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速報ニュース配信担当デスクのKです。 24日の東京株式市場で、日経平均株価は反発し、前日比40円71銭高の9590円32銭で取引を終了。きのう23日に割り込んだ25日移動平均線には届きませんが、値持ちの良さがうかがえます。前回4月28日に25日線を下抜けたケースでは翌日に再浮上し、相場の先高感を印象付けた経緯があります。今回も早期に25日線復帰を期待したいところですが、先の1万円大台乗せで、目先的な目標達成感が漂います。前日明らかとなった世界銀行による09年世界経済成長率予測の下方修正を引き合いに出すまでもなく、景気回復期待の後退も気になるところです。 東京市場では、朝方、底堅くスタートしました。NYダウ、ナスダック総合指数は小幅続落でしたが、前日の日経平均276円安の反動から、買いが先行しました。取引開始前に発表された5月の貿易統計・速報で、貿易黒字が2998億円(前年同月比12.1%減)と市場予想の2300億円程度を上回ったことも下支えしたようです。ちなみに、朝方のバスケット情報(非公式・推定)によれば、売りが米国経由で60億円、対する買いは欧州経由で120億円、アジア経由で100億円。買いセクターでは、NY原油先物の反発を反映し、商社、資源関連などが目に付きました。 前場は買い一巡後にダレて小安く引けましたが、後場は切り返しに転じ、底堅く推移しました。東京外国為替市場で円が対ドルで95円台後半(前日終値は95円22銭−24銭)とやや円安に傾き、香港ハンセン指数などアジア株も堅調。つれて輸出関連株の一角が引き締まり、指数上昇につながりました。今晩にFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果発表を控え、動きづらい中で粘り腰を発揮した格好です。前場段階で、「後場から公的年金の買いが入るとの観測が流れている」(米系証券)との噂を耳にしましたが、その真偽はさておき、「アジア系資金が連日で買いを入れている」(準大手証券)のは確かです。アジアマネーは次のステージをにらんでいるのかも知れません。 個別では、メリルリンチ日本証券が23日付のリポートで、「タッチパネル拡大トレンド続く」としたSMK(6798)や、投資評価「買い」を継続した日本写真印刷(7915)が年初来高値を更新。グンゼ(3002)も新値取りに進むなど関連銘柄が物色されました。 この日は、野村アセットマネジメントの投信設定日でした。「野村RCM・グリーン・テクノロジー・ファンド」と「野村ピクテ・ジェネリック&ゲノム・ファンド」の2本がそれです。いずれも、グローバルファンドで日本株ウエートは限定されますが、市場では銘柄候補の多い「環境関連」よりも、候補の少ない「ジェネリック」に関心が寄せられていました。後発医薬品大手では日医工(4541)が値を上げましたが、東和薬品(4553)、沢井製薬(4555)はパッとしませんでした。ただ、厚生労働省は、平成24年度までに後発医薬品の数量シェアを30%(平成18年度16.9%)以上にするという目標を掲げており、後発医薬品の使用促進策は折りに触れて話題を提供することになりそうです。 |
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