|
『ワット・アルン』の裏通りから歩き (【1】からの続き)
トコトコ歩いてきた橋の上。
おお、ここは!
ここは『バーンコーク・ヤイ運河』という
チャオプラヤー川西岸に広がる運河網のメインストリート。
川の東側(王宮やスクンビット、シーロムなどがある側)は
かつての運河の多くは埋め立てられてしまいましたが、
西側では今も昔のように細かく張り巡らされた運河を
交通手段としている地域がまだまだあります。
白人向けツアーでは大人気の運河めぐりの船旅。
チャオプラヤー川からスタートするコースは
日系旅行会社のツアーではあまり見かけませんが
BTSサパーンタクシン駅構内の
ツーリストインフォメーションを覗くと
トンブリー地区の運河をスピードボートでめぐり
ノスタルジックな運河沿いの風情を楽しむツアーが
英語で案内されていますよ。
ちなみに「バーンコーク・ヤイ区」という行政区もあります。
この運河から北側の『ワット・アルン』のあるエリアが
「バーンコーク・ヤイ区」です。
そして「トンブリー地区」というのは
チャオプラヤー川の西側の地域をざっくりと指す
俗称みたいなものなのですが
この『バーンコーク・ヤイ運河』の南側は
「トンブリー区」という行政区です。 ややこしいw
写真中央にあるのは調節水門。
乾季と雨季のあるタイでは
チャオプラヤー川の水位が季節によって
大きく変わってしまうため、
運河沿いの街が水没しないように
こういった調節水門が設けられているのです。
この日はチャオプラヤー川の水位が
もの凄く低かったので、水門は開きっぱなしになっていました。
以前、仕事でこの運河ボートに乗った時は
船ごとこの水門に入って上下すると言う
楽しい体験をしました (´∀`)v
そんな『バーンコーク・ヤイ運河』を越えて行きますよ。
橋を渡り、階段で側道に降りたら
橋のたもとに金網が張ってありました。
おや、これは!
リングがありますよ。
橋の下にムエタイ・ジムが!
ちらっと覗かせてもらおうと思いましたが
だれも居なかった〜、残念。
橋を渡り、そのまままっすぐ
アルンアマリン通りを直進して来ました。
そろそろ川沿いに戻りたいのですが
さてさて、どこから入って行ったらいいかしら?
通り沿いにお寺の門(?)が。
『ワット・カンラヤーナミット』という大きなお寺です。
行きたいのはこのお寺の横から出ている遊歩道なのですが
さて、このお寺の中を突っ切っていいものか?
奥にお坊様の姿も見えるし…
他にも道があるかと探してみようと
ここをスルーすることにしました。
※しかし、後からここを入って行くのが正解と発覚( -ω-)
船着場の案内が出ています。
ここなら間違いなく川に出られそうですが、
グーグルマップを見ると思っていたよりも
かなり行き過ぎていると気が付き
一旦、ここを曲がってから戻るルートを探しましょう。
うーん、イイ感じにローカル。
細い路地なのに、コンビニがあったり
人やタクシーの行き来があるので
このアルンアマリン・ソイ4は大通りにつながってるんだろうな。
少し行くと、左手に路地が。
お寺の名前を書いた看板が頭上にあります。
行きたい方向はこの路地の方。
やはり、お寺を通らないと行けないみたいです。
遠回りしちゃったなあ。
お寺に向かう途中は中々楽しい。
こういう場所に植木が並んでるのって
日本と同じだねえ。
近所に長く住んでる植木好きの爺ちゃんとかが
家から持って来て世話してるんだろうな。
そしてたどり着いた『ワット・カンラヤーナミット』
さっきお坊様を見かけた道で来ればすぐでした ( ゚∀゚ )アチャ-
大きなお寺ですね
タイの王室寺院の格付けでは第2級だとか。
お寺に入らず、お寺の駐車場の入口から奥に進みます。
ここは駐車料金を取るのかゲートがあるのですが、
徒歩の場合は関係なし。
味のある建物が。
まあ!思った以上に大きなお寺でした。
中国風の塔楼など、けっこうゴッチャに置かれていますがw
平日だと言うのにクルマも沢山停まっていて
参拝している方が大勢いました。
そしてチャオプラヤー川に出ました。
ハトが一杯いるここは…?
どうやらお寺専用の船着場のようですね。
船着場のところにあるサーラー(東屋)
真っ直行くと本堂です。
『ワット・カンラヤーナミット』という
お寺の名前の表札の下には
ペプシの看板に矢印があって
「魚のエサやり場」って書いてあります。
このお寺の船着場からは降りられないようなので
お寺の駐車場の下手に回ります。
するとこんな風に階段が。
ここが目指していた遊歩道の
スタート地点のようですね!
行ってみましょう。
ちょっと立ち止まって上流を眺めます。
『ワット・アルン』が見えますね
あそこから歩いて来たんです。
そして遊歩道はここから下流にと向かいます。
この川沿いは学校が多いので
制服姿の生徒さんたちとすれ違います。
古い家が多いです。
もはや朽ち果てたものもありますが。
(バンコクには珍しく)綺麗に整備された
遊歩道なのですが、期待に違わぬ華奢な構造www
この橋脚の細さ!
この遊歩道を歩き始めてすぐ。
下流に向かって右手に門が現れます。
今回の目的地の一つでもある場所に到着です。
『建安宮 (ศาลเจ้าแม่กวนอิม )』
タイ語では
「サーン・ジャウメークワンイム」と言いまして
意味は「観音廟」という感じです。
『DACO』を見ると、ここはタイでは珍しい
福建様式の寺院だそうです。
この辺りの集落のことを「グディ・ジーン ( กุฎีจีน )」と呼ぶそうですが
「中国のお坊さんの家」という意味で、この廟に由来しているそう。
屋根の「いらか」に龍が踊っていて
いかにも中国な建物ですね (´∀`)すごーい。
遊歩道からのアプローチは綺麗に整備されていますが
遊歩道が無かった頃はどこから入ったんでしょう?
川から上陸?
もう、完全に中国ですよね。
でもバンコクですよ。
写真撮影は外側だけOK。
中は撮っちゃダメですよ。
漆喰のレリーフが見事です。
風雨にさらされた部分は
すっかり色が落ちてしまっていますが
軒下などに少し色が残っています。
紫外線で退色しやすい赤や黄色はすでに飛んでしまい
青い顔料だけが残っています。
元々は絢爛豪華な極彩色だったのかもしれません。
中には壁画もあり中々見応えがありますが
なんせ痛みがヒドイ。
こういう美術品の修復はとてもお金がかかるし
直す技術もいるから難しいのも理解できます。
入り口横もかつては鮮やかだったのでしょう。
ひと気のない「観音廟」ですが
にゃんこがゴロンとしながらこちらを見ていました。
なるほど、彼がここの管理人。
さて、
遊歩道を先に進みましょう。
古い民家や商店(らしきもの)も
土台の木がヤバくなっていますが
辛うじて建っている感じ。
『DACO』によると、この辺りは
アユタヤ王朝滅亡時に移り住んだ
福建人とポルトガル人のコミュニティーだとか。
築200年以上とは思いませんが
人が住んでいるのかいないのか
とんでもない古さの民家が本当にたくさんあります。
空模様はビミョウです。
先ほどからポツリポツリと来ていて
雨宿り対策もしたいところですが
ベンチはあれど、屋根はなし。
そして、少し歩くと右手にすごい建物が。
(*゚ロ゚)?!
すんごい古い木造家屋、『DACO』にも写真だけ載ってたね。
昔はかなりのお屋敷だったんじゃないでしょうか?
細部のタイ式ウッドカービングが素晴らしいです。
軒下や破風の飾りも繊細ですが
ルーバーの雨戸や屋根の形的に
建物全体は洋館なんですね。 いや、これはスゴイ。
やっぱりポルトガル人が住んでいたのかしら?
草むらに隠れて廃墟にも見えますが、
住んでる!
そしてワンコ寝てるwwwwww(´∀`)(´∀`)(´∀`)
いや、シビれるなー。
さあ、さらに下流に向けてあるきますよ。
【3】に続く〜。
【ランキングに参加してます、気が向いたらポチっとな】
|
タイの観光スポット
[ リスト ]





ぷらり待ち歩きいいですね。私もサバーンタクシン駅からチャオプラヤ川へでてアジアンティークに行きましたね。
まだこのときはできたばかりであんまりお店も無く帰りは街中をぷらぷら歩いた記憶があります。
2013/9/1(日) 午前 9:45 [ リボン ]
>リボンさん
チャオプラヤー川沿いはどんどん開発されていますね。
でもメジャーなガイドブックに載っていないユニークな場所も近場に多いので
ぶらぶら歩くのは発見があって楽しいですね(^o^)
2013/9/2(月) 午後 7:25