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各注目銘柄続報と本日の相場
昨日のNY市場は予想通りの0.25%利下げを受けてダウ137ドル高ナスダック42p高シカゴ225先物も16.855円引けと前向きに評価する動きとなっている。東京市場もこれを背景に75円高で始まり149円高の高値を付けて大引け132円高の16.870円、先物も8万3.653枚の出来高で16.910円高値引けと久しぶりに堅調な動きとなっている。相場の中身に於いては全般的に未だ多少とも弱さがあるが先ずは主力株から大幅な上昇の動きが出て来た所であり、今後は折からの相場の柱である流れに強い上昇が戻る事に依って強さを増す事になるであろう。いずれにしてもこの所の一番の注目点であったNY市場に於ける金利動向がひとまず良い形で通過した事に依って相場は本日から新しい段階へ一歩踏み出した。今後の相場に期待を持って明日からの中身に於ける進展に注目する事が大切な場面である。
昨日決定した0.25%の利下げは既に心配されているインフレ懸念を更に拡大させて商品市況の上昇を目先加速させる動きとなって来た。金利動向の決定を控えて一昨日安かった原油も金も昨日はいずれも一気に新高値となっている点に注目である。
住友金属鉱山は買い気配で始まり朝方2.625円の高値を付けたが大引けは30円高2.570円引けの出来高618万株となっている。朝からいきなり85円高はようやく動き出したという所であるが、そこから更に上値を取る事ができずに上げ幅を縮小した所に相場の流れが未だ乱れている事と相場全体の弱さがある。本日の動きで目先上昇指向となった事に変わりは無いが、本日時点の動きはまだまだという所であるだけに明日からの加速に注目する所である。
中央電工が予想を大幅に上回る好決算を発表、一株益は前期59円が08年3月期は166円に増加するとの事である。これを受けて本日は朝から大量の買い物が入ってストップ高で始まり大引けにかけてはさすがに利食いも入って150円高の1.349円引けの出来高189万株となっている。今回発表された一株益166円から3.000円乗せも相場となるが、まずは引き続き2.000円乗せを目標株価にまだまだ持続である。
先の日産自動車の好決算発表をキッカケに自動車株の動きが日増しに強くなって来ており本日で完全に新しい相場の柱の一つになったものと筆者は見る。今回のこの流れは日産自動車を中心となてトヨタ、スズキ、ホンダ、いすず、いずれも毎日動きが良くなって来ている点に注目である。
いすずはこの流れを背景に出来高3.157万株の大商いで高値612円を付けて41円高の604円引けとこの所大人しかった分も一気に動き出して来た。折から出来高の急増が開始のサインとして解説して来たが通常1.000万株前後の商いが本日3.000万株超まで膨らんだ事がそれであり、これで完全に次の上昇相場に入って今後は上昇につれて当社の割安が見直される事になるであろう。引き続き自動車株の流れそのものにも注目しながらじっくり持続である。
ミネベアが21%増収の好決算を発表、朝方は全体相場の下落の中で安値762円を付けたが後場から好業績を素直に受け止める動きとなって高値797円を付けて15円高795円引けの出来高385万株となっている。元々当社は仕手性のある相場であるだけに本日の動きから今後の信用取引残をキッカケに踏み上げる仕手相場に入る事になるであろう。また、この動きを受けて不二越も出来高202万株で19円高の566円高値引けと動きが非常に良くなって来た。両銘柄とも好業績で機械株の超出送れであるだけに相場はまだまだこれからという所であり、今後の動きにも大いに期待して持続である。
欲を言うと本日は非鉄金属、商社、鉄鋼、船株といった折からの流れに自動車株が加わる相場の柱が立って最低でも200円以上高くなってもらいたかったが、非常に悪かった相場から立ち直る始めの一歩の日である事を考慮すれば大引けにかけて一段高となっただけまずまずと見る所である。いずれにしてもようやくNYの金利動向を過剰に気にした段階を抜けて目先は改善のみが期待できる所へ来た。これに加えて11月4日にはアブダビから対日投資を検討するファンドマネージャーが来日する予定であり、資金は9.000億ドルとも言われているだけに相場のタイミングとしてもその動向は大きな好材料となるであろう。注目する所である。
2007年11月01日(木)
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