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暑いよー、暑いよー。 タイに夏がやってきました。 あーもう、外に出た時の「ぐあ――!」っという感覚。 そんな炎天下をノコノコと歩いて 今月も元気に(?)タイ語教室に通っておりました。 ひと月通っては休み、ひと月通っては休みなので 実はあんまり進んでなかったりしますが…。 そんな今月のタイ語教室はけっこう面白かった。 いや、正確には授業の内容が面白かった。 むむーん。 クラスのメンバーが(よく言えば)個性的で ひたすら耐える1カ月でもあったのですが、 今月取っていたクラスは「タイの書き言葉」 日本語もそうですが タイ語も新聞やニュースで読まれる少しフォーマルな言葉と 街中で話されている一般的な会話言葉では使われる言葉が違います。 教科書の内容も、タイの文化や伝統などについて書かれているので いつも途中で意識不明(寝てるのか…)になる瞬間があったのに 今月は毎日シャッキリしながら授業を楽しめました。 まあ、どんどん増える宿題にはクラクラしながらですがw そんな訳で今月のプチまとめは『タイのおとぎ話』 授業で聞いて「わー、タイっぽい」って思ったお話を Kahoneyの『ザックリ意訳』でご紹介します。 ツッコミどころ満載です (´∀`)ルルン♪ ◆ター・ティアン船着場の名前の由来 バンコクのスーパー観光地「ワット・ポー」。 古式タイマッサージの総本山でもあり 金色に光る巨大涅槃仏が有名な 市内観光には必ず入っているお寺です。 ワキまできらりーん♪ で、 ここの最寄りの船着場の名前が 『ター・ティアン』といいます。 乾物商店と屋台でいっぱい。 【ター】……船着場 【ティアン】…平らな、片付いた 今回のお話は、 何故ここが「平らな土地」と言われるようになったのか。 むかーし昔。 って、タイ語にもこの決まり文句があるんです。 「 ครั้งหนึ่งนานมาแล้ว (クラン・ヌン・ナーン・マー・レーオ)」 英語で言うところの「 Long long time ago 」。 チャオプラヤー川を挟んで向かい合う 「ワット・ポー」と「ワット・アルン(暁の寺)」 こちらもスーパー観光地「ワット・アルン」 あ、「ワット・アルン」って後からついたニックネーム(?)で 本名は「ワット・ジェーン」というそうですよ。 ここにそれぞれ『 ยักษ์ (ヤック) 』が住んでいました。 ヤックとは日本語訳だと「鬼」がピッタリですが 教科書の英語訳は「 Giant、Demon 」、ふーん。 おいらは「ワット・プラケーオ」のヤック この方たち、日頃はとても仲がいいのに ある日、「ワット・ポー」のヤックがお金が無くなったので 「ワット・アルン」のヤックにお金を借りたんだそうな。 もうこの、お金の貸し借りが絡む辺からすでにタイランドですねw なんで仲のいい友達にお金を借りるんだ。 話の先が見える…。 で、予想どおり「ワット・ポー」のヤックは踏み倒し 「金返せよ、ゴラァ!」とブチ切れた「ワット・アルン」のヤックと どおりゃ――!!っと、大喧嘩を始めたんですわ。 チャオプラヤー川をはさんだ辺り一面、 ふたりのヤックにドスドス踏みつけられて 周辺はすっかり、真っ平らなさら地になってしまったんですと。 なので「ティアン(平ら)」って地名になったそうな。 で、 この話を聞いた神様、めっちゃ怒っちゃって 「こーしてくれる!」 と、罰としてふたりのヤックを石に変えて、 それぞれのお寺で今のような立ちっぱなしにしちゃったんだとさ。 ほほう。 疑問が少々。 そもそも。 何でヤックはお金が無いのか? っていうか、お金いるの?借りてまで? 何に使うのさ? 不思議だったので先生に聞いてみると 「わはは、なんでだろ知らないw」 一番エライ先生に聞いてみてと言われたので 同じ質問をマネージャーにしてみると、 「うーん、子供に話すおとぎ話だから〜。 借りたお金を返さないとか、喧嘩したりすると 神様に石にされるよってお話よ」 ええええ。 うーん、お爺ちゃんお婆ちゃんからこの話を聞いて 純朴なタイの子供は疑問は持たないんだろうなぁ。 でも、今どきの口の減らない生意気な日本のガキんちょだったら 「何に金使うわけー?ありえなくね?」とかで一蹴されそうです。 気の毒なのは「ワット・アルン」のヤック。 貸したお金を踏み倒された上、 喧嘩両成敗で自分も石にされちゃって。 この「ちっともスッキリ行かない解決方法」。 これこそまさにタイランド。 妙に納得してしまいました。 今も「覚えてやがれ」と思ってるに違いない ◆ハゲちまった私の立場は…物語 もうひとつ、Kahoneyの心をギュギュっとした話を。 むかーし昔、 天国に「 นนทุก (ノントゥック) 」というヤックがおりまして 天国の入り口で、お勤めから帰ってくる 「 เทวดา (テーワダー) 」という神様のお使いたちの 足を洗うお仕事をしていました。 テーワダーたち神様のお使いはみんな ちょっとジャイアンなキャラのようで、 帰って来て足を洗ってもらう間 ノントゥックの頭を「ぐわしっ」とつかむのがお好きだったそうな。 家に帰ってきて、ワンコの頭を わしゃわしゃ撫でるようなイメージか? テーワダーにしてみればきつめの愛情表現だったのかもしれませんが 毎日毎日頭を「ぐわしっ」とされているうちに ノントゥックの頭は… つるっパゲになってしまったのです! 髪の毛一本もマイミー…(*゚ロ゚)オーノー! ノントゥック、マジぎれ。 それでも、怒りを表さずに 善い行いをしようと努力をしていたわけです。 それを見ていた「 พระอิศวร (プライスワン) 」という 神様。 ご褒美にと、ノントゥックに『ダイヤモンドの指』をあげました。 この『ダイヤモンドの指』が曲者で。 ノントゥックはこれを指にはめて テーワダーを指さしました、すると ちゅどーん。 テーワダーは死んでしまいました。 積年の恨みをはらさでおくべきか。 テーワダーの仲間たちをモリモリ殺していきました。 気持ちはわかります。 毎日一生懸命お仕事してただけなのに頭がツルッツルですよ。 積もり積もった怒りが大暴発です。 こりゃあかーん、と慌てた神様。 「 พระนารายณ์ (プラナーラーイ) 」という神様に頼んで ノントゥックの成敗に行ってもらいました。 ノントゥックが女好きだということ知っていたプラナーラーイ。 若くて綺麗な娘さんに変身してノントゥックに接近します。 案の定、一目惚れしちゃったノントゥック。 「嫁っこになってくれー」とアタックすると 「一緒に合わせて踊れたら結婚してあげてもいいけどー」と言われ そんなの楽勝と、若い娘さんのポーズを真似ながら踊りました。 若い娘が自分を指さすポーズをとるので ノントゥックも同じようにポージング… そう、例の『ダイヤモンドの指』で自分を指してしまい ちゅどーん。 ノントゥックは倒れて死んでしまいましたとさ。おしまい。 …おや? ノントゥックが死んでめでたしめでたし? 最初の被害者ってノントゥックじゃないのか? そもそも彼はまじめに働いていたのにねぇ! ご褒美とか言って 『ダイヤモンドの指』みたいな危険なものをあげちゃった プライスワンっていう神様はお咎めなしですかー? てゆーかこの神様、「ワット・アルン」のヤックまで いっしょくたに石にしちゃった神様と同一人物です! こちらのお話もオチが腑に落ちない… ここに至る本来の原因を追及することなく 取りあえず目の前で「ちゅどーん」とテーワダーたちを殺してる ノントゥックを成敗したところで完結するストーリー自体、 タイランドですのう (´∀`)ウフフン しかも若い娘にそそのかされて自爆するあたりも 全力でタイランドです。 ノントゥックみたな男性(国籍問わず) めっちゃ沢山いるからねぇwww ちなみにこちらのお話は 有名な「ラーマ―キエン(ラーマーヤナのタイ版)」のお話。 おいらもヤックだよ! おもろい。 メッチャおもろい。 まあ、教科書の文章自体、 もともとのお話を要約してあると思うので 本当はもっと複雑なお話かもしれませんが あくまでも教科書に書いてある範囲で意訳してみましたw いかがでしたでしょうか? 新たな面白ジャンルを見つけた気分です! 今月も頑張りましょう。 今日もお疲れちゃんでした。 【ランキングに参加してみました!気が向いたらポチっとな!】
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神様が迂闊過ぎるというか、ザックリ過ぎるというか。。。(^^;
要約されているからなのか、ほぼこんなモノなのか
日本語で訳された本で一度読んでみたいですね。
2011/3/3(木) 午後 5:25 [ うきる ]
>うきるさん
そうですね、もともとの詳細を知りたいですね。
でも、予想としてはオチは一緒だと思います。
ラーマーキエンは元々インドの話だけど
このザックリ感はきっと熱帯全域に共通するんですよ、たぶん。
2011/3/3(木) 午後 11:39
ラーマーキエンってよく読んでると本当面白いです。
(納得いかない部分も多いですが…苦笑)
タイ語ももともとバリー・サンサクリット語やクメール語から由来してるんで、
ラーマーキエン読むことでタイ語の様々な言葉の由来もわかるんです。
例えば、王様のラーマ何世って名前は、ラーマーキエンの主人公のプララーム(พระราม)から由来するんです。
2011/3/4(金) 午後 11:20 [ ten*m_*o*ora*9 ]
た、楽しそうですね!
書き言葉もこういうお伽話?を読むなら読み甲斐があると思います。
駐在員のリアルな?生活をタイ語の書き言葉で読まされるのは辛い。
しかも話し言葉全然身につかないし。
という訳で、タイ語学校転校することにしました〜
新しい学校が当たりだといいなあ。
2011/3/4(金) 午後 11:54 [ つ ]
>tem*m*o*ora*9さん
ラーマーキエンは全て読んだことがなく(日本語訳でも)
今回初めてタイ語で読んでみたのでホント面白いと思いました^^
王様の「プララーム」もラーマーキエンが由来とは驚きです!
タイにいるうちにもう少し勉強できたらいいなあ〜と思います(^o^)
実はワットプラケーオの壁画の
「大きくなったハヌマーンの顔」の絵が
私のお気に入りですwwwww
2011/3/5(土) 午後 3:29
>つさん
おとぎ話とか神様が出てくるお話は、
大抵「プラなんとか」っていう名前が出てくるのと
スペルが特別だったりするので読むのはとんでもなく苦労しますが
内容が面白いので、一応ついていけるかなーくらいです。
ところで駐在員のリアルな生活をっていうのは
逆にどんな内容なのか気になります。リアル。
2011/3/5(土) 午後 3:37