神楽教授がゆく

今年もひの新選組まつりに参加してきました!

読書録

[ リスト | 詳細 ]

教授が読んだ本の感想文を書いてます。
記事検索
検索

全6ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6]

[ 前のページ | 次のページ ]

今回ご紹介するのは、一坂太郎著 中公新書『幕末歴史散歩 京阪神篇』
中央公論新社刊で、定価980円+税 です。

幕末といえば、京都が舞台だと思い浮かべる人が大半かと思いますが
大阪や神戸、他の近畿地方も幕末の歴史の舞台となっています。
幕末の歴史ごとに史跡を紹介していますが、意外と知られていない出来事も数多く掲載
されていまして、なかなかマイナーな史跡も。
逆に、とてもメジャーなエピソードはあっさりめだったりします。

まず最初に出てくるのが、京都の三条大橋のたもとにある高山彦九郎の像。
何度か見ているんですけど、今回読んで初めて知ったこと。
台座の文字を、元帥・東郷平八郎が書いていたことです。
今度京都に行ったら、まじまじと拝んでこなければ・・・・。

個人的には、伊庭八郎の日記が紹介されているところがナイスですね〜。
グルメだったらしく、何を食べたとか見舞いで何のお菓子をもらったとか
あと、どこそこの神社仏閣に行ったとか・・・現代人の感覚とほぼ同じですね(笑)

龍馬さん関連だと、伏見の寺田屋、神戸海軍操練所関連、そして暗殺後の葬儀のことが
掲載されています。もうすぐ龍馬さんの命日、あ〜京都行きたい・・・。

前に感想を書いている『花神』関連の史跡も大阪に沢山ありました。
京都の「大村益次郎卿遭難之碑」には行ったことあるんですけどね〜。

付録として、戊辰戦記絵巻がついてます。こちらもお薦め。

新書にしてはなかなか厚みがありますが、旅のお供にも良いかと。
幕末のことには詳しいぜ!という方も知らないことがあるはずです。
姉妹篇として『東京篇』もあるそうです。今度はこちらを読んでみたいですね。

<総評>
星・・・★★★★
今度京・大阪に行く時には、参考にさせていただきます。
『花神』ゆかりの地巡りがしたいな〜。

『陰陽師 瀧夜叉姫』

『陰陽師 瀧夜叉姫』上・下巻 著者:夢枕 獏
文芸春秋社発行 各巻ともに定価1,500円(税込み)

夢枕獏先生の数ある代表作の一つである、陰陽師シリーズの最新刊です。
今ではすっかり幕末スキーな教授ですが、それより前にハマったのが陰陽師・安倍晴明でした。
ドラマや映画にもなってますので、名前をご存知の方も多いと思います。

普段のスタイルは短編が主ですが、今回は上下巻にわたる長編です。
内容は・・・ネタバレになってしまうのであえて書きませんが、長編ならではのスケールの
大きさってところでしょか。
映画用に考えていたアイデアも使われているそうです。
教授が気に入ってるのは、普通なら晴明の敵役となる蘆屋道満が、敵なのか味方なのか
分からないところ。妨害することもあれば、ちょっと手助けするときもあったり。
大抵は「見物してるだけ」とかも多いですけどね。

内容には、ちょっとグロテスクなシーンも多々ありますが、活字の為問題ないです。
しかし、ホラー映画が大の苦手な教授なのでこれが映画になったりしたらとても見れませんね。
テレビの手術シーンでも顔を背けてしまうくらいなので・・・。

まあ、こんな事を書いていますが読みやすさは抜群です。
上下巻ですが、文字数も少ないのであっさり読み終えることができると思いますよ。
これから読んでも面白いですが、未読ならばやはり文春文庫『陰陽師』からスタート
しましょう。歴史小説が苦手だという方も、是非に。

<総評>
星・・・★★★★
上下巻文芸本なので、ちょっと値段の高さがネックかな〜・・・。
以前のシリーズを読んでいる方なら、買いましょう。

司馬遼太郎 『花神』

最近久しぶりに再読しました。
新潮文庫発行で、上中下巻。お値段は上巻が629円、中巻が667円、下巻が743円(それぞれ税別)。

主人公は村田蔵六、のちの大村益次郎。
長州(周防)の村医者だった蔵六が、時代の流れに請われるままに長州軍の総司令官に
なり、倒幕の立役者となっていくものの、明治の世を迎えた後に非業の死を遂げます。
幕末の世に突然現れて「維新」という花を咲かせ、新しい時代の始まりと共に散ってしまった蔵六。
タイトルの「花神」は、中国の花咲爺の意味です。

しかし、現代に蔵六みたいな人がいたら・・・お友達にはなれないな〜と思われます。
幕末に登場する新選組の佐幕派、長州、薩摩、土佐の倒幕派の人物達の中でも
異彩を放っております。
作中頻繁に出てくるエピソードには、こんなことがあります。
とある夏の日。「今日は暑いですねえ」と蔵六に挨拶すると
「夏は暑いのは当たり前です」という、いかにも人を食ったような答えが・・・・。
愛想がないんですよね。そして、自分の人気とかにまったく興味がない。
どう思われようと知ったこっちゃない、という、とても真似できない性格の持ち主です。
これが、蔵六の死の要因の一つとなってしまうのは、何とも皮肉ですが。

蔵六は自分のことを「技術者」「機械」であると言っています。
政治にはまったく興味なし。ただ自分がやるべき仕事をするだけなんです。
そして、故郷・長州が好き。長州出身の桂小五郎から、長州藩に仕えないかと
オファーが来るんですが、その待遇はとても悪いもの(宇和島藩に仕えてます)。
しかし!ただ「故郷が好き」という理由からあっさり承諾しちゃうんですね。

蔵六の生涯の中で花を添える存在が、シーボルトの娘・イネさん。
決して男前な風貌ではない蔵六ですが、イネさんから変わらぬ愛を受け、蔵六も受け止めます。
この二人の恋愛が、またいいのです。
一方、妻であるお琴さんは・・・。癇癪もちだったりしてちょっとなあ・・・。

上記の蔵六の変な性格のため、薩摩の幹部から思いきり嫌われてしまうのですが
面白いのが、西郷隆盛の反乱・西南戦争を予言して戦いに備えていたという話。
当時、絶大な人気を誇った西郷さんですが、蔵六とは仲が悪かった模様。
8年先の事を予言していたんだから、結構凄いです。

坂本竜馬と中岡慎太郎も、ちょっとだけですが出てきます。
中岡とは仲が良かったらしいですね。

最後に余談ですが、『花神』は1977年に大河ドラマとして放送されております。
総集編をみたことがあるんですが、とても面白かったです。機会があれば是非とも。

<総評>
星・・・★★★★★
自信をもってお薦めします。
姉妹作ともいえる『世に棲む日日』と一緒に読めば、なお良し。

開く トラックバック(1)

珍しく図書館で借りた本です。
『坂の上の雲を101倍堪能する 日露戦争明治人物列伝』
8月末に発売になったもので、発行は徳間書店。お値段1,785円也。

簡単に言うと、日露戦争に関連した人物の評価一覧が戦争の流れ順に掲載されています。
所属していたところとか、その人の出身地(幕末の何藩とか)とかがデータになっていまして
ニックネームなんかも載っておりました。
人物評価の基準は分かりやすく、★マークで採点されています。
「達成度」「楽天度」「変人度」とか(笑)
中でも面白かったのが、日本海軍の父・山本権兵衛。『坂の上の雲』でも勿論登場してますが
若い頃はかなりの暴れん坊だったんですね〜。
ちょっと見る目が変わりました。
山本権兵衛と西郷従道の<海軍名コンビ>と、児玉源太郎と大山巌の<陸軍名コンビ>。
長(長州)の陸軍と薩(薩摩)の海軍という系図がありますが、児玉さんはあえて大山さんと
コンビを組んだからこそうまくいった、と思います。
長州の陸軍の親玉・山県有朋に関しては、結構痛烈に書かれてました。

秋山好古・真之兄弟も勿論登場。この本の表紙は好古さんの写真がどでかく載っております。
どちらかというと教授は真之=海軍好きですが、好古兄さんも格好いいですね〜。

『坂の上の雲』と一緒に読むと、楽しさ倍増だと思います。
まだ発行されたばかりなので、大きな書店なら並んでるはずですよ。

<総評>
星・・・★★★★★
図書館で読んだけど、これは買ってもいいかもと思ってます。散財決定かな?
お薦めの一冊です。『坂の上の雲』のお供に。

『姓名の暗号 解読法』

ちょっと前に買った本ですが、ご紹介まだでしたので。

『姓名の暗号 解読法』著者 樹門幸宰(じゅもんこうさい)
株式会社幻冬舎発行 お値段1,400円

人生の一番最初に、自分自身で決めることができないもの。それは「名前」です。
ネット上のハンドルネームならいくらでも変えることはできますが、本名の方は基本的に
変えることはできませんよね。
下記は引用です。

<人間が「運命」と呼ぶものは、実は誕生時につけられた名前の中にすでに与えられているのです。>

こちらの本では、著者考案の「樹門式姓名学」に基づき、自分の氏名に秘められた
「魂の暗号」をひもといて、自分の運命や運勢を知ることができます。

やり方は簡単。自分の名前に使われている漢字の画数を調べて、生数と和数というものを出します。
この本の丁寧なところは、巻末に主な人名に使われている漢字の画数表がついていること。
いちいち漢和辞典を出して調べたりする必要がないので、助かります。

で、教授の本名で出してみました。
診断によると、教授の本名は「中二差型」

波瀾は多いけど乗り越えれば道が開けるタイプ。大器晩成型。

波瀾万丈、一難去ったらまた一難な人生を送ることになるだろう・・・という診断。
悪いことばかりではない、ということですね。

心の痛みを理解することができる器の大きな人です。

龍馬さんも器が大きいお人。ちょっと近いかな?(笑)

こんな結果になりました。ううむ、そうなのか・・・。と勝手に納得。
自分はどうなんだろう?という方は、書店へGO!緑の表紙が目印です。
立ち読みでは絶対診断できないので、レジへ持って行きましょうね。
紙とペンを忘れずに!

<総評>
星・・・★★★★
ちょっとややこしいところもありますが、占いとか
好きな方にはいいかと思われます。

全6ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6]

[ 前のページ | 次のページ ]


.
神楽教授
神楽教授
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

ブログバナー

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

Yahoo!からのお知らせ

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事