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「明けましておめでとうございます」で始まった短歌教室。 開口一番、先生は「年賀状が遅れてごめんなさいね」と言われた。 年末に締め切りなどで時間がとれずに、「皆さんに甘えてしまったわ」と言われる。 それでも、【頑張りなさい。視野を拡げなさい】と手書きの賀状をいただいたのだったが。 「うちは半年に一度綺麗になるのよ。今ならお客さまが来られても大丈夫ね」と冗談を 言われていた。 「今日はご祝儀かな。あまり厳しいことは言われませんでしたね」 ランチのときの先輩の言葉。 先輩はとうてい70歳には見えない女性、この春で教室4年目になるのだそうだ。 「旅行中にも、歌を作らなくてはと思うけれど、できなくて」と言われる。 11人がひとつに座るのは無理で、4人がグループになって座っていた。 私を含めて3人が驚いた。 私は、そもそも旅行に行かないし、行ってもその場で歌を作ろうなんて思わないかな。 ふたりの先輩も口々に、旅行から帰って感動として残ったものを、詠めば良いのではないか と言われていた。 「旅行に出たら、旅を楽しんでいりゃ良いんですよ」 10年のキャリアは余裕があるなぁ。 「そうですか。もう一度詠みなおしと言われた歌も、迷うばかりで」 先輩はどこまでも真面目だ。 私など続けざまに、「考えてみなさい」と言われたが放ったらかしだ。 ひとつには、冷静に見直すには、時間を置かないといけないような気がするからだが。 講義中に先生が言われたのは、「日常を詠みなさい」と「ひとが目を留めないところに注目 すること」だった。 同年のIさんとは、テーブルが離れていたので、お昼の後で書店に寄り、珈琲の店でおしゃ べりをした。 歌集を、貸し借りできる友だちができたのが有難い。 彼女は、夢中になって1日で読んだという、葛原妙子を貸してくれた。 Iさんはきっと、ひとに見えないところが見えているひとだ。 薄く鉛筆で、印をしてある歌がたくさんある。
思い付きで勧めたが、葛原妙子は未知といえる歌人だ。 読むのが楽しみ。 |

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