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先月号が動だとすれば、今月号は静。月刊誌で1話ずつ読んでると、どうも大人しい印象を受けますが、コミックスで読むときっとメリハリがついてるんだろうなあ。 というか。 これ私だけかもしれないけれど。 なんか今月号ちょっと絵が雑じゃないっすか?244ページの手首を見る中尉だとか、252ページの妙にキンブリーに顔近づけすぎなエドだとか(遠近感が・・・) 牛さーーーん!!がんばってーーー!!! もしやアニメ化との噂の「獣神演武」関連の仕事がたくさんあるんじゃ・・・ 私的にラストに近づきつつある鋼に力を入れて欲しいんですが。ってわがままかな。 今月号の一発目の感想。 「大佐が出てねえ!!!」 ・キンブリー 世界の中心でアイを叫んだ獣。アイは愛じゃなくてI。すなわち「私」。なんかエヴァンゲリオンのサブタイトル思い出すなあ(最終話のサブタイトル)。キンブリーは、他人を、世界を、そして自分すら一歩引いた俯瞰で見ている人物。自分が世界の一部であることを強引に認めさせたがっているように見えつつ、そのくせ世界の全部を見渡そうとしている。「全は一、一は全」ってのも思い出しました。自分では自分の背中は見えないだろうに、全てを知りたがろうとするなんてなんて傲慢なんでしょう>そこがキンブリーの魅力。 といっても、兄弟の今の目的が「錬丹術」ということを知らされていないあたり、所詮彼もホムンクルスのコマでしかないってことかなあ。プライドは知ってるし(本人から直接聞いてる)、てことはラースも知ってるんじゃないかな(違ったっけ)。その情報は、キンブリーには必要なしってことか。 もったいぶって見せたものが錬丹術ではなく「賢者の石」だったことに、少々小物感がただよってきました。読んでて拍子抜けしちゃった。おいおい今更それかよ、と。 ・ウィンリィ 「そんなの断れば・・・」 国家錬金術師になって軍にかかわれば、何か有事の際は狩り出される。ウィンリィが人質になるならない以前の問題で、それは最初から分かっていたこと。嫌ならやめればいい・そんな事態になるはずがない、そう思っていたのは、子どもだったからで。事態を知れば知るほど、大人になればなるほど、否応が無く責任は重くのしかかってくる。いや、責任あることだと気付いていく。「殺さない覚悟」ってのはそういう意味に受け取ってます。 この甘い認識は兄弟に真実を知らされていない&蚊帳の外だったおかげなんですが(だからこそ彼女と彼女を守る立場の兄弟は安心していられた・・・のと引き換えに責任がないので核心に絡まない)、人質化と主人公への思慕・兄弟との合流(守ってもらえる)で本編に絡んで晴れて名実共に「ヒロイン」に昇格したウィンリィが、何も言わない兄弟とどのくらい意思をともにできるかが今後の見モノかなあと。黙って背中を押すようには見えないし、かといって絶対にやめろともいいそうにはないウィンリィは、実に絶妙な立ち居地だと思います。兄弟の今後はウィンリィの動向次第だったりして。 あとは惚れた男に自分の両親の仇討つといわれて、嬉しいような悲しいようなやってほしくないような心中複雑だったろうな、と。 機械鎧のメンテナンスはあくまでも「もっともらしい理由」なのだけど、彼女は何のために無人の炭鉱についてきたのかイマイチ把握できず。まだまだ彼女は足手まといってのが強いなあ。逆に言えば、これから先、機械鎧に対する重要な事態が起こりうることも予想できますが。 ・メイチャン 広大な炭鉱跡からあっさり見つかったっていうのは、前のセントラルスカー釣り作戦のときの予めやっといた慈善行為のようなことをやる必要がなかったってことかしら。てか、ここだけ目に見えてマンガ的ご都合主義なのは、最終回に向けて余計なエピソードはなるべく省かれているのかだとか、ストーリー的に必要性がないのかだとか、なんか穿った目で見てしまいます(苦笑)。やたらと場の広さが強調されていただけに、ちょっと強引に感じてしまいました。とはいえ、アニメとかだったらぐるぐる探し回る描写も演出次第で面白くなりそうだけど、マンガという紙面では何ページ割いたところでつまんないか。どうも探し回ってる間に重要なアイテムを拾った!とかいうイベントを期待してしまうんすよ。まあ、運が良かったっていうことにしとくか・・・ てっきり今までの美化からの反動でエドを嫌悪しているのかと思ったら「略奪愛」とか言ってるし。 ・アル 今月号で何が面白かったのかといえばこの子の「(錬丹術の事を訊くために)会いたかった!!」なんですが。さすが天然(笑)ちなみに本誌では「鍛錬(たんれん)術」になってるけど、それは兄弟が新たに探しはじめたものですか(笑)誤植だね。きっと「れんたん」と打つつもりが「たんれん」とついつい逆になったに違いないw私、文章書いてるときぼやっとしてるとこういうことがよくあるので他人事だとは思えない・・・。こういう場合、頭じゃちゃんとれんたんって思ってるのに、手が勝手にたんれんってなっちゃうの、って私だけだったりして。 ・エド もっともらしい理由をつけて相手を騙す〜ってのは、それこそユースウェルでのヨキの一件で一度やっていることなんですが、今度の相手はヨキに比べれば雲泥の差。さあ、どうでるか。 ・リザ ウィンリィとリザは立場的によく似て(というか相似形)いるのですが、今月号はようするに、彼女たちが人質としての自分の立場を把握する回なのね。 あのぞぞぞが触手プレイに見えたのはここだけの話。傲慢は、あのぞぞぞを操る黒い目が本体で、セリム自身は器なのかな。傲慢が器を次々に乗り移って永い時間を生きてきたっていうのなら、アニメスタッフに拍手を贈るところですがどうなんだろ。 ・スカー キンブリー・ウィンリィと役者がそろったので、彼の救済をぜひ。 それにしても、キャラが多すぎてブリッグズ側の名前が覚えられません・・・オリヴィエ姐さんは完璧なんだけどあとがどうも・・・私もう若くない・・・
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ガンガン鋼感想
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今月号は凄かったです。 最近、ぶっちゃけ冷め気味(話が進まなかったから)だったけれど、これで復活ですちくしょー。 ただ、終わりが近い。 そんな寂しさも一瞬よぎったり。 ネタバレを回避しつつよそ様のブログをのぞいてみたら、とにかく「すごい」と書かれていたのが印象的で、久しぶりに前日の夜ドキドキして眠れませんでした(笑)アニマックスで放送中の鋼は寝落ちしたけど。 鋼って、ぱっと出てきたキャラが全ての展開を持っていっちゃう〜ってな強引な展開がない。今月号のロイの台詞がまさにそれ言ってますが。伏線が、伏線としての機能を存分に果たしてて、しかも読者をうならせる力もある。アニメ版ではラスボスのダンテの存在が急に出てきたのが不満なので、そこは原作の構成力のよさかなとも思ってみたり。今更言っても仕方ないけど、ライラの体に入る前のダンテのエピソードがもうちょっとあったらもっと良かったのになー。 第70話 始まりの人造人間 ・エドウィンエドウィン! 服をひっぱるのではなく、あえて髪をひっぱったエドがヤラシイ。髪をさわる行為って、心理学的にものすごい意味があると聞いたような気が(うろ覚えですが)。その後悶絶してるエドが可愛い。何この初々しさ。うらやましいぞちくしょー(笑)更にウィンリィの肝心な言葉も聞いてない。なんていうタイミングの悪さ!氷をよけるタイミングは良かったくせに(笑)。ウィンリィも照れ隠しとして急に神経つないでるけど。お互い照れ照れしやがってなんだよこんちくしょー(笑)しかもさわやかだよちくしょー! お約束のウィンリィの機械オタクっぷりもほのぼのとしてて良いですが、寒冷地用の機械鎧のノウハウも学ぶつもりなウィンリィがとても良い感じ。場所をわきまえない服装に、もしかしてアニメウィンみたいに恋は盲目v状態になっちゃってるんじゃないかと恐れてましたけど、そうじゃなかった・・・良かった・・・ ・キンブリー 立場が変われば、そして事情を知らなければ、普通に良い人ってのが怖く感じる。 そしてそのことを彼自身が一番よく分かっている。 ・アル 冷静なアルは、閉じ込めておいたほうが得策だということ? 154ページ2コマ目のアルの後ろの新聞らしきものがやけに強調されているように感じてしまった。何か書いてるのかな。 ・オリヴィエ 自分がやったことに責任をとると宣言してくれる上司って、すごく頼もしいですよね社会人の方。部下のせいにしないのが素敵。 やってしまったことの責任をとりあえず後から徐々に考えるロイと、似てるようで違う。行動を起こしながら、その責任をどうとるかも同時に考えているんじゃないのかな。やってしまったことの責任を考えない(周りのおかげで考えないですんでた面もあるはず。ヒューズ死亡とウィンリィ人質化でようやく責任を持たざるを得なくなった)エドとは大違いで、それはつまりエドが子どもってことなんだよなー。責任持たざるを得なくなったってことが、大人への階段登ってるってことで。 ・ロイ やってしまったことの責任を後から考えるような人だから、とりあえず花を全部買うと言ってしまったけれど肝心な花をどうするかをこれから考えなくちゃいけないんだよ。ブックインフィギュアBLUEのおまけマンガにほんの少しだけふれられたことが、ここまで重要な意味を持ってるってのがすごいと思います。鋼を読むときには、一字一句1コマ全て見逃せませんね。 「むしろマスタングは消えろ」とズバッと言い切ったオリヴィエ姐さんと、アームストロング家に代々(という言い方も代々伝えられてるのか)使えし花屋のおばちゃんが素敵です。そういやキャスリンもズバッと言い切る子だったっけ。 理解して支えてくれる人間ってのは 結局のところ共に闘った事のある戦友から出てくるものなのだな この台詞大好きです!自分のやってきたこと、それ自体が代価となる。 ・黒い影 明かりがあると襲い掛かってくる、目玉が強烈な黒い影。 黒い影と人の間に人の影があると襲い掛かってくるけれど、人影の間に人がくると襲い掛かってこない。何か意味が? ・セリム アニメでのセリムは、最終回「ミュンヘン1921」で義父であるブラッドレイ(プライド)の手によって殺害されます(ブラッドレイを父と慕い尊敬する「良い子」でした)。それは、彼がプライドの弱点たる頭蓋骨を持っていたから(アニメ設定ではホムンクルスは自らの生前の骨を前にすると動けなくなる弱点があった)。セリム(ただの人間)がプライド(人間を見下していた)に対して優位に立ってしまったことへの、プライドの傲慢さ故の憤りからきた殺害だったわけですが・・・ 原作の展開を最後まで聞いて作られたアニメ版のセリムの死は、もしかしたら意味あってのことなのかもしれません。アニメ版で死んだ人たちが、原作でも死んじゃったりして(例えばホーエンハイムだとか・・・)。何かしらの現実的な風刺をにおわせるのが得意なアイカワ脚本に、原作の展開のにおいが意外とあったりして。アニメヒューズが「全て逆」(第25話「別れの儀式」)って言ってたくらいだし、展開が全て逆転してる可能性だってあるもの。今更原作もアニメも両方楽しめて面白い。好きですよアイカワ脚本。ああいう皮肉のきいた脚本は割りと好みです。 というわけで、そんな彼がプライドでした。アニメでただの人間だった彼は、原作ではホムンクルスのなかでも上位に立つ。 最初の印象 → 「な、なんだってーーー!!!?こいつがプライドかーーー」だった人。 あわてて読み返してみたら、確かにプライドの影は幼い子ども。今読むと、全て裏があるように感じてしまうから不思議です。てっきりスカー兄かと思ってた。 今月号で中尉が歩いていた場所と、セリム初登場の場所も一緒だし。柱の形から、プライドとラースの会話があった場所(12巻第49話)も一緒・・・。最初から、セリム=プライドの伏線が張られていた。 かの「520センズの約束」の回で、アルがついうっかり錬丹術調べてるって言っちゃってるよ。言っちゃった!!知らず知らずのうちに敵に手の内ばらしちゃってるよ!壁に耳あり障子に目あり、って言葉が真っ先に思い浮かんだ(実際に影に目があった)。 中尉登場からプライドの正体が明かされるまでの盛り上がりが凄かったです。最後の大ゴマどーーーん!!ってところ。 すごい面白かった!! 何気に例の「その力、神か悪魔か!?」ってアオリ文句のすぐ下がセリムのあやしげな表情ってのもまた素敵。何これ狙った?ってくらい上手くいってるんじゃないでしょーか。 で、結局この子は「最強の・・・」何? 話し方も傲慢でイイカンジ。 ・エド 人質を背に話すエドと、キンブリー。 血の紋を刻むというけれど、相手はドラクマ? 考えてみたらオリヴィエ率いる北方と、ロイじゃなかったグラマン中将率いる東方とタッグを組めば自ずと血が流れる事態が引き起こされるということで、それすら想定内のことだったりして。 今回はハガレン主要キャラ総動員って感じでしたねー。あとはこれにスカーおよびシン組がどう絡んでくるか。 とにかく、伏線が明らかになるときのカタルシスって、すごく気持ちよいんです。 今月レビューやめよう(書けば書くほど自分の理解不足さ気の利かなさ故につまらなく感じてしまうので)と思ったけれど、ついつい書いてしまいました。駄文失礼。 こうなってしまったら、終わるの寂しいけれど、早く最終回が読みたい。一気に読みたい。
(一番気になるのって、8巻おまけページにあった「エドとアルが○○○でー」の○○○だったり。パンチで殴られるくらいの衝撃っていったい) |
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一応本土ではあるけれど、所詮西の辺境では早売りなんてあるはずもなく。 早売りなんてされると、ネタバレ回避に困るじゃん。皆様我こそ先にと競うように感想あげてくださるという素晴らしいネット世界の時差のなさに、いかに自分がついていけないかがわかってしまって落ち込む。 てか、鋼は雑誌もコミックスも公式発売日にちゃんと発売されるというだけでありがたかったりしますが。別冊増刊、よっぽど売れているコミックス以外とかになるとやっぱり公式発売日より1日遅れ(日曜はさむと3日は遅れる)です。ガンガンはほんの2〜3年くらい前まで一日遅れだったからまだ今の方がマシ。ただ結局早売り地域より2日遅れて入荷ってのは変わらないのがちょっとアレ。 といいつつ、昔ほど「一刻も早く買わなくちゃ!」とは思わなくなってますが。だって結局読めるんだもの。 それはさておき。 表紙のエドの格好が、近所の悪ぶってるクソガキのそれに似てて笑った。 あ、別に牛さんのセンスがどうこう言ってるわけじゃないですよ。あくまでもエドのことなので勘違いなさらぬようお願いいたします。 それはさておき(また?)今回のお話。 してやられたと思ったらやり返し(オリヴィエサイド)、何とかなったと思ったらしてやられ(エドサイド)、しかもオリヴィエがやり返したのが本当にやり返したと言えるのかどうかすらあやういという。 ここらへんは、前にロイが大総統や軍上層部に乗り込んでいく前後のお話でも同じことを感じましたが。 レイブンは、結局は器の小さい阿呆な男だった。「大きな野望」とやらに魅入られた哀れな男。不死って、自分が死ぬのがイヤだったってだけでしょう。国のためという大義名分を振りかざせば自分は大きな存在になったと勘違いしている。アニメ版でハクロ将軍が似たような立場だったけれど(大総統代理を命じられてガッツポーズ)そんなようなもんかな。 オリヴィエは従うふりをして、レイブンをコンクリ詰めに。礎とオリヴィエは言ったけれど、昔から礎は可愛い女の子(実際にそうなるのはいやですが)と相場が決まっているのですよ!やだこんなおっさん!!これがもとで肝心な礎にヒビが入らなければよいですが。 とはいえ、キンブリーを連れてきたことが彼の役目だったといえるのではないかしら。レイブンが最終的に殺されてしまったことも、全ては予定に組み込まれていたような気がしてならない。そうなることが想定されていた。だから、死んだところで対して計画には影響のないレイブンを使いにやった・・・とか。そうすることによって、キンブリーは大総統として動くことができるのだから。大将が自ら動くような戦って、負けに行くようなもんだもん。本当に重要な人間ならば、動かないはずたぶん。 で、結果的に連れてこられたウィンリィ。ホスト役はキンブリー。てか、妙にウィンリィが可愛いんですが。てか、通常の機械鎧すらダメになるような極寒の地でかわいいミニスカにタイツにロングブーツはないでしょうよ・・・。滑って転んだらどうすんだ。ましてや室内であっても布団で寝るにも寒いような場所なのに。まあウィンリィにしてみれば自分が人質で、もしかしたら危険な目(例えばいきなり外に放り出されるような事態)にあう可能性があるとは思ってはいないだろうから仕方ないにしてもこれはちょっとなあ。それとも極寒の地でも耐えうるタイツなのか。なんか、世間知らずのお嬢さんが雪山に遊びに来ちゃいました、てへっwって感じ。もしかして、到着して着替えたのか?・・・というか、「惚れてるかも」と自覚して初めてエドに会うのだから、気合いれたのか。 まあ、マンガだからねw オリヴィエ姐さんが盛大につっこんでくれることを期待。 会えたときのあの嬉しそうな表情が可愛すぎ。だって、最初に檻ではなく会って顔を赤らめてるんだよ?惚れた相手を見つけるときに、邪魔なものは目に入らない。以前第五研究所での戦闘の後ウィンリィが来たとき、彼女は入院してたことに驚いていたのに、今回は投獄されていたことは二の次だったもの。 よっぽどエドのことが好きなのね。そんで、アルのために磨き油を忘れなかったのが彼女の良いところ。ウィンリィは、そういう些細な気遣いができるのが良いのですよ。 (小説もあわせて、今月はウィンリィ強化月間なのかしら) そういえば、ウィンリィって「軍が危ない」ということを知らないんだっけ。誰からも聞かされてない。だから軍から機械鎧の付け替えについての連絡を貰ったとき、疑いもせずにでていった。彼女が知っているのは、イシュバール人であるスカーが危険人物だということだけ・・・ 疑いもしなかった軍から危険な目に合わされて、そこを救ったのがスカーという展開があったりして? 要するに、これによって兄弟の行動に制限が出来てしまった。その状況をどう脱するか、あるいは逆手にとるか、これがエドの腕の見せ所かも。さて、どうなるのか(わくわく)! 今月は久しぶりにロイ登場! 女性はあくまでも目的のための手段にすぎない。女癖が悪いといわれているけれど、実は結構一途なんじゃと思うんですが。 オリヴィエの名前を出されるとワゴンの花を買い占めるというロイ。今月の扉(カッコよかった!!)でオリヴィエサイドとロイサイドが向かい合っていましたが、共同戦線はることになったら面白いだろうなあ。ハボックもいたということは、彼も何かしらの形(あるいは回復?)で戦線復帰になるのかもしれないし。これは楽しみな展開です。こう、いつもは非協力的な者同士が同じ目的のために一致団結だなんて、燃える! にしても、本当にキンブリーはやな奴だ。 つまり、良いキャラ!話をすんごく振り回して、面白くしてくれる!アニメ版は正直器の小さな男でしかなかったけれど(でも好きなキャラ。うえだゆうじさんの声があってていやらしさは抜群だったと思う)原作ではどうなんだろ。大総統すら、もしかしたらプライドすら手玉にとっているつもりなのかもしれない。こういうキャラが最後まで大活躍してくれるといいなあ。もっともっと活躍して、兄弟や軍部の前に立ちはだかり、話を面白くしてください!マンガなんて、こういう振り回しキャラが大活躍してナンボのものです。こういう影となるキャラがどんどん黒く鈍く光ることによって、光となるエドやロイたちがより一層輝いて見えるんだよ。 今月号読んでてつくづく思ったのは、こういう話はまとめて読んだほうが面白いような。鋼って、やっぱり全体を通して読んだほうが面白いと思います。アニメ版も通して見たらすんごく面白いですよ!前後の辻褄とかキャラの心の盛り上がりとかが途切れずに見れて面白い。
でも結果的には我慢し切れなくて雑誌読むんだけど・・・今月号のスカーの台詞の「研究所」は、その台詞を受けたメイの姿からして本来「研究書」となるべき(つまりは誤植)だと思うんだけど、それが本当に誤植なのかどうか確かめられるから、ある意味本誌が貴重になってくるし。だから本誌はやめられないんだよなー。 |
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こ、これは・・・!!! この話(主に冒頭)は・・・!!! 私に泣けと!? なんかもうやられた、って感じ。 以下盛大にネタバレ。 (ちょっと記事修正) この感覚は14巻の「おまけのエルリック家」以来だわ!!! 今朝の記事でエルリック一家好きを叫んでいたので、余計に運命すら感じてます・・・(←感慨にふけってる) エルリック一家万歳!!! 大満足です。しばらくこれを糧に生きていける(笑) トリシャとホーエンハイムの約束は、そんな大袈裟なものじゃなく、ただただ「家族とともに老いて死ぬこと」。なのでしょう。 共に笑って、涙して、喜んで、苦しんで、そういったごく普通の家族の営みすら素直に楽しむことができないなんて・・・ というホエを優しい言葉で立ち直らせたトリシャがすごい。トリシャホントに大好き!!女性キャラで一番好き(ここで告白しても)!!ウィンリィもそうなんだけど、いつでも男を立ち上がらせるのは女なのね〜。トリシャって、すごく芯の強い女性。写真を撮るときの台詞、大好きです。あの台詞をアニメエドに言ってやりたい。トリシャは全てを分かってて、そのうえで全てを優しく包み込める強さを持ってる。自分の死期を悟っても、笑える強さを持ってる。どういう経緯でホーエンハイムと知り合ったんだろ。ホエの体のことは、最初から知ってた気もする。もっとエルリック一家の話が読みたいです(欲がでた)。 ホエに「にこお」って笑うエドもものすっごいかわいいv 「おとうさんv」とただ甘えたいうよりはむしろ、困ってる顔をしたホエを察知して本能的に「僕は大丈夫だよ怖くないよ、だから笑って」と言っているよう。 ホエは、トリシャの言葉と、そして子どもたちの笑顔とで、はじめて「生きている」ということを実感したのかな・・・切ない!! 家族で撮った、たった一枚の写真。意図的に隠されていたホーエンハイムの顔。 笑って。だけど涙。口がへの字になっちゃうほど感情が出たホエの顔は、前に酒場でピナコと撮った写真以来なんじゃないかな。やっぱりホーエンハイムは人間だったと思うと、すごく嬉しかったです。 お父さんなホエが整備したブランコ。ここら辺のギャグ好きーv 錬金術じゃなくて、自分の手で整備したってところがまた素敵な場面です。 「まぶちい」のアルと、ちゃんとおにいちゃんしてるエドも可愛かった!トリシャに褒めれるんだけど、「おまけのエルリック家」で何気におかあさんに褒められた描写がなかった(その前におまけが終わった)ので、私的に満足。アルがエドに撫でられて、エドがおかあさんに撫でられて。ああもうエルリック一家万歳!!おかげで北にいるエドみたら、ああ大きくなったのね〜なんて。 だけど出て行くホエの顔を見たエドが誤解・・・眩しい朝日とホエの暗い表情の差が、幼いエドには怖く思えちゃったのかな。しまるドアの音が、怖かったのかな。 家族写真のホエは顔を歪ませて泣いていたけれど、これエドはちゃんと見たんだろうか。 ボードにはわざわざ隠されて貼ってあったし、かあさん泣かせた父親は見たくなかったのかもしれないけれど今のエドがもしこれをちゃんと見たら、どう思うんだろうか。まだまだホエを認められないエドは、「何かの間違いだ」と思わず一蹴するのだろうか。描かれていないのでそこは推測しかできないけれど(牛さんのみぞ知る)。 聞いたことはあったと思う。だけど優しくて大好きなかあさんがいくら言っても、だんだん成長して年をとり父親から離れた年月が長くなるごとに、認めたくないという気持ちがますます強くなっていったのかもしれない。すれちがいが大きくなっていった。言わないとわからないから。会ってまともな会話をしていないから(あのホエならできないだろうけど)。 愛情の裏返しというやつで。今ではもはや意地にすらなってて、写真のホエの表情の意味を母から聞いてはいても、だからなんだ自分たち置いて出て行ったじゃないか、としか言えなくなってる状態。 国家錬金術師になりたくさんのことを経験した今ではすっかり成長して、母から巣立っている。今は、男親を乗り越えようとする時期。父親と同じ謎を追い、同じく元に戻ろうともがいている、そんな時期。 だって思春期だもん。15歳だもん。 だから、今のエドに見て欲しい。小さい頃の父親への気持ちを、思い出してほしい。 母の笑顔を見るために錬金術を学んだ頃。父親が研究した錬金術の資料をあさっていたころ。 とうさんは子どもが本当は大好きでも、子どもの立場としてあんまり触ってもらってないかまってもらってないだとしたら、かあさんにとうさんがいかに家族を思っていたかを聞いていたとしても、意地を張っている今、あまりにもホエを認める要素が少なすぎて(ホエが研究に没頭してたから)なかなかそれも難しいかもしれないな。唯一それを知る鍵の写真の父親は、たぶんエドの手によって隠された。トリシャなら堂々と全部飾るだろうってことは、いくらおばかな私でもわかります。それを見ないでいるうちに(それが長い年月であればあるほど)自分の気持ちを自分で認めたくないでいる。 ああ上手く言えない・・・orz 私ってほんっとにばか!! たとえ見ていてもトリシャから意味聞いてても、エドが根本的に変わってはいなくても、長い年月の間に父を認めたくない気持ちがどんどん高まってるのでは(思春期の今がピーク)、小さい頃写真の父を隠した頃の気持ちと写真を長い間見続けていなかった気持ちとではすれ違いが大きくなってった(ホエだけじゃなく自分の気持ちすら認めたくないというのが強くなっている)のでは、と言いたいらしいです・・・orz(今でも嫌いじゃないと思うよ。本当に嫌いならあんな子どもっぽい態度なんてとらない。むしろそっけなくなるはず)エドは成長しつづけているのだから、根底では父を慕っているのかもしれないけれど、子供の頃まんまってわけじゃないでしょたぶん・・・たぶん・・・ 子どもに接することが不得手で上手く会話できないホエを認めたくないまま終わるとは思えないので、たぶん何かしら認めることができるエピソードがあるはず(ていうかあってくれ!)。言葉で上手く説明できないから、態度で示すとか。そうそう、もしホエと再会したら、この写真を一緒に見てほしい。そして父の思いに気付いてほしい。実感して欲しい。できれば「親父」だとか「とうさん」だとか言ってほしいよね。 ホエって、不死の体はアルを、その容姿や態度はエドを思わせます。今回のホエから、アルが「ひとりの夜はいやだよ」と言った台詞を思い出してまた涙・・・ てな優しい雰囲気に涙してたら、地下トンネルのシーンがグロかった・・・。扉の中の目玉や黒い手にそっくりなものが襲い掛かる!!エルリック一家の場面が優しくて切ない場面だっただけに余計に怖くかんじました。特に黒い手が先遣隊の影を襲うように見えたところ。 「ぶった斬ってしまいたい」なオリヴィエ姐さんが相変わらず素敵なのですが、「地下トンネル」と部下がレイブンの前でうっかり言ってしまった言葉が物語の転換となる。兄弟とキンブリーの邂逅。 そして「もうひとつの釘」となったウィンリィ。「鋼の錬金術師の機械鎧が不具合を起こした」とか言ってブリッグズに連れて行くつもりだろうか。それとも。ウィンリィの後姿がホエとかぶって見えたのがとても不吉な場面。ホエ同様いなくなってしまいそうで(それはありえないけども)。 関係ないけどガーフィールさんはあんな格好(笑)しててなんでヒゲそらないの? というわけで、エルリック一家好きな私にはたまらない内容でした。 なんていうか、ひたすらエルリック一家(これがポイント)には希望のある未来があってほしい。たとえどのような結果であっても、それが涙が出る結末でも、エドやアルだけでなく、ホーエンハイムにも何かしら救いのある結末になることを、切実に願う。物語的にホエの死がありなのかもしれないけれど、これ以上家族がいなくなっちゃうのはやっぱり悲しい。とはいえ子どもは巣立つもの。だとしたらホエの帰る場所はエドとアルのところじゃない。ならホエの帰るところは・・・ なんでトリシャ死んじゃったんだよー・・・今更ながらホエのためにも彼女には生きてて欲しかった。
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その2(感想バージョン) げんなりしてるエドがかわいい〜v(お前さっきキャラ萌えじゃないっつってたろ) イシュバールで戦果を挙げた(たくさん殺した)キンブリー。その情報が入っているだろうにイシュバール人のマイルズ少佐は病院へ。これは他と同等と見られているためだからか、それともイシュバールだからか。 ていうか、マイルズ少佐はもっと紳士的なのかと思っていたら結構直情的なのね(ってオリヴィエに向かっていったくらだから当たり前か)。で、肌に同じトーンが張ってあったらレイブン中将もイシュバールかと思っちゃうよね。 金歯の医者・・・しわだらけになったあげく、もう一本歯がなくなってる。でも前出てきたときと全く同じ表情だからすごく怖っ!!鼻が平べったいのは、もしかして切り取られてる? 「察してくれ」・・・この場所にマイルズ少佐がいなかったことは、何か関係あるのかなー(なんでも疑ってしまう)。これをすぐに人質だと気付いたオリヴィエは、どんな状況でも冷静なんだね。前にエリザベス(リザ)との通信が途切れてヒューズの一件が脳裏を横切ったロイが、司令する立場なのにも関わらず前線に出てしまったけれど、これ、オリヴィエが知ったらそれこそ盛大にロイを叱り付けそう。 とはいえ、「どうでもいい」とか言っておきながらしっかり「ライバル」という言葉を使っているあたり、何か認める点でもあるのかもしれない。大佐がんばれーが面白かったv どんな状況下でも冷静なオリヴィエだとわかったからこそ、レイブン中将に釣りをしかける提案をするエド。前のスカー釣り作戦とは大違いですね〜。前は自分たちだけで解決しようとしてなんだか空振りのような感じ(それがきっかけでウィンリィが人質になったし!)でしたが、今回はちゃんと手助けを求めている。自分たちだけの手には負えないこと、これが自分たちだけの問題ではないことをちゃんと認識できているあたりちゃんと成長してます! そしてレイブン中将曰く「完全な不死の軍団に興味はないか」 あっさりすぎやしない?確かにオリヴィエはブリッグズの最高司令だけど、こんなに簡単に尻尾を掴ませるのもかえっておかしい(やっぱり疑う)。上の立場の人間はほとんど真っ黒だから、今更隠しても仕方がないということか。反逆すれば殺せばいい。そうすれば邪魔者はいなくなってやりやすくもなる。 そして北のこの場所は・・・国土錬成陣で次に血が流れる予定にもなっているのだから。 ここらへんのレイブン中将の行動も、全て仕組まれているような気がしてならない。 ホーエンハイムが人々の名前を呼びすまない。使わせてもらうよと言った場面。彼の目、表情。これらは14巻第53話「魂の道標」で、グラトニーの腹から出るためにすみません。使わせてもらいますと言ったときの表情とそっくりだ。そして同じような台詞。さすが親子・・・ということは、ホーエンハイムもエドと同じ考えを持っているということだよね。これは意図的に同じにされた場面なのかな。 だけど何をするつもりなのか。以下次号を待て。
次号って1ヶ月後か。長いよー。 |





