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朝、起き出して来るなり相方が。 「ちゃらっちゃっちゃっちゃ、ちゃ〜らら〜、ちゃ〜ら〜〜ん♪」 と、上機嫌、いや完全お調子者モードで 『世界の車窓から』のテーマを歌ってるのを無視しつつ 早朝より全速力で家事を片付けるKahoney。 この週末はタイの王妃様のお誕生日がありました。 タイではこの日が国民の「母の日」になっています。 今年は金曜日から3連休となり、お盆のようなもので 地方の実家に帰省する人も大勢います。 当然会社もお休みです。 タイランド飽き飽きモード打開のために Kahoney家では「ローカル探検キャンペーン中」につき 今回も近郊の観光スポットに出掛けてきましたよ。 タイで『世界の車窓から』的スポットといえば。 1.イースタン・オリエント急行(バンコク〜シンガポール間) 2.旧泰緬鉄道と「戦場にかける橋」 3.メークロン線と線路市場 そう、今回は3の『線路市場』に行ってきたのです。 実際『世界の車窓から』でも取り上げられた珍観光地です。 タイも連休だし日本もお盆休みだし どう考えても大混雑間違いなしなので 横着夫婦のKahoney家はツアーに申し込んで行ってきました。 という訳で今日も長いよw アパートを出るときも、集合場所に向かうときも ずーっと『世界の車窓から』のテーマを歌い続けている相方が 若干鬱陶しいのですが (´∀`)www 遠足って言うのはいくつになっても楽しいですな。 バンコク市街からチャオプラヤー川を渡って西側へ。 出発に遅れはなかったのですが、母の日連休の帰省ラッシュで 西行き方向はバンコクナンバーの車でノロノロ渋滞。 ガイドさん曰く「普段はもっと早く着くよ〜」とのこと。 少し市街地を離れただけで景色も変わって面白い。 この辺りは『塩』の産地で、なんと塩田が広がっています。 海が近かったっけ?と思いましたが、わざわざ海水を運搬してくるんだって。 塩作りは雨期が終わってからの仕事なんだそうな。 バンコクを出て1時間余り、幹線道路を外れて 街の中に入っていくと、思ったよりもスンナリ目的地に到着。 この「線路市場」があるのは メークロン線というタイ国鉄の終点『メークロン駅』 この駅の手前にある線路上に市場を開いてしまったため、 列車が通過するたびに「市場をあっという間に撤収」という早業を 毎日やっているという「珍名所」なのです。 まあ、1日に列車は4本しかないらしいのですが 余りの光景に世界中のテレビなどで紹介され 一大観光地になってしまったそう。 『メークロン駅』自体も「これホーム?」 と思わず言ってしまうような作りで味があります。 さて、その市場の「通常の状態」を少し。 一応、踏切と線路があるのですが、 その先は「ひさし」が覆いかぶさり 人が溢れんばかりの状態。 そもそも物凄く狭いところなので 列車が通れること自体疑問です。 まさかと思いながら歩きますが ごく普通の生鮮タラート(市場)です。 両サイドの露店の後ろを覗くと、ずっと奥の方まで市場があって 線路にわざわざ市場を作ったわけじゃなくって 元々あった市場から溢れてはみ出しちゃったのかもしれませんね。 足元見ると、ちゃんと線路があるのですが 日本の線路と同じと考えちゃいけません。 物凄く細いレールがヘニョヘニョ〜とたわんでいて 素人目にも「タイで脱線が多いの納得」な感じ。 野菜も肉も売っていますが、 全体的に干物や魚介系が多く見えます。 美味しそうな干しエビ。 ソンタムやヤムタクライに入れたくて 「200グラム頂戴!」と言ったら ドッジボールみたいな大袋になってしまいました。 干しエビ欲しい方、お申し出ください ( -ω-)ヤリスギタ プラー・インの切り身。その隣はサメですね。 右上の大きな魚は日本では観賞魚で売られていますが、タイでは食用。 予想通り、列車は大幅に遅れに遅れているので ツアーに組み込まれている昼食を 駅舎内の食堂でいただきます。 Kahoneyは「バミー・ナーム・ペッ(アヒルのせ汁ありラーメン)」に 相方は「バミー・ヘーン・ペッ(アヒルのせ汁無しラーメン)」。 ガイドさん曰く、美味しいと評判お店だそうですが 確かに美味しい。汗かいて疲れた体には甘塩辛いスープがピッタリ。 まだまだ列車到着まで時間があるので、付近を探検します。 ここは駅名の由来でもある『メークロン川』の畔にある駅。 あの、カンチャナブリの「戦場にかける橋」の川の下流です。 対岸に渡るための渡し船。バイクも一緒に乗っています。 川岸の泥の上にトビハゼが出てくるのが面白くて 調子に乗って写真を撮りまくっていたのですが これが後で痛い誤算となるのですがこのときは気が付かず… 船着場から少し戻って駅の周辺を見てみました。 ひなびた感じがいい塩梅の商店街。 釣具屋さんではなく投網屋さん。 カニ網や仕掛け網など面白いものが一杯。 ひと通り見て回って踏切まで戻ってくると 列車の到着を待つ観光客がさらに増え、国際色も豊かに。 タイ人にとってもユニークな観光地だそうで 若者グループも沢山いました。 少しでも近くで「劇的瞬間」を取ろうと 再び市場の中を進んで行きます。 ガイドさんの話だと、列車が来るときには 2回の笛とアナウンスが入るそうで その合図で一斉に市場が撤収するということでしたが 中には準備のいいお母さんもいて 開けるの早すぎるwww 観光客的には「まだ開けないで!」って感じですが(´∀`) あっちも仕事ですから仕方ないですねw 笛は聞こえませんが、列車の来る気配を感じたのか お店の人たちが口づてで「来てるよー」と言い合ってます。 少しずつレールの側のものを奥に入れたりズラしたり。 その時、1回目の笛が鳴りました。すると! どりゃ! 地面の大物を線路わきに避け始めました。 魚屋さんなんて、台にキャスターが付いていて 陳列した魚ごと丸ごと脇に一掃! Kahoneyたちの耳にも微かな列車の音が聞こえてきました。 地面に置かれた野菜や干物はどんどん仕舞われて行き 一斉に線路を覆っていた「ひさし」がパーッと開いていきます! 少しだけ線路わきに残った野菜! ちょっと大きいような気がしますが大丈夫なのか?! Kahoneyたちの手前にいる日本人駐在員と思しきお父さん! ブロガーなのか「撮り鉄」なのかカメラも本気の構えです。 来た! お父さんまだ粘る! 首を出す観光客にお店のお母さんたちが 「引っ込んでー」と声をかけます。 本当に軒先ギリギリのところいっぱいいっぱいを 列車が進んできます!ウソみた―――い! 脇で写真を撮るファラン(欧米人)の観光客を お店のお母さんが押さえています(右端) (´∀`)カカカ などと笑っていたら 『カードが一杯になりました』 ウガ――――ッ! (*゚ロ゚)?! どーでもいい写真を撮り過ぎて カメラのカードの容量が一杯になってしまいました! 痛恨の一撃っっっ! Kahoneyありえねー! 慌てふためきすぎて上手く古い写真を消去できず、 案じていたレール脇の野菜は「ぶひょ!」っとつぶれて飛び散り Kahoneyの横10cm位のところを列車が通過していきました。 ぐぁ――――――――!!! そして通過した列車を振り返ると。 おおお、もう戻してる! って言うか、 駅に入った列車はKahoneyたちを乗せて折り返してくるのに その間も待たずに営業再開するんか! たくましいわ〜。 肝心の「真横を通過する列車」を撮影できず 心底へこむKahoney… 帰りは列車に乗り込むので、 通常であればウキウキMAXのはずですが 車内を撮りまくる元気もなし。 座席に座ってポチポチと古い写真を地道に消去… しくしくしく 。・゚・(ノε`)・゚・。 しばらくして、列車は来た道を再び戻ります。 先ほどと同様に市場は一斉に脇に避け、 通過と同時に「ぱぁぁぁ―――!」と復旧。 なんてアメージング。もはや、これが町興しになってんだろうな。 ちくしょう!もう一回来てやるぞー。 決意を新たに列車に揺られ…って! ゆ、揺れが!半端ない! 隣の車両との連結部分なんて傾きがおかしい! 下から突き上げる衝撃に椅子に座っているのも大変です。 お尻がっ! お尻がー! さて。 列車でバンコクまで戻ると何時になるか分からないので 途中の駅で降りて、ツアーのワゴン車に再び乗り換えます。 駅舎もなくホームしかない駅で降ろされて 走り去る列車の後姿を見ると おおおおおおお! やべー! マジで『世界の車窓から』!! アホな夫婦は再びテーマ曲を歌いながら家路につくのでした。 今日もお疲れちゃんでした。 |
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2011年08月14日
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