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2015年3月14日に北陸新幹線が長野〜金沢間で開通します。北陸新幹線開通により、東京〜金沢間のアクセスは今まで以上によくなり速達タイプの『かがやき』で最速2時間28分、東京〜富山間では、最速2時間8分と今までの上越新幹線+特急はくたか経由に比べ1時間半以上の短縮されます。その影響で、並行在来線になるJR北陸本線は、金沢〜直江津間とJR信越本線は、長野〜直江津間の運転を県が運営する第三セクターの鉄道に転換されます。そのため、現在走っている越後湯沢〜金沢・福井・和倉温泉を結ぶ北越急行経由でJR北陸本線を運行する『特急はくたか』とJR信越本線とJR北陸本線経由で新潟〜金沢を結ぶ『特急北越』、JR信越本線の新潟〜新井を結ぶ『快速くびき野』、JR信越本線の長野〜直江津間を結ぶ快速・普通列車の『妙高号』などは2015年3月13日をもって廃止されることになりました。今回は、この廃止される最後の雄姿を見届けたいと思い惜別の旅に行ってきました。
また、新潟〜越後湯沢間の移動は、現在行っている『本州一周路線バス乗り継ぎの旅の第19回』として移動しましたのでその区間につきましたはその記事を合わせてご覧ください。
旅の内容がかなり濃いので今回は前編と後編で分けたいと思います。前編では、長岡〜富山まで。後編では。富山〜長野〜大宮までの様子をお送りします。
8:18発⇒9:18着
自宅の最寄り駅から、電車と上越新幹線を乗り継いで新潟県の長岡までやってきた。今回は、北陸新幹線開通に伴い廃止される列車の撮影と乗りにやってきた。長岡駅には、私と同様に廃止される列車を撮影もしくは電車の惜別乗車を楽しんでいる鉄道ファンの方々が大勢いた。皆、あと数日で廃止される列車の最後の雄姿を見届けるために全国各地から駆けつけているようである。今回、最初に乗る『快速くびき野』も今回の開通に伴い廃止される列車である。485系特急車両を使用した半室グリーン車が設置されている列車であり、今回はその半室グリーン車と一緒の車両である1号車に乗車した。1号車の中には、私以外には数人の乗客しか乗り込んでいなく空席が目立った。長岡を定刻の8:18分に出発。長岡からは、見附・東三条・加茂・新津の駅に停車する。ほぼ、同区間を走っている特急北越号と停車駅は一緒である。車内は、前にも乗車したことがある今は走っていない『快速ムーンライトえちご』と同じ車両でありリクライニングシートがしっかり倒せる夜行型の車両であった。そのため、新潟までの乗車はかなり快適であり1時間があっという間であった。『快速くびき野』は廃止されるがダイヤ改正後も新潟〜新井・糸魚川間には快速列車が運行されるようであり、この車両も新潟〜糸魚川間の快速列車に引き続き利用されるようである。ただ、1往復しか運行されないので乗るチャンスはかなり減るようである。485系は、かつては日本各地で走っていたがダイヤ改正以降は臨時列車を除くと新青森〜函館間を結ぶ『白鳥』と新潟〜糸魚川間の快速列車でしか乗ることができない車両になる。白鳥も、来年開通する北海道新幹線開通で廃止されるのでもう485系の雄姿を見ることができるのはあと数年だと思うと悲しくなる。新潟駅には、定刻の9:18分に1番線に到着した。新潟駅では、3月のダイヤ改正で在籍車両のほとんどはえちごトキメキ鉄道の妙高はねうまラインで運行するE127系がホームに入線していた。この列車も、ダイヤ改正以降は3編成しか見ることができなくなるのでカメラに収めた。新潟駅では、ダイヤ改正で廃止される寝台特急トワイライトエクスプレスや北越、はくたか号のグッズを購入できる売店があるということで記念にトワイライトエクスプレスのボールペンと北越、はくたか号のタオルを購入することにした。新潟駅〜越後湯沢駅までは『本州一周路線バス乗り継ぎの旅 第19回』としてバス旅を行いながら向かうことにした。越後湯沢には、夜の18時半に到着。また、ここから惜別の旅を再開する。
⇒左図 長岡駅名標 中央図 ダイヤ改正以降になくなる北越号・快速くびき野号の乗車標 右図 快速くびき野号の行き先表示器
⇒左図 485系快速くびき野号車内 中央図 快速くびき野号のリクライニングシート 右図 回送の表示を出した485系
⇒E127系 新潟駅では、ダイヤ改正以降見ることがほぼできなくなる
19:39発⇒20:59着
越後湯沢からは、同じくダイヤ改正でなくなる『特急はくたか』号に乗車し今回の旅の宿泊地糸魚川に向かう。この車両は、JR西日本の特急サンダーバードでも使用される681系の車両である。ダイヤ改正以降は、大阪〜金沢間・和倉温泉間の特急サンダーバード、福井〜金沢間の特急ダイナスター、金沢〜和倉温泉間の特急能登かがり火号で利用される。金沢から東で、在来線としてはJR西日本の車両を見ることはダイヤ改正以降はできなくなる。越後湯沢駅も、ダイヤ改正までは東京から北陸地方へのアクセスの玄関口として栄えていたがそれがダイヤ改正以降は新幹線に変わるので駅は閑散されるようである。駅には、はくたか号のカウントダウンボードやはくたか号の歴史をつづったポスターなどが掲示されていた。スキー客でにぎわう越後湯沢駅にも、鉄道ファンはたくさんいてはくたか号の最後の雄姿をカメラに収めていた。私も、はくたか号の写真をカメラに収めた。今回乗車したはくたか24号は、9両編成であり前6両はJR西日本の681系0番代の車両であったが後3両は今回車両としてはなくなる北越急行の683系8000番代の車両であった。私としては、北越急行の車両に乗車したかったので残念であったが681系もはくたか号としてはもう見ることはできないので我慢することにした。列車は、越後湯沢駅を定刻通り発車、六日町駅まではJR上越線を運行し、六日町駅〜犀潟間は北越急行を運行する。北越急行の区間は、国内在来線最高速度160キロで走行するのでとても速い。これが、ダイヤ改正以降は京成スカイライナーだけになってしまうので悲しい限りである。季節は、2月末と雪が多い時期であるので車窓には雪景色が広がっていた。途中の虫川大杉駅では、対向列車のすれ違い待ちをするため5分程停車する。対向列車も、特急はくたか号でありこの特急同士がすれ違うのもあと数日で見ることができなくなる。くびき駅を過ぎるころには、トンネル区間も終え頸城平野が広がる。このあたりは雪はほとんど積もっていなかった。直江津駅には、20:35分に到着。ここで、運転士と車掌がJR東日本からJR西日本に交代する。この交代シーンもダイヤ改正以降は見ることはできない。直江津からは、JR北陸本線を走行するのでほぼ日本海沿いに走ることになる。直江津〜糸魚川間は海はあまり見ることができなくほぼトンネル区間であるので海の景色をみることはできない。また、夜のため車窓は見えなかった。直江津からは25分程で今回宿泊する糸魚川駅に到着した。糸魚川駅は、ダイヤ改正以降は北陸新幹線とえちごトキメキ鉄道の日本海ひすいラインとJR大糸線の乗り換え駅になるので駅は橋上駅化され駅はリニューアルされていた。明日は、ここで『ありがとう北陸本線 記念入場券』が販売されるとのことで近くのホテルで宿泊しきっぷ購入の列に並ぼうと思う。
⇒左図 はくたか号のカウントダウンボード 中央図 越後湯沢駅1番線の乗車標。ダイヤ改正以降は、金沢方面の掲示はなくなる。右図 はくたか24号の発車標
⇒左図 はくたか号のポスター 中央図 はくたか号の行き先表示器 福井行の表示はこのはくたか24号のみ。
右図 越後湯沢駅でのはくたか号の乗車標
⇒左図 はくたか号の連結 左側は北越急行683系8000番代 右側がJR西日本681系0番代 中央図 北越急行の683系のニックネーム『スノーラビッド号』のロゴ 右図 越後湯沢駅名標
⇒左図 北越急行683系8000番代 中央図 HK100形 右図 越後湯沢駅で購入したカニずし
⇒左図 JR糸魚川駅名標。ダイヤ改正以降はえちごトキメキ鉄道になる。 中央図 糸魚川駅改札口 右図 糸魚川駅のコンコースにあった北陸新幹線のカウントダウンボード。プラレールが設置されていた。
JR糸魚川駅『ありがとう 北陸本線記念入場券』購入
糸魚川駅近くのビジネスホテルで、宿泊し朝食後記念入場券購入のためJR糸魚川駅に向かった。駅に着くと、全国各地から記念入場券を購入するために集まった鉄道ファンが20名程駅の壁側に列を作って並んでいた。昨日の時点では、並んでいなかったので始発ぐらいから来て並んでいるのだろうか。やはり、今回の記念入場券はかなりレアなもので価値があるようで集まっているようである。私も、最後尾の並び、購入できる12時まで駅で並ぶことにした。並んでいる間は、一緒に並んでいる鉄道ファンの方と鉄道談話をしていたので思ったよりも時間が経つのがあっという間であった。4時間経過し、ようやく記念入場券を購入することができた。今回の入場券は糸魚川駅では1人1セットと必ず並んだ人には全員に購入できるようにしていたので確実に購入できた。他にも、金沢以東の北陸地区のJR西日本の主要駅で購入できるようだが駅によって購入できる枚数は様々であり1セットしか買えない駅があったり1人10セット買える駅があると様々であった。1人10セットの駅では、確実に早くから並ばないと買えなかったので買えてよかったと思う。糸魚川駅では500セット販売していたが、ほかの駅では100セットしか販売しない駅もあるので糸魚川に来て正解である。糸魚川で購入したあとは、また惜別の旅に向かうことにした。
⇒JR糸魚川駅構内にあるジオパルにはかつて大糸線で走っていたキハ52系が展示されている。
⇒左図 かつて糸魚川駅構内にあった赤レンガ車庫のモニュメント。右図 JR糸魚川駅駅舎
⇒JR糸魚川駅 新幹線改札口。記念入場券購入場所が新幹線改札口であったので開業前の改札口に入場することができた
3.糸魚川〜黒部 特急北越4号 (1054M)
12:20発⇒12:49着
糸魚川駅で、記念入場券を購入し半日以上滞在していた糸魚川駅を後にする。糸魚川からは、これまたダイヤ改正で廃止される485系3000番代の特急北越に乗車する。この車両は、かつては特急いなほやはくたか、快速くびき野でも使用されていたが現在は特急北越専用車両として新潟〜金沢間を1日5往復運行されている。しかし、北陸新幹線開通に伴い役目を終える。今回は、その北越号に乗車し富山県黒部駅まで乗車する。列車は、6両編成で1号車はグリーン車両である。座席は、リニューアル車両であることもあり割と新しく車内もきれいであった。このようなきれいな車両が廃車されるのはなんだかもったいないような感じがする。12時20分に糸魚川を定刻通り発車。直江津から糸魚川間はトンネルが多かったが糸魚川からは海沿いを走るので景色は最高である。ただ、乗車した日はあいにくの雨模様であったので天気は良くなかったが日本海の荒々しい風景や立山連峰が車窓に眺めることができたのでとてもよかった。この区間を、特急列車が走ることはもうなくなるので寂しいかぎりだ。黒部駅までは。約30分の乗車で到着。ここからは、JR北陸本線各駅停車で富山まで向かいたいと思う。
⇒左図 北陸本線を走る455系。ダイヤ改正で廃止される 中央図 特急はくたか号・特急北越号の乗車標 右図 ダイヤ改正後に旧北陸本線を走るえちごトキメキ鉄道のET122形。JR姫新線で運行されている車両と同様の車両である。
⇒左図 特急北越号の行き先表示器 中央図 市振〜越中宮崎間の車窓 右図 北越号の車内
4.黒部〜富山 JR北陸本線普通 (548M)
13:03発⇒13:34着
黒部からは、北陸本線の普通列車に乗車する。乗車したのは、455系や413系の置き換え車両になった521系の車両。車体や車内は京阪神地区で運行されている223系に似ている。この車両は、富山地区でダイヤ改正後に運行されるあいの風とやま鉄道でも使用されるようである。私としては、廃車される455系や413系に乗りたかったのだが新車が来て残念ではあったが座り心地は新快速電車に乗っている感じがしたのでとても快適ではあった。乗った車両はJRのマークが外されており、あいの風とやま鉄道の車体に変更されていた。もう、準備は万端なようである。また、あいの風とやま鉄道ではJR西日本のICカードICOCAが導入されるようで富山県内の石動〜越中宮崎間はICカードで乗車が可能である。ICOCAがあれば、首都圏で使用できるSuicaやPasmoでも乗車ができる。北陸地区の鉄道で全国共通のICカードが利用できるのは初めてなのでとても便利になる。今度は、北陸新幹線が開通したときにまた乗車してみたいと思う。富山平野を30分かけ走行し、富山の市街地が車窓に見えてくると富山駅に到着する。
富山駅は、新幹線開通に伴い改装工事中であり仮駅舎が3月13日まで活用されるようである。ただ、もう新駅舎は完成されていたのであとはダイヤ改正を待つだけの状態であった。富山駅では、653系のしらさぎや高山本線のキハ120形、また駅前では富山地方鉄道の路面電車であるセントラムやサントラム、隣接する電鉄富山駅では富山地方鉄道の旧西武鉄道レッドアローであった16010形アルプスエキスプレスなどの懐かしい車両を撮影することができた。
⇒左図 黒部駅駅名標 中央図 富山県のゆるキャラ「きときと君」のカウントダウンボード 右図 富山駅駅名標
⇒左図 521系の新快速表示 中央図 高山本線で運行されるキハ120系 右図 681系・683系 特急しらさぎ号
富山駅で見ることができるのはあと数日で終わる
⇒左図 北陸新幹線富山駅の高架下にできる路面電車の富山駅。5年後には、ポートラムにも乗り入れる予定である。中央図 JR富山駅舎 左図 富山名物の白エビの天丼とお刺身のセット
後編では、富山駅から大宮駅までのJR北陸本線・信越本線惜別の旅の様子をお送りします。お楽しみに!!
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