから突然ページが消えてコメントが飛んでしまったので、流石に2回書く気力もありませんでした(^^;
これらの銘柄も内容を精査して行くと、それぞれの路線で勝機を見出して行こうとしていますね。
ですね、(可能なら好業績で)高配当中心の運用がコージさんのライフスタイルにも合っていると思います(^^b
僕もコージさんと同じスタイルに出来るようになったものの、仕事関係の方々が許してくれる雰囲気ではないので、まだ先になりそうです。。。(泣)
2013/5/29(水) 午前 8:23 [ 株水兵 ]