Kahoneyと空と海とご飯と

相方の転勤でバンコクで暮らしています。

在タイ・月次報告

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嗚呼、また1年が終わります。




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道もガラガラの大晦日です



日本のような四季がないタイにいると
ストーブもこたつも自販機のコーンスープもない生活では
「年末」という言葉にフィット感がないのです。


もちろん、東南アジアで過ごす年末年始が3回目にもなると
それなりにこの国の「ニューイヤー」がどんなものか分かってきて

バンコク生活らしく、スパで自分の一年の老廃物を大掃除とかw
日本でやらないこともするようになりました。

まあ、今だけの楽しみと思ってやってます。半袖1枚の大晦日。



さあ、2011年もいろいろありました。


ええ、



ありましたとも――――っ!!! 。・゚・(ノε`)・゚・。



タイに長い人たちは皆、口をそろえて
「1年に1回、必ず何か起こりますから」とおっしゃいますが
ホントその通り。今年もパンチの効いた1年でございました。


はぁ――――っ( -ω-)フー



今月は、そんな1年を「振り返り」ましょう。

いえ、「振り回された」1年をプチまとめ。




■日本人だと強く意識した東日本大震災


『無力感』というものを
今までこれほど強く感じたことはありませんでした。

日本はこれまでも、大きな災害に何度となく見舞われて
災害のすぐ近くに居なかったとしても、日本にいることで
何が起きているのか、その「空気」を肌で感じることが出来たのですが


この、かつてない災害を海外で知るやるせなさ。


ただ心配するだけで何もできないことがこれほど辛いとは。


欧米人の知人は、いたわりの言葉とともにこんなことを言いました。

「あなた、日本に居なくてラッキーだったね」

それを聞いて、素直に「ああそうですね」
と思える日本人はいるだろうか?
Kahoneyはこれっぽっちもそう思えず、
悪気のない彼にちょっと怒っちゃった…。

何がラッキーなもんか!と。

身内や友人、無事なのか、どうなっているのか?
テレビのニュースを見ては泣き、ネットのニュースを見ては泣き。

それでも、続く余震も避難生活も計画停電も
身を以て感じることのない海外での生活、共感することができない自分

「後ろめたいような」、そんな気持ちにもなりました。

タイにいる日本人に限らず、
世界各国、各地に住む日本人は同じ気持ちだったのではないでしょうか?


追い打ちをかけるように原発の事故が発覚し
タイでも震災発生直後から特番体制で連日報道され
明らかに問題の無い食品まで買い控えが起きたり
日本食の食材が輸入されなくなったり。

タイの原発開発も白紙に戻されましたね。

今回の災害が海外に与えた影響の大きさも
日本の外から見ることになりました。


その一方で。

暖かい言葉を多くの人から貰ったのも事実です。

すぐさま、日本に対する義援金の募集が始まり
タイではかつてないほどの大規模な海外支援となりました。

ほんとうに有り難いと思いました。
発電所を丸ごと送るなんて、なんてタイらしい (´∀`)フフフ

世界各地の日本人の活動も知り、
自分も何かできないかと突き動かされました。
チャリティーマラソンのボランティアに参加したり
海外だからこそできることを一生懸命考えてました。


日本と日本人であることを強く意識した1年でしたね。




■いろいろあって2回の日本帰国


震災直後の4月と、半年後の9月。
用事があって日本に一時帰国していました。


4月はタイ正月で長期休暇だったので
例年通り日本に帰り、桜を楽しみました。

震災から1か月ほどの日本は、思ったよりは平常心を取り戻していましたが
それでもスーパーの水がなかったり、イベントの中止などがあったり

日本中が「腫れ物に触るような」空気であふれ
被災地ではまだ遺体の収容や瓦礫の撤去も続いており
原発の放射能の状況は、まだ全体像が見えていない頃でした。

タイ人も含め、外国人がみな日本を離れ
空港でも外国人が本当にいなくなった、とも感じましたね。


反対に、

9月の帰国は身内の結婚式があってのことでしたが
半年が経ち、テレビのCMも戻り、スーパーの棚も一杯になっていました。
着々と復興している様子に嬉しくなった半面、

あれだけ日本国内外から集めた支援やお金。
ちゃんと被災者の人に行き渡らないのは何故?

と、あらたな憤りも感じました。


もちろん、様々な方面への配慮が必要だという事は承知の上ですが

タイのスラム街の、今日のご飯にも困る人たちまで
日本のためにと寄付をしてくれた義援金も含まれているんです。
世界中の人の誠意が、きちんと困っている人たちの手元に届くことを
こころから願っています。




■災害にもお国柄があると知った大洪水


震災で製造業は大きな打撃を受けました。

海外の製造拠点として世界でも有数の規模を誇るタイ
震災後の減産分を補うため、日系企業の多くが
タイでのフル生産にシフトしていた矢先のことです。


タイで起こった50年に1度の大洪水。


ゆっくりゆっくり。
日本の洪水とは規模も被害の出方もまったく違う
雨が降ってないのにやってくる洪水。


何がどうなってそうなってしまったのか?

国土の3分の1が洪水に浸かるという
前代未聞の大洪水が発生し、
タイに望みをかけていた日系企業をごっそり飲み込みました。


ご多分に漏れず、弊社も水没です…。


企業の心配ばかりする日本に対し、
震災の時あれだけタイは支援したのに、日本は日系企業の心配だけするのか!

そういった批判もタイ国内では少なからず聞かれました。
確かにこちらで見ているとそう見えました。

ポンプ車や専門家の派遣など、細かいところでは支援もあったのですが
如何せんアピールが弱いのが日本の弱点。

でも、日系企業が抱えるタイ人従業員は数十万人。
日系企業の再建は、そのままタイの人々の雇用問題に直結です。
その辺を分かってほしいなあ、と思うのですが…。


タイの人々が大勢亡くなりました。
それこそ去年の赤服騒動とは比べものにならないほどの被害者。

多くの人が家屋・家財を失い、
避難した先にも洪水がやってきて、何度も移転を余儀なくされ
こちらの知人も何人か、実家や自宅が洪水に飲み込まれてしまいました。


外国人の目から見て、今回の洪水は
やはり人災の面があるのではと感じます。
治水に対する長期計画などないに等しいタイ。

「何でこうなる前に!」と過ぎたことに憤りを感じる外国人をよそに

この国に暮らすタイの人々は本当に強い。
良くも悪くも、目の前のことに対して本当に強いのです。


腰まで水に浸かっても屋台でパッタイを作るお母さんとか
船に乗ってでも普通に会社に通勤するとか

支援物資や土嚢のふくろ詰めのボランティアがあると聞けば
同僚と誘い合って進んで参加するとか

みんな身軽で、現状に対する適応が早くて
とにかく「強い」。これは日本人とはまた種類の違う強さ。


大きな洪水は収束に向かっていますが
残された被災者支援はまだまだ十分ではないようです。

義援金の箱を見かければ、なるべく寄付をするようにしてきましたが
これからも長く継続していくつもりです。




■鞄を抱えてあっちへこっちへ


問答無用の洪水を前に、右往左往する日本人。


自宅を洪水に襲われたタイの人々とはまた別の騒動が
日本人社会を襲っていました。

今年の『流行語大賞 in タイランド』は間違いなく


(洪水)くるくる詐欺w


我が家の近所のタイ人富裕層の動きは早かった!

最初の工業団地水没の3日後には
運転手とお手伝いを引き連れたタイ人マダムが

飲料水から缶詰などの保存食、米などを
カートに何台も買い占めてました。


それを見て「ヤバい」と思った日本人奥さんたちが
負けじと買い出しに動きだし、スクムビット界隈のスーパーから
食料品と水が姿を消しました。

カセットコンロやガスボンベ、紙おむつなど
タイ人マダムのように使用人がいない日本人奥さんたちは
とにかく足しげく通うという作戦で対抗w


風呂に水を貯め、さあ来い洪水!となった頃には
水道水がヤバい…とても子供を風呂に入れられるレベルではなくなり

今度は一気に妻子のみの一時帰国ラッシュ。

それこそ、ご主人からの電話で「今夜の便だ!」と言われ
半泣き状態で自分と子供の荷物をまとめた奥さんもいたのでは。


一方で、

Kahoney家のようにパタヤやシラチャに疎開する家庭も少なからず。

やんごとない事情であちこち移動しまくったKahoneyは
バンコクに戻った後、激しくダウンしましたよ。嗚呼。


相方も休みもなく深夜まで残業が続き
日本から絶え間なくやって来る出張者の対応など
ほんとにボロボロ状態になっていましたね。


今はバンコクにも戻り、体調も戻り、水道水も戻り
例年通りの「半袖の大晦日」を迎えることが出来ました。


有り難いことです。




そんな大晦日の今日は
アソークのスパに相方と出かけて1年の疲労を落としてきました。

毎回のことですが、相方を連れて行くと
必ずフェイシャル込みになるのが笑えますが (´∀`)ビヨウスキ


今日のおねいさんはかなりのパワーファイターで


元旦の明日は「揉み返し」で動けない可能性98%


寝正月ですな ( -ω-)



今年もご愛読いただきまして誠に有難うございました。
来年もまた言いたい放題、好き勝手なブログになるとは思いますが
お暇でしたらどうぞお越しくださいませ。

素敵な駐妻で「ない」アウトローなあなたにピッタリなこのブログ ( ゚∀゚ )ソコノアナタ!


2012年もどうぞ宜しくお願いいたします。



新しい年が皆様にとって幸多きものなりますように。




今年もお疲れちゃんでした。



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閉じる コメント(10)

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KAHONEYさま。今年一年いろいろありがとうございました。
来年は皆様が良い年になりますように
よろしくお願いいたします。

2011/12/31(土) 午後 9:53 [ リボン ]

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こんばんは(*^^*)
4月からのタイ生活に、かなぁりお世話になりました(#^.^#)ホントにありがとうございました。
震災の片付けが終わったと思ったところへのバンコク転勤‥‥(´Д` )まだまだ余震のある中、人からはこんなときに転勤っていいタイミング、日本にいるよりいいよ的な言葉があったり、遠くへ避難みたいな思われ方?で、心苦しい時期もありました。そしてバンコクでの洪水。
来年は穏やかな年であることを祈るばかりです(。-_-。)
良いお年をお迎え下さい。来年もブログを楽しみにしています。

2011/12/31(土) 午後 11:43 [ もときち ]

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初めまして、明けましておめでとうございます。タイに生活されて3年、特に昨年は大変な年でしたね。お疲れ様です。ご家族にとって今年はさらによい年となりますように!

2012/1/1(日) 午前 8:16 [ リタ ]

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いつも思わずニヤリ、そうだそうだ!と相づち打ちながら
読んでいます。
私の周りにはこのブログのファンがたくさんいます。
今年ももりもりとそのファンを楽しませてください!

2012/1/1(日) 午後 2:22 [ かいかい ]

あけましておめでとうございます!日本にいてもバンコクにいてもたいへんだったと思います。今年はみなが平穏無事で過ごせるといいなあ〜。
今年もバンコク情報、楽しみにしてますね!

2012/1/1(日) 午後 2:26 わっぴぃ

>リボンさん
こちらこそ!私のグダグダブログにお付き合いいただきましてありがとうございました。
そう言いながらも今年もグダグダすると思いますがwww
今年もよい一年になりますように!

2012/1/1(日) 午後 3:15 Kahoney

>もときちさん
大変な中の転勤だったんですね。今年は何かみんなが気を使いあっていた年でしたね。
この時期に海外赴任するというのは心苦しい、よく分かります。。。
新しい1年は少しでも良くなっていくことを願いたいですねw
今年もよろしくお願いします。

2012/1/1(日) 午後 3:20 Kahoney

>リタさん
いやー、本当に今年もてんやわんやの1年でしたw
今年は何もないと良いな〜と切に願っています。
リタさんのこの1年も幸多きものになりますように(^o^)

2012/1/1(日) 午後 3:21 Kahoney

>かいかいさん
このブログににやりとしているかいかいさんと、お友達は
皆さん間違いなく「素敵バンコクライフ」から遠ざかって行きますよwww
今年も相変わらずのよく食べ、よく飲み、よく愚痴るブログを
どうぞよろしくお願いします(´∀`)

2012/1/1(日) 午後 3:28 Kahoney

>わっぴぃさん
本当に、今年は日本やタイ、そしてほかの国でもいろんなことが起きていて
どこにいても不安の尽きない世の中になってしまいましたね。
普通のことを普段通りにできる幸せを大事にしたいですね。
今年もよろしくお願いしますw

2012/1/1(日) 午後 3:30 Kahoney


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