兜町45年 時田氏の本日の相場

兜町45年 時田氏の株式市況、株式投資情報!! 共に戦い共に勝とう!!

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各注目銘柄続報と本日の相場
昨日のNY市場は予想通りの0.25%利下げを受けてダウ137ドル高ナスダック42p高シカゴ225先物も16.855円引けと前向きに評価する動きとなっている。東京市場もこれを背景に75円高で始まり149円高の高値を付けて大引け132円高の16.870円、先物も8万3.653枚の出来高で16.910円高値引けと久しぶりに堅調な動きとなっている。相場の中身に於いては全般的に未だ多少とも弱さがあるが先ずは主力株から大幅な上昇の動きが出て来た所であり、今後は折からの相場の柱である流れに強い上昇が戻る事に依って強さを増す事になるであろう。いずれにしてもこの所の一番の注目点であったNY市場に於ける金利動向がひとまず良い形で通過した事に依って相場は本日から新しい段階へ一歩踏み出した。今後の相場に期待を持って明日からの中身に於ける進展に注目する事が大切な場面である。

昨日決定した0.25%の利下げは既に心配されているインフレ懸念を更に拡大させて商品市況の上昇を目先加速させる動きとなって来た。金利動向の決定を控えて一昨日安かった原油も金も昨日はいずれも一気に新高値となっている点に注目である。
住友金属鉱山は買い気配で始まり朝方2.625円の高値を付けたが大引けは30円高2.570円引けの出来高618万株となっている。朝からいきなり85円高はようやく動き出したという所であるが、そこから更に上値を取る事ができずに上げ幅を縮小した所に相場の流れが未だ乱れている事と相場全体の弱さがある。本日の動きで目先上昇指向となった事に変わりは無いが、本日時点の動きはまだまだという所であるだけに明日からの加速に注目する所である。

中央電工が予想を大幅に上回る好決算を発表、一株益は前期59円が08年3月期は166円に増加するとの事である。これを受けて本日は朝から大量の買い物が入ってストップ高で始まり大引けにかけてはさすがに利食いも入って150円高の1.349円引けの出来高189万株となっている。今回発表された一株益166円から3.000円乗せも相場となるが、まずは引き続き2.000円乗せを目標株価にまだまだ持続である。

先の日産自動車の好決算発表をキッカケに自動車株の動きが日増しに強くなって来ており本日で完全に新しい相場の柱の一つになったものと筆者は見る。今回のこの流れは日産自動車を中心となてトヨタ、スズキ、ホンダ、いすず、いずれも毎日動きが良くなって来ている点に注目である。
いすずはこの流れを背景に出来高3.157万株の大商いで高値612円を付けて41円高の604円引けとこの所大人しかった分も一気に動き出して来た。折から出来高の急増が開始のサインとして解説して来たが通常1.000万株前後の商いが本日3.000万株超まで膨らんだ事がそれであり、これで完全に次の上昇相場に入って今後は上昇につれて当社の割安が見直される事になるであろう。引き続き自動車株の流れそのものにも注目しながらじっくり持続である。

ミネベアが21%増収の好決算を発表、朝方は全体相場の下落の中で安値762円を付けたが後場から好業績を素直に受け止める動きとなって高値797円を付けて15円高795円引けの出来高385万株となっている。元々当社は仕手性のある相場であるだけに本日の動きから今後の信用取引残をキッカケに踏み上げる仕手相場に入る事になるであろう。また、この動きを受けて不二越も出来高202万株で19円高の566円高値引けと動きが非常に良くなって来た。両銘柄とも好業績で機械株の超出送れであるだけに相場はまだまだこれからという所であり、今後の動きにも大いに期待して持続である。

欲を言うと本日は非鉄金属、商社、鉄鋼、船株といった折からの流れに自動車株が加わる相場の柱が立って最低でも200円以上高くなってもらいたかったが、非常に悪かった相場から立ち直る始めの一歩の日である事を考慮すれば大引けにかけて一段高となっただけまずまずと見る所である。いずれにしてもようやくNYの金利動向を過剰に気にした段階を抜けて目先は改善のみが期待できる所へ来た。これに加えて11月4日にはアブダビから対日投資を検討するファンドマネージャーが来日する予定であり、資金は9.000億ドルとも言われているだけに相場のタイミングとしてもその動向は大きな好材料となるであろう。注目する所である。

2007年11月01日(木)

本日の相場と各注目銘柄続報
週明けの東京市場は連休中のNY市場の上昇とシカゴ225先物の17.290円引けを受けて101円高で始まり直後に172円高の高値を付ける強い上昇となったが利食いの売り物で上げ幅を縮小して大引け94円高の17.159円、先物は6万9.269枚の出来高で17.200円の終りとなっている。相場は2日連続のほぼ寄り引け同値から本日は先週の高値を一時抜いて後場に入っては売り物をこなして約100円高を保って終わっている点、中身に於いては折からの中小型を中心とする材料株の上昇が加速して来ている点に注目である。朝方踏んで後場売り物が入った事は明日以降の強い上昇につながる非常に良い動きであり、これに中身に於いて大型株の上昇が加わると更に上昇幅は拡大する事になるであろう。明日からの相場の中身に於ける変化には注目が怠れない所である。

本日の注目銘柄に於けるスターは何と言っても中央電工である。この銘柄にしては大商いの出来高26万株で73円高1.197円高値引けである。背景は折から解説の通りであるが本日は朝から商いも多く堅調で後場2時過ぎに3万株のクロス商いが入った所から更に強くなった点に注目であり、この動きはどこかの筋が入って来た事を示している。更に本日戻り高値を抜いた事から次は先の高値1.327円を目指す事となり、これを抜くと青天井となって目標株価2.000円乗せも現実のものとなるであろう。引き続き動きを楽しみながらまだまだ持続である。

中小型材料株の上昇が激しさを増す一方で大型株は一服の動きが続いている。
住友金属鉱山は金相場の8ドル50セント安を受けて終始安く出来高964万株で105円安の2.675円引けとなっている。NY市場の上昇の一方で商品市況は期待外れの動きとなったがあくまで新高値に対する当然の一服であり、為替の変化と追加利下げに対する期待に依って共に再び人気化して高値を取る事になるであろう。また、本日の当社の相場付は金相場の下落を受けて出て来る売り物をこつこつ下で拾う動きとなっているだけに金相場をキッカケとする踏み上げ相場に引き続き期待であり、更に現在の相場に於いては一服の動きが続く大型株が反転に入る先導役としても明日以降の動きに注目である。

大型株の一服が続く中で原子力関連株の代表3銘柄である東芝、日立、三菱重工はしっかりした動きとなっている。
特に日立は先にイギリスに納入した新幹線N700が方々で取り上げられており、更なる海外からの受注も大いに期待できる所となって来た。本日は出来高676万株で高値774円を付けて2円高の764円引け、折から注目される原子力関連に加わる鉄道事業として今後とも注目である。

東レの炭素繊維の自動車部品事業参入をキッカケに東レを中心とする繊維株に市場の注目が一気に集まって来た。
東レの炭素繊維を使った自動車部品事業は先に解説してあるが、本日は改めて具体的に発表した事を受けて出来高3.790万株の大商いで42円高の899円高値引けとなっている。自動車への炭素繊維の活用に依って重さは鉄の4分の1で強度は10倍であり、トヨタに納入すべくひとまず300億円投じて名古屋に工場を建設するとの事である。また、オリンピックを控えた中国に向けて飲料水に関するプロジェクトを立ち上げるとの材料もある。一方の旭化成も連日5銭の逆日歩が続いて本日も出来高512万株で高値954円を付けて8円高の950円引けと堅調な動きが続いている。この所の東レは旭化成の新高値取りに注目を奪われて大人しい動きが続いて来たが、本日の動きで再びこの流れに於ける主役を取り戻したという所である。両銘柄とも1.000円の目標株価に変わりは無いが、目先は東レが旭化成を抜く動きに注目である。

世界の株式市場はNYや東南アジアを始め今年最高の高値を取る動きが目立っている。これに対して我が国はようやく3分の2戻しを達成した所である。東京市場は相変わらず弱気が多い事には困ったものであるが「お金は儲かる所に流れる」の通り世界の投資家の資金が東京市場に入って来るものと筆者は考える。これも含めて弱気など言ってはいられない場面という事である。

2007年10月09日(火)

各注目銘柄続報と本日の相場
名実共に10月に入った本日の東京市場はNY市場の小幅な下げ及びシカゴ225先物の16.765円を受けて小安く始まったが日銀短観の大企業製造業の業況判断指数が予想を上回った事を背景に高値114円高を付けて前引け65円高、後場に入っては上げ幅を縮小する動きとなって安値99円安を付けたが大引けにかけて再びプラスに転じて大引け60円高の16.845円と大きく揉み合いながらも上昇で下期の初日を終えている。先週筆者は売り方の作る踏み上げ相場の質となってここは次の上値を取る最大の力である売りを溜める押し目の場面であると解説してあるが、本日は高値から安値まで213円一気に下落しておきながら大引けには65円高とNYが安いにも関わらず先週末の下落を埋めて尚高くなっている点に注目である。これは相当に売りを誘い込んだ動きであり後はキッカケ次第で再び強力な踏み上げ相場となるであろう。引き続き住友金属鉱山の動きとNY市場の新高値をそのキッカケとして注目する所である。

東芝3.375万株の出来高で17円高1.073円引け、日立2.208万株で15円高765円引け、三菱重工5.193万株で14円高の751円引け、本日も原子力関連株の代表3銘柄いずれも堅調な動きとなっている。三菱重工は中国の原子力発電所の建設を受注すべく重電大手ハルビン集団社と提携する事を発表、まず2基の原発向け発電機器1.000億円を受注したとの事である。また、東芝も米国に於ける2基の原子力発電所建設を受注、日立は他事業の不振に依って業績が心配されていたが昨日のハードディスク部門の売却に依って上方修正の期待が出て来た。折から解説の通り世界で大量の原子力発電所の建設が計画されているだけに代表3銘柄は今後とも好材料の発表を入れながら上昇を続ける事になるであろう。目先は日立を中心とする上昇に注目しながらじっくり持続である。

住友金属鉱山の本日は金相場が1オンス10ドル10セント高の750ドル60セント新高値にも関わらず出来高1.092万株で35円安の2.755円引けとなっている。折から解説の通り金相場の上昇は当社の相場にとって最大の好材料であるが上げないのは踏み上げ前の力を溜め込んでいる動きと見る所であり、この所の金相場の上昇に対する当社の揉み合う相場は一触即発の状態という事である。いつ飛び出してもおかしくないだけに注目が怠れない所であり、全体相場に於ける踏み上げへのキッカケとしても注目である。

トヨタは走行試験を行っている燃料電池車の水素タンクの貯蔵量を2倍にした事で大阪から東京まで補給する事無く完走した事を発表、この関連株として中央電気は出来高9万2.000株で30円高の1.100円高値引けと再び強い上昇に入って来た。折からのマンガンを始めとする市況も上昇が続いているだけまだまだ割安な位置であり、今後この流れの代表である住友金属鉱山の上昇が追い風として加わる事で上昇は更に加速して行く事になるであろう。引き続き2.000円乗せまでじっくり持続である。

旭化成が607万株の出来高で高値948円を付けて19円高の947円引けと逆日歩が5銭付いた事から再び人気が集まって来た。一方の東レは出来高で774万株で高値915円を付けて大引け6円安の906円と自然体の一服である。両銘柄とも正に追い付け追い越せの上昇となっており、いずれも好業績を背景に水処理関連株の代表として踏み上げに入る事で上げ足を早める事になるであろう。目標株価である1.000円乗せも見えて来た所であるだけに頑張って持続していて頂きたい。

IHIのサプライズの悪決算でプラント造船株に不安が広がって注目銘柄である三菱重工と三井造船も本日は下げているが、あくまでIHIの悪決算であるだけに本日の動きは一過性のものとなってそれぞれ元の上昇を取り戻す事になるであろう。三菱重工の多岐に渡る事業の連日続く好材料や三井造船の利益の進捗率は解説の通りであり、この流れが明日以降上昇を取り戻しながらIHIを切り離す動きに注目する所である。

金融市場に於けるサブプライムローン問題も落ち着きNY市場の相場は90%戻って来た。このサブプライムローン問題に依る世界株安を含めた世界各国の1月から9月の騰落率は一位中国104.5%、二位韓国35.6%、三位香港33.6%といずれもアジアが占める中で我が国は19位しかも3.3%のマイナスとなっている。これは世界的に見ても東京市場は外人買いが多く入っていただけにサブプライムローン問題から一旦売る動きが原因であるが、それにしても上位3位に対してアジアの代表である東京市場が19位という結果は非常に残念な所である。しかし、この事が今後の相場には大きな好材料となるものと筆者は見る。先の世界株安の中で必要以上に下落して超割安な位置となり大幅に下落した後であるだけに下値用無しとなっているに加えて好業績であり、一旦売った海外投資家もこの所は買い越しとなって再び買いに入って来ている。更に相場としても何かしらの悪材料を背景に売りに売ったはいいが悪材料が解消すれば買戻すしかない。これ等を総合すると自ずと売り方が作る踏み上げ相場という事になる。相場は既に一変しているだけに今後の相場には強気で臨む事が大切である事を重ねて申し上げておきたい所である。

2007年10月01日(月)

各注目銘柄続報と本日の相場
本日の東京市場は連休中のNY市場の堅調な動きとシカゴ225先物の16.415円引けを背景に小高く始まり揉み合う前場から後場に入って高値122円高を付けて大引け89円高の16.401円、先物も8万3.263枚の出来高で16.430円引けと堅調な一日となっている。本日の89円高は76円の配当落ちが入っているだけに実質165円高の大幅な上昇である点、一日の動きとしても朝方小安く後場から大引けにかけて強く上昇する非常に良い形となっている点に注目である。東京市場は本日で新総理も福田氏に決まり相場は10月に突入、一日で配当落ち分を埋めて尚高い強い相場の今後に大いに期待する所である。

本日の住友金属鉱山は出来高2.226万株で高値2.840円を付けて25円高の2.795円引けと余裕の動きとなっている。金相場はファンド筋や政府筋の買い物が入って相変わらず上値追いが続いているだけに当社の株価は超割安であり、相場は当社を核に商品市況を柱とする上昇相場に入っている点に注目である。引き続き全体相場の今後も当社にあり、今週から始まるであろう踏み上げの動きに注目しながらじっくり持続である。

いすずは出来高809万株で22円高の640円高値引けであるが、まとまった買い物が一日を通して入っている点と強く上値を取って高値引けとなったという相場の変化に注目である。また、今朝は当社の買い増しを緊急で解説したが背景は以下の通りである。23日1朝10時テレビ放送のサンデープロジェクトで三菱商事が取り上げられており、オーストラリアの石炭鉱山買収と今期の大幅増収益の背景を詳しく紹介された事で本日は120円高3.680円高値引けの新高値となっている。注目すべきはこの番組の終盤で1963年に三菱商事がタイに設立したトリペッチ社に触れており、トリペッチ社は現在いすずの小型トラックを一手に販売している点とトリペッチ社が提供する現地の子供向けテレビ番組が大人気となっている点である。この流れで30日の放送はいすずを取り上げるとの予告であり相場は最近の見直し買いも相まって第二の三菱商事になる可能性濃厚という事である。目先は三菱商事の上昇を追い風とする動きに期待であり、来週の放送を楽しみにじっくり持続である。

本日のミネベアは出来高522万株で19円高の769円高値引けと先週に続いて動きが派手になって来た。先の739円抜けから完全に相場は変わっており、これに加えて信用残は6万株と大幅に改善している点に注目である。いよいよ明日明後日にも逆日歩が付く可能性濃厚であり、これに依って相場は仕手化して更に大幅な上昇となるであろう。また、この動きを背景に不二越も出来高123万株で高値444円を付けて3円高の440円引けと動きが良くなって来ている点に注目である。好業績で割安な中小型の流れにある個人好みの銘柄として今後の動きに期待して持続である。

東レ1.431万株の出来高で高値896円を付けて24円高の883円引け、旭化成は出来高551万株で高値921円を付けて14円高の916円引け新高値、いずれも配当落ち分を埋めて大幅に上昇する非常に強い動きとなって来た。今回の相場は完全に非鉄金属を中心に資源株が柱となっており、油に続いて水及び水処理関連株もこの対象として注目が集まって来ている点に注目である。世界に於ける水不足は地球温暖化に並ぶ大問題であり、この問題を改善する事ができる技術を持つ両社の相場はまだまだ大きな上値が期待できるものである。ひとまずは引き続き1.000円乗せを楽しみにじっくり持続していて頂きたい。

三井造船も出来高1.368万株で高値635円を付けて32円高の632円引けと動きが非常に良くなって来た。先週末解説した通り当社は新しい環境関連としての上昇相場が期待できるものであり、本日の強い上昇は早速その動きに入ったものと筆者は見る。また、信用残も売り316万株 買い429万株の差し引き113万株と改善して来ている点にも注目である。いずれにしても本日は相場に大きな変化が出て来た点に注目であり、明日以降の動きに期待しながら持続である。

折から東京市場の相場を下落させて来た2つの不安材料がこの数日で両方とも解消した事で目先はこの2点に依って下落した分を取り戻すべく上昇する相場となるであろう。つまりこれまで売って来た連中の買い戻しが初動にあり、これがある程度進んだ所から前向きな買い方の買い物に依る上昇が加わる事になる。いずれにしても本日の89円高は弱気に取っては首をかしげる動きであり、住友金属鉱山を始めとする非鉄金属株、海運、商社といった誰もが納得の行く銘柄の上昇に依って弱気の相場そのものに対する見方は一変する事になるであろう。住友金属鉱山の動きを注目しながら今後の相場に大いに期待である。

2007年9月25日(火)

各注目銘柄続報と本日の相場
本日の東京市場、NY市場の上昇及びシカゴ225先物の15.705円引けと予想を上回った7月機械受注の発表を受けて22円高で始まったが直後にはマイナスに転じて安値154円安を付けた所から先物を中心にまとまった買い戻しが入って再びプラスに転じて高値175円高を付けて大引け112円高の15.877円、先物は出来高12万6.313枚の大商いで15.840円の終りとなっている。NY市場に於ける大幅に悪化した雇用統計とこれを受けての下落に対する政府の次の一手が好材料として注目される所であるが、昨日早速連銀関係者が利下げを匂わした発言をした事が大引けにかけての上昇につながっている。本日の東京市場もこれに合わせた動きであり、完全なNY頼みの相場には情けない限りであるが引き続きNY市場の動向を好材料とする相場の変化に期待したい。目先の注目点として、今夜のバーナンキ氏の発言、SQを控えた週末にかけての先物の動き、18日19日のFOMCに於ける金利動向、いずれも相場に大きく影響する材料として注目しながら相場の変化を見極める所である。

本日の相場の中身は住友金属鉱山を柱に船株、商社株、不動産株、環境関連株、いずれも全体相場が先の高値を取りに行った場面に於ける大きな流れを中心とする上昇となっており、この所の非常に悪い相場が続く中では意外な良い形となっている。この動きを見ても市場は折からのサブプライムローン問題と政治不安から本腰を入れて買うのは恐いが明らかに割安で買いを入れたがっている事を示すものである。2つの大きな不安材料のいずれも解決していないだけに本格的な上昇に入る事は難しい所であるが、相場が生きている証拠として注目すべき動きである。

連日解説しているが住友金属鉱山の動きをその核として注目である。本日は特殊鋼メーカーへ地金を安定供給する体制の確立を図るべく南太平洋ソロモン諸島のニッケル探鉱に於ける人員を倍増する事を発表、当社は国内唯一のニッケル地金メーカーで生産量は2013年に現在の約2倍に引き上げる計画との事である。更に当社の保有する菱刈金山は金の含有量世界一であり昨日の金相場がついに1オンス712ドル20セントの高値を付けて来た事はそのまま業績拡大につながる事になる。これを受けて本日は出来高1.560万株で高値2.300円を付けて30円高の2.275円引けと不気味な堅調となっている。以前の原油のように金相場の高騰が一般的に話題の的となるのも時間の問題であり、これをキッカケに当社の相場は再び華々しい上昇の動きに入るであろう。全体相場としても建て直しにはまず当社の上昇からであるだけに今後の動きにも注目である。

環境関連株の中でも特に水処理関連株の動きが非常に良くなって来た。
本日の東レは出来高764万株で高値855円を付けて9円高の849円引け、旭化成は出来高1.103万株の大商いで高値882円を付けて32円高の876円引けである。折から筆者は水処理関連として東レ、三菱レイヨン(7/12利食い解説)、旭化成の3銘柄を取り上げて来たが、これまでは東レと三菱レイヨンが交互に人気化しながら上昇する中で旭化成だけ取り残されて来ただけにここで出遅れとして注目が集まって来た事がこの所の強い上昇の背景である。東レも勿論まだまだ上値が期待できるが目先はこのまま旭化成が主役の動きとなるであろう。両銘柄とも1.000円乗せを楽しみにじっくり持続である。

いすずは社長がインドを訪問して進出に調印、現在の計画を数年後に2倍にすると発言している。また、国内に於いては燃費も良く排ガス出ない圧縮天然ガス技術を使ったCNGトラックの発売を発表している。インドに於ける工場は今後の発展が注目されるタイを始めとする東南アジアへの販売や米国へ輸出する基地としても注目されるものであり、先のGMが発表したピックアップトラック販売の好調は即ち当社の好調として相場を押し上げる事になるであろう。本日の株価は出来高926万株で11円高の623円引け、相場はこれからであるだけに持続である。

この所は総悲観一辺倒で来た相場であるが、本日の動きは多少とも市場に希望を与える良い動きとなっている。東京市場は誰がどこから見ても割安であるがサブプライムローン問題と政治不安から本腰入れて取り組めないというもどかしい状態であるだけにまだ安心はできないが、日銀の利上げ見送りは決定的であり今夜のバーナンキ氏の講演会や来週のFOMC等々好材料が期待できる行事が控えているだけに下値を崩す売り叩きも出ないものと筆者は見る。いずれにしてもまずは相場の柱が強く上昇する事が第一であり、住友金属鉱山を中心とする市況関連株の目先の動きには注目が怠れない所である。

2007年9月11日(火)

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