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新聞担当デスクのTです。 7月3日の東京株式市場では日経平均株価が60円安の9816円と3日続落しました。6月の米雇用統計の悪化を受け、前日の米国株式が反落、為替が円高に振れたこともあり、主力銘柄を中心に売りが先行しました。一時は184円安の9691円と9700円を下回り、終値では25日移動平均線(9818円)を割り込みました。上昇中の25日線はこれまで下値支持ラインとして意識されてきましたから、“瞬間割れ”ですぐに復帰できるかどうか、関心が集まるところです。 東証1部の売買代金は1兆3545億円とエネルギーの面では物足りなさを感じます。この日の特徴的な動きとしては、こうした手控えムードを象徴するかのように、低位の材料株が乱舞した点でしょう。値上がり率上位にはエンシュウ(6218)、セシール(9937)、サンウエーブ(7993)などの銘柄が並びました。こうした低位株は、日替わり的な物色対象となるケースが多く、乱高下には注意したいところです。一方、値下がり銘柄では、7&iHD(3382)、ファストリテ(9983)などが目立ちました。7&iHDは2日に発表した今2月期の第1四半期(3〜5月)が減益だったことが、売り材料となりました。また、ファストリテは6月の既存店売上高が伸びたものの、伸び率が鈍化したとして売り物が先行しました。比較的好調だった消費関連の一角にもかげりが出てきています。 GSユアサ(6674)の急落から電池関連が崩れ、環境関連の材料株が波乱な展開になっています。ただ、古河電工(5801)などの電線株がスマートグリッド(次世代送電網)関連として人気化している点をみれば、環境関連銘柄の中で循環物色が続いていると判断できそうです。テーマ物色は健在で農業関連、水処理関連、鉄道関連など息の長いテーマに沿う銘柄は引き続き注目でしょう。全般は政局が焦点となって動きづらい状況ですが、テーマに沿う出遅れ銘柄に焦点を当てたいところです。 |
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