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タイのテレビドラマって凄いよね。 舞台がどこであれ、というか 大抵が田舎でドタバタか、お金持ちの愛憎劇みたいなのでw 「名物」の女同士の取っ組み合いとイジメ 水戸黄門のようなお決まりの展開が楽しくて好きw 見るからに低予算な感じもたまりません。 ところが、 タイの映画はこれ、全然違うんですよね。 単館系の映画が好きで タイに来る前から結構タイ映画を見ていたKahoney。 好きな映画はDVDを買って何度も見ています。 タイ映画も色々あって、 『スリヨータイ』とか『ナレースワン大王』のような 歴史超大作も全編見たいのですが、如何せん 歴史物は時代背景や登場人物などがさっぱり分からないのと タイ語が難しすぎるので、タイ語学校の先生にも「やめとき」と言われました (´∀`) タイ映画はおしゃれな映画も沢山あるので 映画好きの人は見てほしいなあ。 2010年のカンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いた 『ブンミおじさんの森』も劇場で見逃しちゃったので 日本に帰った時にDVDの日本語版を買うつもりです。 というわけで、 今月は『日本人にも取っ付きやすいタイ映画』をプチまとめ。 以前にもレビューを書いていますので そちらもリンクしながらお試しくださいませ。 ■もっとも日本で知名度が高いタイ映画 【 สตรีเหล็ก (サトリー・レック)】 『アタック・ナンバー・ハーフ』という、 バレーボール映画ということと オカマちゃん映画だということが 一発で分かる秀逸な邦題が付いていますがw タイ語の原題は主人公たちが所属する バレーボールチームのチーム名で、 「鉄の淑女」という意味。 これは日本版。 オカマちゃんばかりのチームが県大会を勝ち抜き、 タイの国体で優勝してしまうという、驚くべき『実話』をベースにした 「事実は小説より奇なり」を地で行く映画。 へなちょこチームが次第に強くなって勝ち上がっていく 青春スポ根ものなのですが、そこは楽しいオカマちゃんたち。 オカマちゃんに寛大に映るタイですが、 それでも未だに様々な問題が沢山あるようで 差別や偏見で傷ついたり、逆にオカマちゃんパワーで開き直ったりw 見る側も邦題のこともあって、偏見を持って見がちですが 見終わった後はとても清々しいなかなかイイ映画です。 俳優さんたちはニューハーフの方以外は「ノンケ」の男性なのですが はじけたオカマちゃんのお芝居が楽しいです。 この映画、大ヒットして2作目もできましたが、 やはり実話からの要素が濃い1作目の方がまとまっていて面白いです。 あと、この映画を見てタイ語の勉強するのはお勧めできないと タイ語学校の先生が言っていました。 タイ北部訛りが強いのと、 ドきついオカマちゃん言葉だらけなんだそうです。 ■タイ語が分からなくても伝わる30歳独身女の気持ち 【 รถไฟฟ้ามาหานะเธอ (ロット・ファイファー・マー・ハー・ナ・トゥー)】 (※タイトルの意味はこちらに詳しく) タイに来たばかりの頃に公開されていたラブコメディ。 在タイ日本人にも馴染みの深いBTSが舞台の映画なので タイ語の勉強がてら買いました。 中華系の厳しい家庭で育ち、日系企業に勤める普通のOL。 30歳、顔も普通で過去に恋人なしの女の子が BTSを舞台にイケメン男性を追いかけるドタバタコメディ。 知ってる場所も沢山出てくるし、 映像見ているだけでストーリーは分かりますが これが最後の恋とばかりに一途に頑張り過ぎて、空回りしちゃうところは なんとなく万国共通の乙女心ですわな。 この映画も見終わった後はほのぼの爽快です。 ■浅野忠信主演のタイ映画! 【 เรื่องรัก น้อยนิด มหาศาล (ルアン・ラック・ノーイ・ニット・マハー・サーン)】 英題『Last Life in the Universe』、邦題『地球で最後のふたり』 タイ語の原題の意味は「壮大で小さなラブストーリー」 (※ネタバレのあらすじはこちら) こちらは日本版。 ちょっと癖のある、いかにも「浅野忠信が出ていそうな映画」なので 好き嫌いはあるかと思いますが、Kahoneyは気に入っています。 ヴェネツィア国際映画祭で主演男優賞に輝き 浅野忠信にとっても初めて海外の賞を受賞した作品でもあります。 単館系の映画が好きな人はぜひ。 ■元祖タイ・アクション映画といえば!!!!!!!!! 【 องค์บาก (オンバーク)】 なぜ『マッハ!!!!!!!!』という邦題になったのか、さっぱり分からないねぇw この映画が公開になった時、「めざましテレビ」で紹介してたんだよねw なんと言っても、主演のトニー・ジャーのアクション! スタントとワイヤーなしのアクションが凄いのなんの。 古式ムエタイとか、格好いいねえ〜。 寸止めしてないんだよね、当たってるし見てると痛いw ストーリーは、イサーン(東北地方)のとある村で オンバークという仏像の頭が盗まれてしまい、 それを追ってバンコクまでやってきてギャング相手にムエタイで戦うという話。 続編ではないけど 同じトニー・ジャーが主演の【 ต้มยำกุ้ง (トム・ヤム・クン)】 こちらは盗まれた象を取り戻すために、シドニーに行くという話。 トニー・ジャーはタイ人に言うと通じません ( -ω-)ソーナノ パノムとか、チャー・パノムって言うそうですよ。 ■あれ、阿部寛?!痛快アクション映画 【 ช็อคโกแลต (チョコレート)】 (※ネタバレのあらすじはこちら) こちらは女の子が主人公のアクション映画! 女優さんはテコンドーの選手というジージャーちゃん。 タイ人女性と日本のヤクザの娘という またもや日本人が取っ付きやすい設定w 父ちゃん(阿部寛)の抗争相手に追われるのを バタバタ倒しまくる!めっちゃ気持ちいいです。 最後には『キル・ビル』のようにお座敷で大乱闘です。 Kahoneyはタイで買ったのでタイ語版ですが 日本語版も出ているので『チョコレート・ファイター』で検索してください。 ■Kahoneyイチオシ!タイ映画と出会ったコレ! 【 ฟ้าทะลายโจร (ファー・タラーイ・チョーン】 英題『Tears of The Black Tiger』、邦題『怪盗ブラックタイガー』 タイで初めてカンヌ映画祭に出品された映画です。 カルチャー系の媒体では話題になっていたので Kahoneyは劇場でちゃんと見たタイ映画でもあります。 もちろん単館系のみの公開でしたw スパンブリ―の村長の息子ダムは父を殺され 「怪盗スア・ダム(ブラックタイガー)」となって復讐に燃えます。 知事の娘ラムプイとは幼いころから想い合っていましたが 身分の違いから親の決めた警察官の婚約者が現れたり上手いこと行きません。 ふたりの恋の行方と悪党一味を撲滅しようとする警察との戦い。 古典的なストーリーに絡む映像は… どキッチュです (´∀`)ガハハハハ 意図的に背景が雑な書き割りになったり、 うそみたいにカラフルになったり 突然西部劇のように決闘シーンになったり、 2000年の映画なのに、フィルムに雨が降るような演出。 このワザとらしく可愛い演出は好みの分かれるところだと思いますが 『アメリ』が好きな人は結構すんなり入れるんじゃないでしょうか? 総天然色ムービー好きはぜひ。 これも日本版のDVDが出てますので、運がいいとレンタル屋にあるかも。 ■ニコラス・ケイジでハリウッド・リメイク 【 กรุงเทพอันตราย (クルンテープ・アンタラーイ)】 英題『Bangkok Dangerous』、邦題『レイン』 この映画、ニコラス・ケイジ主演で、 同じオキサイド・パン監督でリメイクされたタイ映画。 でもね、こっちの方が100倍いい映画です。 もー泣きます、大泣きです。 以下ネタバレしちゃうけど、以前mixiの方に書いたレビューをコピペ。 聾唖の青年コンは、その生い立ちから成り行き殺し屋になったのですが、 音が聞こえないがために罪の意識や恐怖感が無く、 実にあっさりとサクサク仕事をこなしていきます。 そんなとき、薬局で働く少女フォン(この子の名前が「雨」) と偶然出会い、心を通わせるようになります。 初めて裏社会と関係がない幸福な時間をみつけたのに、 ある日、夜の公園で遭遇した強盗を、 コンはフォンの目の前で射殺してしまいます。 殺すことに罪の意識を持っていないコンはフォンの反応に戸惑います。 そして、2人は逆らえない出来ない流れに飲みこまれていくのです。 聾唖の主人公がとても静かな雰囲気を醸し出していて、 銃撃シーンとのギャップがイイです。主演の俳優さんは目もイイですw 切ない眼差しがステキで男くさいのに繊細です。 ちょっと玉山鉄二に似てるかもw スッキリしているところも気に入ってます。 日本語版も出ていて、レンタル屋にもあったりするので こちらも見てほしい1本です。 まだまだ一杯あるけど書ききれないねえ (´∀`) また気が向いたら書くことにします。 今月もお疲れちゃんでした。 来月もがんばりましょw |
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