カエルの女王 短歌つれづれ

リコメ遅れております。ごめんなさいませ・・・。

蟲愛づる姫

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雪蛍なる名もありて綿虫の浮遊はすこし光を帯びる

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意見を求められて教室の先輩は、「整理したくなる」と言われたのだった。
先生は引き取って、問題なのは<浮遊は>の部分だと言われた。
浮遊のところにスポットが当たることになるらしい。

滑らかにするには、<綿虫のすこし光を帯びて浮遊す>だろうと言われた。
他にも、<綿虫に>という詠いだしで<綿虫に雪蛍とう名もあり>などと考えてみるよう
に言われた。

今年の短歌教室は、これでおしまいだった。
9名でビルの地下でお昼をいただき、「良いお年を」と散会した。
私は夕方に歯医者の予約があった。

「じゃあ、家にいらっしゃいよ」
同年のIさんが誘ってくれたので、ふたつ返事で伺うことにする。

その前に書店に寄りふたりそれぞれ買い物をした。
私は頂きものの図書カードを使ってやれと、山崎方代と塚本邦雄の選集を選んだ。
Iさんの好みに合うのではと、葛原妙子の名前を出したら本当に「私、買うわ」と気に入っ
たようだった。

前にお邪魔したことのある、高層マンションの部屋でお喋りしながらお茶をいただいた。
コーヒーにケーキ、続く日本茶にはぬか漬けがお茶うけ。ファンタスティック♪
ぬか漬けが絶品なので、ぬか床には何が入っているのかと知った風なことを訊いた。
唐辛子や昆布はもちろん、ニンニクまでも入っているのだそうな。

「どうりで、味に深みのようなものがある」
知ったかぶりを炸裂させて、鉢に盛られたものを平らげた。
その後の歯医者の予約を忘れかけていた。

Iさんには、予約時間に間に合うように車で送っていただき、お世話になりっ放しの1日だった。
Iさん、ありがとう。来年もどうぞよろしく。

綿虫の歌は、添削の段階ではこうなった。


雪蛍なる名ももてる綿虫のすこし光を帯びて浮遊す



あとは言われたように、<綿虫の>の詠いだしで考えてみる。


教室に行き始めて以来続けてきた虫短歌、提出するのはこれで最後にすることにした。
これからは、提出2首を題材を決めずに大切に詠いたいと思う。
虫短歌及び教室レポートは終るけれど、虫を詠んだあかつきにはこの書庫に載せたい。

先生とのやり取りを楽しんで、読んでくださった方があったならお礼を申します。
ありがとうございました。

この家は住みつく子蜘蛛追いたてて風呂の湯を流すので、ご注意。

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こんな歌を出すと、こっぴどく叱られるぞと思いつつ出してみた。
しかし、テキもさるもの・・・・いえいえ、先生はすこしも動じず、最後のまるを注意された
のだった。
「このまるは要りませんよ」

<ご注意>よりも<ご用心>とすること。
<流すので>ではなく<流すゆえ>が良いとのことだった。

「点は入れてて良いでしょうか?」
「いえ、要りませんよ」
との仰せであった。

<子蜘蛛追いたてて>に<を>を入れること。
<風呂の湯を流す>の<を>を取ることを言われた。
もう一首提出した、着ない服を<古着>として捨てる後ろめたさを詠ったものより、面白
いとのことだった。

他の方の歌の鑑賞のときに、名指しされたのはやぶ蛇だった。
「虫の歌ばっかりではなく、こんなふうに台所のことなども詠ってみなさい。お料理する
の?」
「いえ、あまり」
「そうでしょう」

勤務で帰りが遅く、晩御飯を家で食べなくなって、ますます料理から遠ざかっている。
この日<ほたる火>という素敵な言葉を覚えた。
どうやら<とろ火>のことらしかった。
今度、ほたる火で大根でも煮てみよう。

歌は直されてこうなった。



この家は住みつく子蜘蛛を追いたてて風呂の湯流すゆえご用心

虫短歌に挑戦〜蓑虫〜

頑丈に仕立てた蓑に満足か顔を出したる蓑虫ゆれる

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先生には、<仕立てた>ではなく<仕立てし>だとまず言われた。
「顔は半分出しましょう」とも言われる。
半分・・・。<目だけ出したる>だろうか。
先生は「はんがんいだし」と歌うように言われた。
<半顔出だし>と書くのか。

蓑虫は<鬼の子>とも言うらしい。
俳句に、鬼の子が蓑の縁からこの世を見ている、というようなものがあるらしい。

私の歌は、蓑虫の蓑の強さという実際的なことを詠っている。
まぁ、私らしくてここはこれで良いでしょうということだった。
先生は、蓑がちょっとやそっとでは破れないことをご存じだった。

直されて歌はこうなった。


頑丈に仕立てし蓑に満足か半顔出だし蓑虫ゆれる

虫短歌に挑戦〜蝶〜

秋蝶は案山子の肩にやすみけりものみな黄金に染まる夕ぐれ

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<やすみけり>が強すぎると先生は言われた。
ここは<じっとして>とするようにと助言いただく。
<秋蝶は案山子の肩にじっとして>だ。

案山子には別の呼称もあるとも教えて頂いた。
崩え彦【くえひこ】というそうだ。趣のある名。
沢山の言葉を知っていれば、歌は難なく整うと言われる。

<ものみな黄金に>の4句目をいろいろに読み上げていただいた。
<おうごんに><こがねに><くがねに><きんに>などなど。
私としては<こがねに>として作った。

今回蝶を詠みたいと、呼び名を探していた。
角川文庫の『俳句歳時記』は、私の駆け込み寺だ。
秋の動物の項を探すと秋蝶【あきちょう】がある。

特定の種類をいうのではなく、秋までも活動しているものをいうらしい。
夏の終わりに羽化したものが、傷ついて弱々しく飛んでいる姿もいうとある。

そうやって歌のヒントを探した歌は、添削されてこうなった。


秋蝶は案山子の肩にじっとしてものみな黄金に染まる夕ぐれ

虫短歌に挑戦〜蜘蛛〜

銀色の光のすじを滑りおり蜘蛛はふわりと風に乗りたり

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真っ先に<滑りおり>は現在形、<風に乗りたり>は過去形で、混乱してしまっている
と言われた。
ああ、国語の授業をちゃんと受けておけばなぁ。

先生は、「こう整えなさい」と混乱を修正してくださった。
結句についても、<秋>を入れるのが良いだろうとのことだった。


銀色の光のすじを滑りつつ蜘蛛はふわりと秋風に乗る


『ニルスの不思議な旅』のようだ。
先生はとても元気いっぱいで、ひとりひとりの歌に機知に富んだコメントをされていた。

同年のIさんの、イタリアの歌はどれも良かった。
彼女は独自の世界観を、伸び伸びと表現し始めた。
大いに刺激になる。

先生は、私のすっ頓狂な表現に度々苦笑いされている。
「あなたは、少しエロスを出しても良いのではない?」と言われた。
エロス・・・だって。

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