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ついったーとかしてます。ちょっとしたガス抜きのつもりがガンガン持ってかれちゃってたりして。ID:kagetora1130

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ごきげんようさんです!前置きを簡単に説明すると、リトアニア・ラトビア旅行に行ってきたんですがその帰り。
ラトビア-ロシア間の国境検問所?での出来事です。



ラトビアはリガ19:15発のバスは、ちょうど夜中の0時にラトビア(EU)出国ゲートへ到着。EUは入国も出国も国境警備員さんがバスに乗ってきて、全員のパスポートを預かって外に持って行き、スタンプ押したらまたバスに戻ってきて全員に返却、というほとんどおまかせモード。
しかしロシア出入国はひと味違う。全員、スーツケースなど大きい預け荷物含めたすべての荷物を持ってバスから降り、荷物をX線検査にかけてパスポートチェック(空港にもある、係員とガラス越しにご対面でパスポートにスタンプもらうアレ)を受けて出国。ロシア入国の際は先にパスポートチェック受けてから荷物検査です。

行きのロシア出国の際には別に何もなかったのですが……。

ラトビア出国にもなかなか時間がかかり、パスポートが返却されてバスが動き出したのは1時間半後の午前1時30分。時間かかりすぎー、というわけで寝てしまっていたんですがもうすぐロシア入国だ!ということであわてて荷物を整理(EUゲートとロシアゲートは数百メートル離れているのです)。
で、ロシア入国ゲートに到着。

ぞろぞろとバスを降り、預けていたデカいリュックを受け取り、パスポートコントロールに並ぶ。
同行のKさん(一緒に留学中)とおしゃべりしたり、外でバスが徹底的なチェックを受けてるのを眺めたりしながら待って待って、ようやく自分の番。

こんにちはー、とか言いながらパスポートと入国カード(バスで書く)を渡して、メガネも外してさぁなんでも訊いてきやがれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

と、思ったら。

「あんたはここじゃない。あっち。」

あっち?
指さしているのはもう1つの窓口。どうやらそっちに行けということらしい。
おいおいマジかよ一番最後にならないようにさっさと準備して並んだのに……
とかなんとかぶつぶつ言いながら同様に「あっちいけ」と言われたKさんと並びなおそうと

していたら。


若い軍人さん(20歳前後でもおかしくないくらい。シュッとした顔のイケメンさん)が「こっちに来い」。
あーはいはい並び直すんですよねー。めんどうくさいぜー。

……

?外?

「こっちだ」

建物を出(「外で質問ですか寒いじゃんバカかよ!もしかして誰も見ていないところで殴られたり?!」)
隣の建物に入り(「寒くはなさそう……」)
階段を上がり(「案外きれいな建物じゃない……」)
2階廊下奥の、テーブル挟んで向かい合ったソファに座らされる。(「部屋じゃないのか……」)

そこからは怒涛の質問攻め。
名前は・誕生日は・どこから来たんだ・なんで行ったんだ・現地では誰かと一緒だったか・今は休暇中なのか・また旅行でどこか行くのか・ロシアでは何をしているんだ・ロシアで通ってる大学の名前、学部、学年、専攻は・実家の住所は・日本で通ってる大学の名前は・荷物には何が入っているんだ・携帯は持ってるのか・ロシアに入る前に誰かから荷物を頼まれたりしたか・宗教は

こんなとこでしょうか。ひとつひとつ聞いて手元の紙にメモ。
名前とか、パスポートに書いてある情報はパスポート開けば書いてあるじゃない……と思ったんですが、多分本当のこと言ってるかチェックするためなんでしょうね。質問が終わるとパスポートを開いて内容チェックしてました。

まさか実家の住所をロシアで口にするとは思わなかった……”県”という単語を覚えていたのは偉いぞ俺。
宗教は何だとか、いかにもだなーと言う感じ。宗教は「神道」と言ったんですが「なんだそりゃ」という顔をしていたので(怪しむ感じというよりは純粋に「なんだそりゃ」って感じ)、「仏教だ仏教」ということに。関係各所にごめんなさいだ。

部屋ではなく廊下の端っこで、同行Kさんも一緒で、とはいえ緊張感のある時間でした。
それでもなんか和む時もあり。
「荷物の中には何が?」
「服と、本です」
「本はどんなの?
「んーとー……(説明が難しい……)言語学の本!」
「そうか……他には何も無い?」
「ないです。……あ、ビール!ビールがある!」
「(笑)」

ロシア人って、声に出して笑うってよりはこう、かたい表情が”ゆるむ”ように笑うんですよね。この兄ちゃんもそんな感じ。


で、無事に解放された後改めてパスポートコントロールに。先に並んだKさんが終わるのを待ってる間にも、さっきの兄ちゃん軍人が色々訊いてくる。大学の前に通ってた学校の名前は、とか旅行に行った時もバスだったのか、とか。
そんで、自分の番。
おっさんの係員がいかにもムスーーーーーーーーっとした感じでパスポートをじっとり眺め、スタンプ!



よかった……これで無事……帰れる……




と思ったらそれだけではなかった!!!!!!なんとここで終わらないのがロシアクオリティ。


荷物をX線検査にかけます。係員はお姉さんとおばさんの間くらいの女性。お姉さんということにしておく。

時間食って僕とKさんしかおらず、Kさんはもう検査済ませて行ってしまって検査場には僕だけ。
リュックを、カメラバッグを、手提げかばんを、コンベアに乗せる。
そして検査機から出てきたリュックを受け取って……あれ?

止まるコンベア。怪訝な顔したお姉さん。「なにこれ……」とか言ってる。
何だ今度はなんだってんだ……ビールはちゃんと2L以下に済ませましたわよ……

なんだなんだとさっき尋問してきた兄ちゃん軍人が寄ってくる。近くにいたおじさん軍人も寄ってくる。
「これなんだと思う?」「なんだろな……」「ビールも入ってますよね?w」「いやそれは問題じゃないの」
みたいな感じ。

「荷物には何が入ってるの?」
「服と、本です」
「本?買ったの?新しい本?」
「いや、新品じゃないです」
「はい、リュック開けて」

引っかかったのはリトアニアのアンティークショップで買ったソ連時代のでっかい本。アホみたいにデカくて(800ページくらいある)新品じゃないということで、クスリでも入れてんじゃないかって感じだったようですね。ぱらぱらめくってチェックするお姉さんの隣でおじさん軍人が覗きこんで「お、ソ連の本じゃんw」みたいに言ってました。

そのチェックが終わるとようやく開放。なにげに一番気になってたビールは触れられることすらなく。


その後はいそいそとバスに乗り込み、気が付いたら眠りこけていました。若干バスに酔いかけていたのも吹き飛んでいた。なんだかんだでロシア語多少は喋れるようになったなーと思い返せば。
ちゃーんと目を見て聞いて答えてりゃ大丈夫!後ろめたいことも別になかったし。今もないし!
乗客唯一のアジア系だったからかなー。日常味わえない緊張感でしたが、ある意味貴重な体験だったかなー、と思います。おしまいっ!

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