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リサ・ロイヤル キース・プリースト共著 星名一美・訳 星雲社 プリズム・オブ・リラ 第九章より
ゼータ・レチクル文明は、琴座にある惑星アペックスにおいて人類が創造された。このゼータ・レチクル星人の劇的な発展は、地球の進化と密接に結びついている。
アペックス星の人々は、極端な個人主義として表れ分裂していた。技術の進歩が、霊的な進化速度を上回って急速に展開し、これが人々の平和的共存を阻害していた。
こうした結果、究極的には全面的な核戦争へと至り、アペックスの世界は事実上崩壊することになった。
このあまりにも多くの原子核による破壊は、宇宙空間にあるアペックス星の位置が、他の場所へと瞬間移動してしまった。しかし、惑星の住人からすれば、その星は破壊されることなく依然として存在していた。
核戦争のゆえ、有害物質や高レベルの放射繰で極度に汚染され、地表での生活がもはや不可能となった。この壊滅的な状態に地下へと避難して生きのびた人々は、自滅のサイクルを繰り返さないためには、新しい地底社会において「統合」を目指すことが必須の条件となった。そのことの重要性に気づいた彼らは、かつての現実を抜本的に変えることで、「統合」に向けて邁進した。
アペックス星が壊滅へ向けて進んでいた頃、彼らの知性は高度に発達し、それは彼らの肉体的な特徴としても現れるようになった。つまり、わずか数世代で、頭蓋骨のサイズが増大したのである。このため、自然分娩による出産が徐々に困難となった。頭蓋骨の急速な発達に、女性の産道が対応できなくなったのである。やがて、種族の危機を感じた遺伝子工学の研究者たちは、それまでの自然分娩法に取って替わるべきクローン技術を開発した。この技術の習得により、この種族は絶滅の危機から救われた。なぜなら、この惑星の地表で生息している者たちは、生命維持が不可能になったあと、「不妊」の種族となったからである。
いったん自分たちが、生殖によって子孫を残せない種族となったことを知ったアペックス星人は、こうした現状を最大限に活用しようと考えた。彼らは、それまでの文明の踏襲ではなく、まったく新しい出発点からの文明の展開を望んだ。こうして彼らは、来るべき社会のために、遺伝情報を厳格にコントロールすることを決めた。そして、遺伝子工学により、(少なくとも、彼らの視点からすれば)過去の彼らの特性をうまく融合させた新人種の創造に着手した。
この時の第一の優先事項は、遺伝子操作によって脳の構造を変え、感情表現を抑制することだった。旧文明の特徴であった情熱的な感情や混乱状況からぱ遠ざかり、今や彼らが求めたのは「秩序」だった。このように脳が変えられた結果、彼らは外界の刺激に対してある一定の化学反応を示すようになった。つまり、彼らは「自我」を切り離すことに成功したのである。何世代にもわたって神経化学的な操作を繰り返した結果、アペックス星人は一つの集合意識になった。かつては大きな誤りとなっていた個人主義的な行動様式は、今や過去のものとなった。
惑星全体を覆った放射線の影響と、継続的なクローン化の推進により、アペックス星人は、肉体的な個体差がほとんど見られない種族になっていった。地下空間を効率的に活用するために、彼らの体は小さく造られた。自然光や紫外線のない環境に適応するために、彼らの目は以前とは異なる光波帯に反応するようになった。さらに、瞳孔は眼球全体を覆うように変異し、同時に、集光面積を広げるため、目そのものが大きくなった。
地下でぱ新鮮な食物が欠如していたため、彼らの肉体は、ある特定の光波を栄養素として吸収するようになった。皮膚は光熱的かつ光起電的な特性を帯びるようになり、地下の光源に敏感に反応するようになった。また、地上から持ち込んだ植物や、地下の発光性鉱物も栄養源となった。こうして、消化器官や生殖器官など、彼らの器官の多くは退化していった。このような変容は、彼らの存在の全側面に影響を及ぼし、まったく新しい文明ヘと発展していった。
この惑星で起きた核爆発の力と波動は、アペックス周辺の空間を呑み込み、この惑星はやがて次元の通路の「反対側」に出現した。数千年にわたる地下生活の間、アペックス星人は、自分からの惑星に起きた時空上の異変についてまったく知らなかった。その空間的な位置関係が劇的に変わったことに気づいたのは、幾世代もの後、彼らが再び地上に出たときだった。このとき初めて彼らぱ、自分たちの先祖が引き起こした災厄の凄じさを知るに至った。こうして、宇宙におけるアペックスの(時空的な)位置は移動した。それは以前より多少「ずれた」次元に存在するようになったのである。自分たちの惑星に何が起きたかを理解し、その知識を有効に活用するため、アペックス星人はこれ以後、時空を操作する知識を修得し始めた。
再び地表に現れた時、彼らはまったく新しい種族になっていた。あたかも灰の中から蘇った不死鳥のように、彼らは破滅の淵から立ち上がり、変革を達成した。彼らはもはや、かつてのアペックス星人ではなく、まったく新しいアイデンティティーを持つ種族へと変わっていた。つまり、「大いなるすべて」を反映する一つの集合意識となった。
我々地球人からすると、この新しい種族を、ゼータ・レチクル星人と呼ぶことができる。次元的な移転を経た彼らの惑星は、レチクル座の二重星、ゼーター1とゼーター2の付近に出現した。ここを基点として、ゼータ・レチクル星人は、再び「創造の礎たち」との関係を確立した。現在に至るまで、彼らは銀河系宇宙の進化を目指して、「創造の礎たち」の目的を遂行し続けている。そしていまや、そうすることが、彼ら自らの進化にもつながることに、彼らは気づき始めている。
続きはこちらの本で
http://www.7andy.jp/books/detail/?accd=31357349
※ 創造の礎たち→宇宙の法則に沿った生き方をしている人類。彼らは天使や仏の心を持った我欲のない魂を持つ宇宙人。
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