Kahoneyと空と海とご飯と

相方の転勤でバンコクで暮らしています。

タイの音楽・映画

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チャオプラヤーの畔でマイペンライと叫ぶ。



ああ、あれのことね。



と思った人は「あの映画」をすでに見ている人ですね ( ゚∀゚ )
っていうか、ハナからネタばれですね。すみません。




ふふふ、Kahoneyがこの書き出しをする時は
ひとくされ文句を言いたいときですね (゚▽゚*)

止めておけばいいのに
あの映画を借りて来て見てしまいました。

たまたま知人の知人がエキストラで出ていると言う話になって
フジスーパー1号店に行ったついでに手を出してしまったのが…


そう、『サヨナライツカ』ですっ!


もうホントにさようなら!

以下は全力でネタばれ大会なので
まだ見ていない方は本日スルーでお願いします。


あえて良心的なコメントをひとつ言うなら


「オーサーズラウンジのアフタヌーンティーは行きたいわぁ」



それでは皆さんもご一緒に、さようなら!




【と言う訳でネタばれあり】


*** *** *** *** *** *** *** *** ***


イメージ 1




原作はですね、以前もブログで紹介しましたが(コチラ)、
辻仁成著の大号泣系ド恋愛小説(不倫もの)です。


あらすじはザックリといきますと、

1970年代、航空会社のバンコク支店に赴任していた「豊」は
婚約者「光子」とのバンコクでの結構式を控えているのに
オリエンタルホテルに住んでいる謎の美女「沓子」に出会い
日本人社会に知れ渡るような派手な不倫を繰り広げた挙げ句、
結局「沓子」を捨て、確実な出世とそれに直結する手堅い結婚を選ぶ。

25年後、仕事で舞い戻ったバンコクのオリエンタルホテルで
別れた「沓子」と再会してしまい、かつての思いが再燃。
しかし家庭と会社の立場もあるからそのまま帰国。
その後「沓子」はガンで末期の状態になり、
「豊」はようやくバンコクの「沓子」のもとに行く。


ま、そんなお話なのですが

小説の方はそれぞれの人物の背景や思いなどが
きちんと組み立てられ描かれていて
バンコクならではの情景や暑さもよく伝わって来ます。

でも映画はねぇ。


第一印象。


バンコクでなくてもよくないかい?

まず、暑さ(熱さ)が全然感じられないし
とにかくタイ人が出てこない。

70年代の話ですからね、
今のようにあちこちエアコンが入ってる訳じゃないだろうに
なんかみんな涼しげな顔をしてて怖い…。

いや、もちろん役者さんは暑かっただろうけど
映像の処理なのか…小綺麗です。

豊の友人であるタイ人のステープも
原作では出番は少ないけど、悪徳旅行代理店という設定で
調子の良いタイ人の若者らしいセリフを言うのに
映画じゃ「ピン芸人か?」な訳の分からないキャラ。

オリエンタルホテルのシーンでも
端々にホテルスタッフのホスピタリティ溢れる様子が描かれているのに
映画の中では画面の隅の方で
ワイ(手を合わせて頭を下げる挨拶)をしているくらい。


お寺やお坊さんも出てくるし
トゥクトゥクもいっぱい走ってるけど
なんか、バリでもシンガポールでもハノイでも良さそうだ。

高速道路とか高層ビルとか
絶対70年代はなかったでしょう?なものも沢山映ってます。


その次。


中山美穂が履いているミュールが今っぽい。

すっごいピンヒールのミュールを履いてるんですが
ヒールの形が全然70年代っぽくなくてガッカリ。

この映画の中に出てくる中山美穂の衣装は
全部彼女のためのオリジナルデザインなんだそうですが

25年後のシーンがある訳だから区別するためにも
その時代っぽさがもっと出てて欲しかったなー。

エキストラの衣装も今と変わんない人もいるし
もっと70年代らしいバンコクが見たかったなー。

仕方のないことですが
やっぱり若い時代のシーン、中山美穂がキツイですね…。
しゃべり方といい、表情といい、若さを出そうとし過ぎで苦しい。

加藤雅也の老けメイクはヤリ過ぎで仙人みたいだし。


その3。


日本人会のダンスパーティー。

えー、70年代の駐在員の奥様は
あんなホールを貸し切って社交ダンスとか踊っちゃってたの?

たいへーん、今じゃなくて良かったねーみんなー( ゚∀゚ )

でも、あのシーンにしても草野球のシーンにしても
あの超着飾った奥様方が「何者」なのかちゃんと説明されてなくて不自然。

原作だと「豊」の顧客が日本人会という設定だから
バザーに顔を出したり、奥様方の人気者になってる状況が良く分かるのに
映画だと唐突に「豊」のファンがいる感じです。

人気者から不倫発覚で日本人会から白い目で見られていく経過が
映画では全然出てこなくて、無理がいっぱいです。


その4。


でしゃばり「光子」。

これたまげたー。

原作では年を取るまで「豊」の不倫に一切気が付かず
ひたすら夫を信じていた(やや天然な)箱入りお嬢様だったのに
映画では一転、バンコクまで乗り込んで
相手の「沓子」と直接対決です!

この時代に、いくらお嬢様とはいえ
ふらっとバンコクまで飛んで来られるものかしらん?
映画を見てる分には「豊」に黙って1人でやって来て
浮気相手を撃退して東京に帰ったみたいだけど

何で相手の名前や居所を知ってるのかも分からないし
ネットもないこの時代に国際電話ひとつで調べ上げたなんて

恐ろしすぎる…。

その上「私が来るまでにバンコクから消えてくれ」って。


演じていた石田ゆり子は素晴らしかったですね。
若い頃も老け役も違和感少なく安心です。



他にも、「沓子」が何でオリエンタルホテルに住んでいるのかとか
何で「沓子」は「豊」にちょっかいを出し始めたのかとか
原作には出てくる説明が映画では一切なし!!

原作では空港での別れのときも
号泣しながらずっと心が揺れていた「豊」なのに
映画では途中から急に「冷酷男」に変身して
空港でも冷たく「沓子」を追い払っていました。


イメージ 2



時折映るパンナムのスッチーの制服が唯一の70年代か…。


極めつけは
「沓子」が死んで、1人チャオプラヤー川の畔を
クラッシックカーで飛ばす「豊」が

どういう訳か!

「マイペンライ!マイペンライ!」と泣きながら2回大声で叫ぶ!


エエ――――――――――ッ Σ(゚∀゚ノ)ノ


日本語字幕で「大丈夫!」と画面に入ってますが


大丈夫じゃねぇ!

何故そこで「マイペンライ」???
愛する人が死んで悲しみに暮れているときに
タイ人はあんな風に「マイペンライ」と叫ぶのか?

絶対に叫ばないでしょう。
そこ使い方違うんじゃ…。


最後にドリフみたいにズコっと転がり落ちました。


西島くん、結構好きな俳優さんなんだけどなあ…。


まだね、書ききれないスゴイ映画です。
久々にとんでもない映画を見ました。
劇場で1,800円も払わなくて良かった…。


この映画は1人で泣きながら見るよりは
どこかの家に屋台のご飯とビールを持ちこんで
「誰それの知り合いが出てるよ」とか
「あ、あそこ通ったことがある」とか

わいわいツッコミを入れながらグビグビ飲むのがよろしいかと。


1人で見るとモヤモヤした気持ちのやり場に困ります。


お疲れ様でした。



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閉じる コメント(8)

NOTTYはしょっぱなのセックル場面でドン引き・・・
むき出しな性欲に充てられて、出鼻を挫かれました。

やっぱり「身内」使う映画はロクなのない。

2010/10/12(火) 午後 10:06 NOTTY

顔アイコン

まだ観てないのに、読んじゃったよー><。←自己責任

そっか〜、そんなに残念なのか〜・・・。
小説は、号泣モンだったのにねぇ。

それはそうと、オリエンタルホテルで、
リアル中年の日本人女性がフロントで対応してくれたんだよ。
きれいで落ち着いた感じの方だったんだけど、
「沓子」の影響があったらいろいろ大変だろうなぁ・・・と
勝手に妄想を膨らませちゃうわ。

2010/10/12(火) 午後 11:02 [ 麻伊 ]

>NOTTYさん
たしかにあそこで出鼻をくじかれますね。。。
唐突過ぎて…(-ε-)

バンコクに住んでなかったら観ない映画ですね。
レンタルDVDで3泊60バーツが妥当ですねwくたびれました…。

2010/10/12(火) 午後 11:38 Kahoney

>麻伊さん
原作のイメージを楽しんだ方が良さ気ですが
オリエンタルホテルってこんな風なのねテキストと思えば…。

その日本人スタッフの方、
映画観た人に「あの人も若い頃はさぞかし激しい○□△…」とか
勝手な想像をされてそうですね、私も想像しますw

2010/10/12(火) 午後 11:40 Kahoney

顔アイコン

映画も、小説も読んでないんですが
原作そんなにいいんですね〜

オリエンタルホテルのプロモビデオという事で
「ここナンバーワン老舗ホテルらしいよ」と
バンコク来たがる人にお勧めしてみようかなw

不味いという評判のご飯屋に行ってみたくなる心境
に似た気持ちがわき始めてますwww

2010/10/15(金) 午後 9:09 [ うきる ]

>うきるさん
いや…バンコクに来たがる人に見せない方がイイよ。
冒頭からミポリンの不自然なS○Xシーンでドン引きよ。
一応R−15だったみたいだし。

小説はまあ、読んでも害の無い恋愛小説ですよ。

2010/10/16(土) 午前 3:24 Kahoney

顔アイコン

私も一番思ったのが、「これ、バンコクじゃなくてもいいね」でした。近年稀にみる憐れな映画です。この俳優陣(みぽりん以外)でこれだけ面白くないものができるとは!何が好青年なのかもわからんし、沓子のキャラも読めないし25年後みんなコントみたいなメイクだし誰一人心に残るキャラもいないとても残念な映画でしたね。ちなみに知人は草野球のシーンにいますw でも日記は楽しく読ませていただきました〜♪

2010/10/18(月) 午後 5:33 [ ram love ]

>ram loveさん
そうそう、バンコクにはバンコクの『温度』ってのがあるよねぇ。

謎の好青年のくだりは原作に理由がありますよ。
日本人会の奥さんたちが付けたニックネームなんですが
映画にはその辺の説明が一切ありませんでした。いきなり登場。

あのメイクもダメダメでしたね、なんだありゃ?な感じで。

草野球のチームメイトですかね、良く見ましたがどなたか分からず…。
なんか、「自分史上最悪映画リスト』には残りそうな映画ですね。
いろいろ気の毒で気の毒で…いろいろ。

2010/10/18(月) 午後 8:54 Kahoney


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