神楽教授がゆく

今年もひの新選組まつりに参加してきました!

読書録

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教授が読んだ本の感想文を書いてます。
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お盆休みで英気を養ったはずが、早くも心が荒みがちです。
そんな今日は読んだ本のミニレビューでも。
ご紹介する本はすべて新書です。

『日本の百名城 失われた景観と旅の楽しみ』 八幡和郎著
KKベストセラーズ発行 \930+税

著者が厳選した日本各地のお城を<歴史的価値><現状の城><城下町総合>別に評価しています。
現状の写真を使わず、往年の姿を古写真などから再現した絵がなかなかいい感じです。
想像図で「こんな感じか」とかが多いけど、それもご愛嬌かな(^-^;

『高杉晋作』 一坂太郎著
文藝春秋発行 \700+税

高杉晋作の日記等の史料を元に高杉晋作の生涯を書いた伝記です。
龍馬さんと並んで幕末の英雄・偉人と称されることの多い高杉晋作ですが、こちらもやはり
史実から一人歩きしている感がある人物ですね。
今回初めて、高杉さんが日記を残していたことを知りました。

『日本史に刻まれた最期の言葉』 童門冬二著
詳伝社発行 \740+税

日本の歴史を彩ってきた人物達の「最期の言葉」を紹介してます。
この本では「最期の言葉」=「辞世の句」ではなく、その人の「生命の火花が散った時の言葉」
という捉え方をしてます。
まあ、その中に辞世の句も入るのですが。
童門さんらしく、現代のビジネスマンに例えられた話も多かったです。
一人ずつ区切って書かれてないので、少々読みづらい部分が難点かな。

本のレビューはまた書こうと思ってます。

『大楠公の太刀』

現在、『天切り松 闇がたり』の三巻目を読んでいます。

そこから読み進めて、今日は『大楠公の太刀』を読み終えました。
『初湯千両』は寅兄ィがメインですが、『大楠公の太刀』では栄治兄ィがメインとなってます。
死の床にある幼馴染の芸者・小龍こと宮子さんへ、彼女の源氏名の由来となった名刀・小龍景光を
見せるために盗みに入る、というストーリーです。

で、栄治兄ィが盗みに入った場所、というのが上野にある東京国立博物館の表慶館なんですね〜!
東京国立博物館はよく行く場所だったので、ちょっと嬉しくなりました(^▽^)
表慶館は現在改修工事中(8月末まで)なのが残念ですが、秋になったら行ってみたいです。

小龍景光、これも以前読んだ牧秀彦著『名刀 その由来と伝説』の中でとりあげられてました。
口絵で刀身写真も載ってたので、「これを栄治兄ィが・・・」なんて思ってしまいましたね(*^-^)

『散歩の達人』6月号

交通新聞社から発行されている月刊誌『散歩の達人』6月号を買ってきました。
特集は「日本橋・人形町」。教授は現在中央区勤務なので、買わずにはいられませんでした。

特集の中には、行ったことはないけど存在は知ってるお店や
晩御飯(残業後ね)で会社に出前をしたことのある
中華屋さんとかが載ってました。
会社の側は名店・老舗の宝庫。勤務して半年になりますが、
一番潤ったのは「食」の部分だったりしますw
今日もあまりに暑かったので、帰りにジェラート食べてしまいました。

『散歩の達人』を読んで、行きたいお店をピックアップして おこうと思います。
ホームページはこちらです。
http://www.kotsu.co.jp/magazine/sanpo/

『功名が辻』二巻

引き続き、『功名が辻』二巻目の感想文です。

織田家に仕えている山内家ですが、皆さんもご存知の「本能寺の変」で
織田信長が死んでしまいます。
日本の歴史上、この有名な事件を司馬さんはこのように書いてます。

「本能寺ノ変がおこった。信長が死んだ。」
本当にあっさりですね。
この後は秀吉が台頭していくことになるわけですが、
やっと城持ちとなる山内家。二万石の長浜城主となります。
面白いのが、この時召抱えた家来達の子孫が幕末にも活躍しているという事。
乾退助とか、福岡考弟とかですね。
時代を超えて、『竜馬がゆく』とリンクしているなんてビックリです。

この間にも、波瀾万丈な山内家。
なかなか出世しない事を悩み、いっそ牢人に・・・なんて考えをし始める一豊様。
現代ならさしずめ、転職をしようと妻に相談する夫の如く、ですね。
長浜では大地震により、一人娘のよね姫を失い悲しみにくれる姿は痛々しいです。

一巻では千代さんの恐ろしさばかり目に付きましたが、二巻では面白い一面も。
これも有名なエピソードですが、端切れを縫い合わせて小袖を作り
それを街中で目に付いた知らない娘さんにあげてしまう、という話。
現代で言う「パッチワーク」の先駆けともいえる千代さんのお裁縫は
庶民はおろか、夫の主君・秀吉の妻である寧々(北政所)にも伝わり
オーダーされるまでに至ってます。
街中をお忍びで歩いちゃう大名の奥方と言うのも、なかなか破天荒(笑)

やがて長浜二万石から掛川六万石に転封になり、物語の舞台は主に京都・大坂となっていきます。
この巻の最後のほうは、ずっと秀吉の甥・秀次の話。天下をとった秀吉という叔父の
威光で関白となったものの、評判は最悪。
秀頼が生まれたことで後継者の地位を失い、切腹させられてしまいます。
・・・このあたりが何故沢山ストーリーに入っているのは、イマイチよく分からんのですが。

この巻を読んで、今後の大河ドラマに不安が。
それは、一豊の中年太り。上川さんは太ってないんですけど〜!
・・・これまで再現する必要はまったくありませんので(笑)

『功名が辻』一巻

イメージ 1

司馬遼太郎『功名が辻』一巻


言わずと知れた、今年の大河ドラマの原作ですね。
一巻目は千代と一豊の結婚から、十両で名馬を買ったという有名な話までです。
司馬作品で戦国時代のものを読むのはこれが初めてだったりします。

読んだ第一印象は・・・千代さんは恐ろしい!でしょうか(笑)
頼りない夫を良い様に導き、功名(出世ですね)のためにコントロール。
時には何も知らないかのように振舞ったり、演技したり。
千代さんは母親から結婚前に色々と智恵を授かり、それを実践してゆく
頭の回転が速く、賢い女性として描かれています。

上にも書いてますが、馬を買うエピソード。
十両の金は嫁入り前に叔父から「夫の為に使うように」と密かに渡されたもの。
たとえ貧乏でも取り出すことはなかった十両を、千代は一豊が欲しいと言った
名馬の代金にあてることにして、一豊に見せるのですが
「年中貧乏に耐えてきたのに、こんなに金があったのか!」と一豊は怒り出します。
お怒りはごもっとも。この後千代さんは泣き出してしまうのですが・・・。

泣くに限るわ、理屈は言わないで(千代さんの心の声)

千代さんの涙に、一豊はさすがに怒るのをやめて謝ります。
いつの世も、男性は女子の涙には弱いのか・・・・。怖いね〜。

ちなみに。大河ドラマのほうはあまり見てません。見ててもチラリ程度。
原作とは結構違いがあるようなので、ドラマから入ったことは
原作に違和感があるかもしれませんね。
織田信長はあまり出てきませんが、秀吉が結構格好良く描かれてます。
読んでいても、柄本明の顔は思い浮かばないですが・・・。

現時点では「一国一城の主」には程遠い夫婦ですが
次の巻も読み進めていこうと思います。
総評は最後まで読んでからつけますので、しばしお待ちくださいね。

写真は高知城にある千代さんと馬の像です。

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