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 速報ニュース配信担当デスクのMです。

 7月8日の東京株式市場で、日経平均株価が6日続落となりました。これは昨年10月2日−10日(7日続落)以来のことです。日経平均は前日比227円安の9420円で取引を終えました。日足のチャートは6月23日のザラバ(取引時間中)安値9511円、5月11日のザラバ高値9503円を割り込み、レンジを切り下げる可能性が出てきました。早期に9500円台を回復できないようだと、従来の9500円−1万円というレンジを9000円−9500円へと切り下げることになりそうです。

 ここへ来ての下げは、景気の回復力の弱さに失望感が広がっているためです。回復を先取りする形で株価が上昇してきたものの、最近の日米の景気指標などを見ると期待ほどの回復となっておらず、株価の下げによってそのギャップを埋める動きが出ているというわけです。また、7日の米国市場ではNYダウが161ドル安となり、これまで下値を支えるラインと見られてきた8200ドルを割り込んできたほか、1ドル=94円台へと円高が進んだことが嫌気されました。寄り付き前に発表された5月の機械受注も前月比3.0%減と事前予想の2.1%増を下回りました。三つの悪材料が重なり、この日の下げは加速されたようです。

 「景気に対する失望」という側面が強かったため、素材や非鉄、エネルギー関連株の下げがきつくなりました。一方では電力・ガス、医薬品などのディフェンシブセクターが堅調となりました。今後の全体相場の行方に関しては米国で8日に発表されるアルコアの決算がポイントになるとの見方が出ています。米国の素材関連株の代表格である同社の業績が好調であれば、市場のマインドは改善し、全体の株価に好影響をもたらすとの見方です。相場が厳しい方向に向かうのならば、しばらくはディフェンシブ株が、再び1万円を目指すような展開になれば、売られすぎた景気敏感株のリバウンド狙いに妙味がありそうです。

なお、今週10日はオプションSQ(特別清算指数)です。経験的に言ってSQ前に株価が弱含んだり、相場が荒れたりした場合、通過後は意外に堅調に推移するケースが多いものです。もちろん根拠なき楽観は禁物で、この局面では警戒を怠るべきではありませんが、週末にアク抜けという期待があることも確かです。

 さて、長期間にわたりご愛読いただきました当ブログですが、7月10日のTデスクを最後に終了させていただきます。ありがとうございました。


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