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【2】からの続きです。 パロから首都ティンプーまで 所要時間は約1時間半、ひたすら続く峠道。 美しい緑と谷川の急流。 切り立った崖の上を走る道路に ガードレールなどありません。 早朝3:00に家を出るため 前日はほぼ徹夜状態のKahoney。 お昼ご飯を食べ過ぎたこともあって にわかに… 気持ちが悪い ( -ω-)ウエー ブータン人は山道で猛烈に飛ばします。 どこ走っても山道ですから当然慣れてますねw 荒れた道が多いので、つづら折りのコーナーが続くと 体が右へ左へと降られて後部座席は大変。 最初は窓を開けてしのいでいましたが 高度が高いせいもあってか 深呼吸してもだんだん苦しくなってくる。 クルマを止めてもらいたいけど 口を開けたら戻しちゃいそうで (*ω*)ウオップ 相方からガイドさんに言ってもらおうと 横を振り向くと、 グゴーッ (-ω-)ZZZ わー、爆睡してる! 。・゚・(*ノД`*)・゚・。 相方も仕事が終わってそのまま来たようなものなので 疲れておりますわな、しかしKahoneyもまじピンチ! つんつんつん (起きて起きて!) グゴーッ (-ω-)ZZZ ぐいぐいぐい (起―き―て―!) グゴーッ (-ω-)ZZZ どすどすっ! (どりゃあ!) 「はっ (*゚ロ゚)?! Kahoneyどうしたの?」 ぱくぱくぱく (ぎもちわるひ…) 「クンザンさん!車止めてください!」 Kahoney家の華麗な連携プレイ(?)で緊急停車。 止めてもらった路肩に顔を出して下を見たら 断崖絶壁じゃん!ここから吐いたら落ちる! しばらく路肩で腰掛けさせてもらって とりあえず胃袋に冷静さを取り戻させます。 その先もまだまだ長いのですが ドライバーさんも申し訳なさそうに ゆっくり走ってくれました。 おかげで予定の時間を押しちゃって恐縮。 後半の予定も少し組み替え 最後に寄るはずだったホテルに先に行って 小一時間休むことになりました。 ブータンで初めてできたハイウェイだそう。 道路の両脇には建築中のアパートが一杯。 インドで作っているスズキのアルトなんかが多い。 あとはインドのタタや、韓国のヒュンダイなんかが主流。 この間くたばっていたKahoneyに代わり 相方が写真を撮ってくれました。 その後ホテルに到着。 泊まったのは『プンツォ・ペルリ』というホテル。 ブータンでは中級クラスのホテルです。 お部屋はすっきり、日本人好み。 くたばっていますが 写真を撮りたい欲求は別腹(?) 広さもまずまず、十分。 部屋の設備はこちら。 ドライヤーや冷蔵庫はありません。 ポットの中にいっぱい水が。 もしやと思いますがこれが飲み水か…。 インスタントコーヒーのパックも2セット。 バスルームは古いけど掃除はしてあるよ。 トイレのタンクがたまるのが遅いけど タイもこんな感じのところ多いね。 シャンプー、石鹸、シャワーキャップ。 髭剃りやハブラシはないのでご注意。 テレビでインドのケーブルテレビが見られるので 歌番組やボリウッド映画のチャンネルをくるくる。 適当にボタンを押していたら画面になんと ハットリくん?! しかも英語だがや。 ワールドワイドな上に息が長い (´∀`)スゲー なんだかすっかり癒されてKahoney急激に回復。 時間になったのでホテルの下まで降りて行きます。 さて。 英語版ハットリ君見て 急に元気になったKahoneyたちは こちらにやってきました。 「メモリアル・チョルテン」 まだ新しい仏塔で街の人の祈りの場になっています。 塔の周りを老若男女が時計回りに回っています。 入ってすぐのところには大きなマニ車。 床に沢山のお婆さんがいるのですが 朝から夕方までずっといるんだそう。 子供も孫も手が離れて、仕事も引退して あとはお祈りをする生活、ということらしいです。 ハンディタイプのマニ車。 お年寄りはこのタイプを使う人が多いそう。 みんな本当に同じ方向に歩いています。 朝と夕方、出勤前や学校帰りに寄って くるくる歩いて回るんだそうです。 正式なチベット式の「五体投地」で お祈りをしている女性。 その一方で高校生くらいの女の子たちは わいのわいのおしゃべりしながら回っていたり 携帯電話で話しながら、ただ歩いているだけの子もw クンザンさんに聞いたら、 「若い子はまだ(これからお祈りをする)時間があるから。 でもお年寄りには残った時間が少ないですからw」 そうはいってもどこの国も お年寄りは眉をしかめてるんじゃないかい? ( ゚∀゚ )プププ ドライバーさんも一緒に来てましたw 朝夕のお祈りはとりあえず大事だってことだね。 移動の途中に見えるクルマは やはり軽自動車が多いw ブータンのタクシーはほとんど軽自動車。 さあ、お次の場所へ。 雨で足元はドロドロ (゚Д゚)ノ ズルッ 登りは本当にキツイw 息が上がっちゃうよ。 ここは「ターキン」という国際保護動物の施設。 中国ではパンダと並ぶ三大珍獣と呼ばれているとか。 保護施設ですが、途中に普通の民家w お母さんが機織りをしていました。 てゆーか、クンザンさん早い! ブータン人は本当に健脚です。 こっちは酸素薄くて息も絶え絶え… (ノε`)フーフー シカも飼っているそうですが 奥の方の柵の中に…あれは! モジャ毛の…なんだこれ? 系統不明の生き物です。 顔はヤギで体は牛で、でも尻尾がないの。 ターキンは一応牛の仲間で ジャコウウシに近い種類らしいです。 野生だとかなり標高の高いところにいるらしい。 頭大きくてなんだか可愛い(´∀`) あれ、これ弓道の的ですよ。 機織りのお母さんの家にありました。 ぼんやりする子牛。 ブータンでは車の方が牛や犬を避けます。 クルマを路肩に止めて高台から眺めます。 ブータンの政治の中枢。 国王のオフィス「タシチョ・ゾン」 ブータンの宗教的な総本山を兼ねているそう。 こちらは「国会議事堂」 下にある平屋の建物はブータンの官公庁。 その下にはゴルフ場もあるよ。 車を止めたところの裏にお寺が。 こちらは「ドゥプトプ尼僧院」 お出迎えに出てきたワンコ。 片耳が切れているのは狂犬病の処置済みの印。 にっこり、ご機嫌なワンコ。 ワンコは来世で人間に生まれ変わるので 大事にされているのです。 こちらのご本尊はタントン・ギャルポという 有名な高僧で、仏様ではありません。 尼さんたちの読経の中お参りさせてもらいます。 こちらは尼僧院ですが、住職は男のお坊様。 しかもその方はまだ10代でインドに留学中。 「そのお坊様はタントン・ギャルポが転生したんです」 えええ(*゚ロ゚)、“転生した”って断言? それってどうやって分かったんだろう? 自己申告? 珍フォルムのワンコ! スリムなワンコが多いブータンで 珍しい真ん丸のワンコ、強烈に可愛いぞ! そして山を下って「タシチョ・ゾン」に行きますよ。 近くに来ると大きいね! 行政機関としては一番大きいそう。 すぐ側には王様の「宮殿」もあります(撮影禁止) これがびっくりするくらい小さな宮殿で(民家みたい) つつましい王様の暮らしに好感度アップ。 クンザンさん、再びカムニを装着。 観光客も雨でも傘はNG、帽子などもダメ。 ここから入りますが、鞄のX線検査も。 中はひと際大きい! 以前は「ツェチュ」というブータン最大のお祭りも この中庭で開催されていたそうですが、 手狭になったので今は外の競技場に移ったそう。 【4】に続きます。 |
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【1】からの続きです。 「国立博物館」は山の上にあります。 こちらが入口の門。 ブータンの旅行は事前に払ったツアー代金に すべての拝観料や食事代が含まれています。 これは世界中、どこの代理店に頼んでも同じ。 ブータン王国で決められている規則のようです。 一応、入館料の表示もあり。 しかしローカルが10ニュルタムなのに対し ツーリストは200ニュルタムと タイもビックリな外国人価格w さあ、入ってみましょう。 これはあちこちに建っているお経が書かれた旗。 奥の円形の建物が「国立博物館」 元々は17世紀に建てられた望楼だったとか。 近年、地震で内部が破損してしまったので 現在は入ることができません。 無事だった収蔵品はすべて 向かいにある建物に移して展示しています。 こちら、カメラや携帯の持ち込みができませんので 外にあるロッカーに預けます。 中に入ったところに国土の地形模型。 地方ごとの特徴などを聞いていたのですが 模型に1か所、不自然な塗りつぶしがあります。 地形がきちんと作ってあるのに 少し内側に国境線が描かれ、 外側は土台の色に新しく塗られています。 ガイドのクンザンさん曰く、 「中国に勝手に取られました」 ブータンと中国(チベット自治区)の国境は ヒマラヤ山脈の尾根にあたるので 未だに国境が画定していない地域が多いそうです。 中国が元々ブータン領だった(協定済みだった)地域に どさくさに紛れて勝手に道路を建設してしまい 国境線も変えられてしまったそうです。 2006年から現在の国境線だとか。 終始穏やかな口調のクンザンさんですが この時ばかりは少し強い口調。 というか、中国と領土問題で もめていない隣接国はないんですね。 現在はブータン北側の中国国境はすべて閉ざされ 国交もないとのことでした。 そりゃそうだ。 博物館内には代々の王様と歴史 お祭りで使う様々なお面 武器や鎧などの戦争時の装備など色々。 写真撮りたいものばかりで悶絶です。 外に出てきました。 次は下に見える「パロ・ゾン」 「ゾン」というのはブータン独特の城郭のことです。 地方の中心地ごとにそれぞれあって、 政治、宗教などの拠り所となっている建物。 クルマで裏手の駐車場まで移動。 なんだか材木置き場のように雑然としていますが 入口はこの裏手の一か所なんだとか。 牛がたくさんウロウロ。 香しい牛さんの置き土産臭でいっぱいw ここでクンザンさん、白い大きな布を巻いています。 これは「カムニ」と言うもので、お城など公的な場所では 巻くことが決まりになっているそう。 スーツの時のネクタイみたいなものかな? 身分によって色も違うそうで 王様は黄色、貴族は赤、一般の人は白。 弁護士や代議士など、それぞれ色があるそうです。 吉祥紋の描かれた旗。 「パロ・ゾン」の城壁の中に入りますよ。 城壁に入ってすぐの通路。 外からは想像もしない極彩色の壁画が! 顔の色が違う「四天王像」と言うもの。 お寺やお城には必ず描かれているそうです。 城壁の中。 「ゾン」は行政機関でもあり、お寺でもあるので お坊さんの住む宿舎も一緒に並んでいます。 これらの建物の中には入れません。 四方に魔除けの飾り。 行政も行われているので町の人も普通に足を運びます。 奥のこちらは裁判所。 結婚の申請をして証明書をもらうのもこちらで この結婚証明書がないと子供が小学校に上がれないそう。 あとはもめ事の処理など色々。 あちこちの壁にマニ車が。 チベット仏教では広く信仰されていますね。 これを回すことでお経をあげたのと同じことになるそう。 チベット仏教の世界観を表す「六道輪廻図」 「パロ・ゾン」の中にも数か所描かれているようです。 輪っかをかじっているのはヤマ(閻魔大王) この世は六道(天、修羅、人間、畜生、餓鬼、地獄) で成り立っていることを表しています。 三つ目のヤマ(閻魔大王)、輪の一番上が天界。 上が修羅界、下が畜生界。 上が人間界、下が餓鬼界。 一番下が地獄です。めっちゃ恐ろしいことになってる (*゚ロ゚)オオオ こちらは大講堂、中に入れます。 古い壁画は保護のため布が掛けられていました。 帰りは歩いて下まで行きますよ。 美しい「パロ・ゾン」 大きなスギの樹! ブータンの山はスギが多いそう。 2種類のスギがあるって言ってたなあ。 ブータンのワンコはカメラ目線が得意w これは動物避けのトラップ。 金属をいやがる牛や犬が入って来られないようにする 実にやんわりとした仕掛け。 殺生を避けるブータン人らしい。 「パロ・ゾン」の下にかかる橋。 実は「パロ・ゾン」とこの橋は キアヌ・リーブス主演の映画 『リトルブッダ』の中に登場するそう。 撮影に使われたんだそうです。 橋の入口の両脇に穴が。 この中にマニ車があります。 クンザンさんはマニ車があると律儀に回していきます。 この先がヒマラヤか〜 (´∀`)ウットリ ここでお昼ご飯。建物の2階に入ります。 初ブータン料理はこちら。 ブータンのお米は日本と同じ短粒米ですが タイ米のようにサラサラしています。 ネパール料理にもある「モモ」 手前はホウレンソウのにんにく炒め。 鶏肉の炒め物はちょっとピリ辛。 パクチーとにんにくもたっぷり。 これ美味しいw 手前のじゃがいもはチーズと牛乳で煮てあります。 ブータンではタイ料理以上に唐辛子を使うと聞いていましたが どうやら観光客向けのお店の料理は控えめにしてあるようです。 どれくらい辛いのか楽しみにしていましたが クンザンさん曰く、「日本人には…無理だと思います」 機内でもらったスナック菓子。 標高ほとんど0mのバンコクで積み込んだお菓子は 標高2300mでこんな状態に。 食事を終えて店を出る頃。 「アーチェリーは見たいですか?」とクンザンさん。 ブータン式の弓道は国技だそうです。 タイのムエタイのような 観光用のショーがあるのかと思ったら たまたま町で開催されていた「普通の大会」だそうでw それも結構地元の大きな大会だというので行くことに。 ホントだ、観光客は2〜3組で普通に競技会ですw 皆さん伝統衣装の「ゴ」を着てます。 的が遠い! 120mくらい離れているそう。 上に向けて放った矢はしばらくすると スコーンと木の的を射抜いてイイ音を立てます。 中でワンコたちがくつろいでいるのが可笑しいw ブータンの男性は子供の頃から弓をたしなむそうで 最初は伝統的な竹の弓を使うのですが 就職して稼ぎができると、 みんなアメリカ製の洋弓を買うんだとかw この大会の選手もみんな洋弓でした。 腰に下げたゼッケンの色でチームが分かれてるらしい。 ブータンのあちこちにこういった弓道場があるそう。 見てる人も真剣です。 雨が降ってきたので退散です。 お邪魔しましたw さて。 ここから山道を越えて首都ティンプーに向かいます。 ティンプーはパロよりも標高が100m高い2400m。 美しい景色を楽しんでいたのもつかの間 この後、Kahoneyは残念なことに。 顔面蒼白で【3】に続きます。 |
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