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本日7月3日(日)はタイの総選挙でした。 タイ語で【เลือกตั้ง(ルアック・タン)】で「選挙する」 タイは王様がいらっしゃいますので 日本やイギリスと同じ議院内閣制の立憲君主国。 元老院(←よく分からない)と呼ばれる上院と 今回選挙があった下院とがあります。 下院の選挙で勝った政党から次期首相が選ばれるので どこを支持するかによって、社会がコロッと変わってしまうこともあるタイでは 有権者の関心がとても高いのです。 一昨年のスワンナプーム国際空港の封鎖や 去年の赤服の騒動も、どの政党が勝つかによって 善にも悪にもなるという一大事。 ひと月以上前から アチコチに巨大な選挙ポスターが張り出され 度々選挙に向けての政党の集会が開催されて イヤでも選挙を意識させられますね。 外国人であるKahoneyとしては、 死傷者が出るような騒動にならなければいいなあと 思っている訳ですが 色々と日本との違いもあって面白こともたくさん。 (´∀`) というわけで、 政治の内容うんぬんはポイッと置いておいて 外国人のKaheneyがはたから見たタイの総選挙。 今月は『タイの選挙ってこんな風』ってなことをプチまとめ。 投票用紙にはこう書いて!「プアタイ党」のポスター ■ザックリと今回の選挙について。 先に断っておきますと、本で読んだり タイの人やタイに詳しい人から聞きかじったことなので 違っていたら容赦なくツッコんでくださいね。 政治の話に使うようなタイ語は難しくって「???」なことが多いですw タイの下院選挙は、日本の衆院選に少し似ています。 下院の議席は500席(今回増えたそうです)で 中選挙区と比例代表の2本立てで、選挙で与党となった政党から 次期首相候補が選ばれます。 その後、王様の承認があって首相に任命されるそうです。 タイには政党が随分沢山あるようですが、 基本的には2大政党の勢力が大きくて 現政権のアピシット首相率いる「民主党」と タクシン派の最大野党「プアタイ党」のどちらかが政権を取ると そこに小さい政党があっちだ、こっちだとワラワラくっついて連立。 風向きをみて結構ころころと主張を変えるそうで なんかタイらしいなあと思います。 バンコクの富裕層や知識層は「民主党」支持 地方の人や貧しい層の人は「プアタイ党」支持という構図だったようですが 今回、「プアタイ党」からタクシン元首相の実妹で 携帯最大手のAISの社長などを歴任されていたビジネスウーマンの インラックさんが候補者名簿の1位になったことで 大分形勢が変わったようですね。イメージが抜群にいい。 このインラックさんという方は、ビジネスウーマンですが 系列企業の社長をしているご主人と小学生のお子さんもいて これが。 美人なんですよ。 写真はこちら→(日経新聞より) この方の経歴が具体的にどうかとか、 政治手腕うんぬんがどうとか、さっぱり分かりませんが Kahoneyが思うことはただ一つ。 タクシンさんと全然似てねー… かなり歳の離れた末の妹さんだそうですが ほんとにこれっぽっちも似てないので あ、いじっちゃってる? と、湧きあがる疑問を押さえきれません (´∀`) まあ、こちらのお金持ちの方は あっさりと整形をしてしまうので あり得ない話ではないと思いますが。 本当のところはどうなんでしょうねぇ。 ■青空投票所と紙箱 投票ってどこでやるんだろう? 日本だったら学校や公民館のような公共施設の屋内で ひと部屋、もしくはホールのような大きな会場で行われますね。 日本の場合は、天候に左右されないとか 外部からの不正を防ぐためとか 会場の公正さを保つための公共施設使用だと思うのですが タイの投票所、屋外なんですね! BTSプロンポンの駅下の駐車場も投票所になっていました。 お巡りさん数人とIDカードのチェック(タイ人は全員所持)する人 投票箱横で用紙の投入を確認している人などが見えます。 朝からテレビでも、候補者や首相家族、芸能人などの 投票の様子をいろんな局で中継していましたが 養生シートで取り囲んでいたり 運動会で使うようなテントを並べて会場にしていたり かなりサバイサバーイな感じですw 特に公共施設ばかりではないようで 手頃なスペースが取れるところを借りているのかな?ってな具合です。 驚くべきは投票箱。 紙箱なんだね… 日本のジュラルミンケースのような カギ付きの物々しいものではありませんが 代わりに透明なフィルム?のような窓があって 中に投入された投票用紙が見えるようになっています。 中選挙区用と比例区用の箱が2つあり それぞれピンクの投票用紙とミドリの投票用紙とで 分かり易く区別されていました。 タイの投票は、日本のように候補者の名前を書くのとは違い 候補者の政党の番号の横に『×』をつけるだけ。 選挙ポスターにも数字の横に『×』が。 こういう風に投票用紙に書いてね、っていうことでしょう。 これなら文字が書けない人も投票できますね。 日本みたいに字を間違えたら無効票、なんてことにもなりません。 ■ふすまサイズの選挙ポスター 日本だったら公示日になると 大きなベニヤ板に枠線を引いた選挙ポスター掲示板が設置されて 画用紙程度の大きさのポスターが並べて張り出されますよね。 あれはきっと、 候補者が各々勝手な場所に掲示して 公正さを欠くようなことがないように 規格をそろえているんだと思いますが タイはすごいよ。 ふすま? デカいですw 一応、バス停や電話ボックスなど 掲示を禁止された場所は決まっているのですが 電柱や街路樹など、思い思いにくくりつけているので 上の写真のとか他の候補者にかぶせちゃってたりw しかもデザインの自由度が高すぎるというか 結構勝手な感じでおもろいです。 自分ちのワンコと一緒だったり (っていうか風俗王のこの方、デザインが沢山ある) 党首と一緒の写真だったり、挙句の果ては イメージ写真で、候補者本人が写ってなかったり。 そこに、 政治批判のポスター(動物の顔の黄色いシリーズ)とか コンドミニアムの宣伝広告とかが加わって スクンビット通りとか、車道から歩道が見えなくて 交差点でも容赦なく立てられているので 見難いったら!ホント危ないし、考えなしなんだから! 勝手に除けられてるのもあるし…ありゃりゃ。 交差点の横断歩道のキワまで立っているので 事前に車から横断者が全く見えない。。。 選挙後のゴミも凄そうだ。 ■そのほかの選挙活動。 街頭演説、そこに党の人気議員が応援演説。 そのあたりは日本と変わりませんね。 大きいな会場で数千人を集めるような集会のときは 日本大使館から「注意」のお知らせメールが届いていました。 こういった集会で暴走したり これがきっかけになって大きな騒動になることも多いので 近付かないに越したことはありません。 テレビの中継で十分。 若いアルバイト(?)のスタッフが 繁華街やショッピングモールでチラシをくばったり 選挙カー(トラック)を連ねて大音響で音楽を流し 大きな通りを何度となく往復していました。 選挙前日は「最後のお願いにあがりました!」ってな具合に 住宅地の奥の方まで選挙カーが入ってきていたので ゴロゴロと昼寝をしていたKahoneyは起こされて大迷惑です。 スクンビット通りも大渋滞。 その先には各党の選挙カーが入り乱れていました。 ■即日開票、その結果 午後の3時に投票終了。 と、同時にテレビ各局では開票速報の特番に切り替わりました。 タイ全国の開票の状況を画面下で流しながら 大学の教授などの専門家を招いて 今回の選挙についての総評などを聞いています。 この辺は日本と全く同じですねぇ。 開票率が【นับแล้ว 1.5%】と画面下に出てますが なるほど「ナップ・レーオ」、直訳すると「数えた」です。 どの局を見ても「プアタイ党」が圧倒しています。 出口調査なども行われていて、こちらも同じ結果だったのですが 途中の「民主党」の会見では 「まだまだ分かりませんので…」みたいなことを言っていました。 結果はバンコクなど富裕層の多い地域以外は「プアタイ党」の勝利。 本当に貧富の差が激しいタイ。 特権階級なんてものが存在することも難しいところ。 今回、驚いたのは投票率。なんと75% こういった総選挙の場合、毎回80%近くまで行くそうです。 老いも若きも有権者がちゃんと投票に行くんですね。 昨日はテレビでも、いろんなバージョンの「選挙に行こう」CMが流れ 日本よりもずっと意識が高いなあと感心しました。 さて。タイも政権が変わります。どうなることやら。 今回の「プアタイ党」の勝利で 党内の首相候補名簿1位のインラックさんが次期首相になるようですが タイで初めての女性首相になるんですね。 これはこれですごいことです。 政治経験のない彼女の裏で タクシン元首相がちらちらと見え隠れしますが どうか男の人の政治家みたいな 血生臭いことをしないで穏やかにやって欲しいですね。 ニュースクリップの記事→こちら 今回の結果を受けて 良からぬ抗争が起きませんように。 今月もがんばりますよ。 【ランキングに参加してみました!気が向いたらポチっとな!】
◆選挙期間中、ポスターのせいで歩きづらかったわー→にほんブログ村 海外駐在妻 ◆選挙があると週末が禁酒デーになっちゃうのが困る→にほんブログ村 タイ情報 |
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