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■本紹介
ベンジャミン・グレアム著「賢明なる投資家−割安株の
見つけ方とバリュー投資を成功させる方法」のまとめニャ。
グレアムはかの有名なバフェットの師ということでも
知られとるニャ。
本書は投資理論書のバイブルとなっている本、
ということでファンダメンタルを意識した投資を
する人間にとっては一読の価値ありニャ。
前回まで防衛的投資家の株式選択基準を説明したけど
今回は、積極的投資化の株式選択基準ニャ。
積極的投資化の選択基準として示されているのは
以下の5つニャ。
1.財務状態
・流動比率1.5倍以上
・負債が正味流動資産(←猫は初めて聞いたニャ。流動資産から
何か引くニャ??)の1.1倍以下
負債が多すぎる企業は除外しようってことニャ。
2.収益の安定性
過去5年間欠損を出していないこと。
利益のプラスマイナスがあっても気にしない、という非常に
緩やかな基準になってるニャ。
3.配当の有無
現在配当が支払われていること。
猫は配当は重視してないけど、世間的には広く認められている
基準ニャ。グレアムさんが書いた頃のアメリカは配当性向も
高くて現在の日本と比べると格段に重要だったと思うニャ。
4.収益成長
前年の収益が4年前より増加していること。
収益が増えているのは重要だと思うけど、これも非常に緩やかな
基準になっているニャ。
5.株価の割安度
一株当たり正味有形資産の1.2倍以下。
正味有形資産って何ニャ???
英語で読んだほうがいいかもしれんニャ。。。
知ってる人は教えて欲しいニャ。
<最後に感想>
積極的投資化の基準は随分緩くなっているので、防衛的投資家の基準を
少し変えて使うくらいがいいような気がするニャ。
最後に一番印象に残った話を書くニャ。
グレアムさんはこの本に書いてあるような数多くの基準に基づいて
投資を行っていたものの、知人との関係で基準には合わない株を
買い、その後急騰したそうニャ。
随分上がって、本来なら売ってしまうような水準になっても知人との
関係があるからさらに持ち続けたところその後も上がり、厳しい基準に
もとづいて購入したどの銘柄よりも高い収益率になったそうニャ。
優れた投資基準は平均よりもある程度優れた収益率をもたらす可能性が
あるものの、並外れた収益率を達成するには運も非常に大きいという
ことを示唆していると思うニャ。
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