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問題 症状や所見と、それを観察する上で重要な身体の部位の組み合わせのうち、誤っているものをすべて選びなさい。 1 貧血−ヘモグロビン 2 糖尿病−グルコース 3 痛風−尿酸 4 黄疸−ビリルビン 5 肝炎−GOT(ALT) 解答及び解説 設問1だけが○です。貧血とは、血液中の赤血球(ヘマトクリット)の減少や、赤血球に含まれる血色素(ヘモグロビン)の量が少なくなった状態をいいます。貧血には原因によっていくつかの種類がありますが、最も多いのがヘモグロビンの原料となる鉄が不足して起こる鉄欠乏性貧血です。 設問2は×です。血糖が上昇したときの調節能力(耐糖能)が弱くなり、血糖値が病的に高まった状態を糖尿病といいます。 設問3は×です。食生活と深い関わりのある痛風は、血液中に「尿酸」という物質が増えてしまうことによっておきます。 尿酸は、健康なときには液体に溶けた形で存在しているが、これが過剰に増えてしまうと針状の結晶になって体のいろいろな場所に沈着し、とくに関節などに沈着した場合に激しい痛風発作を起こります。 「痛風」は約70%が足の親指のつけ根が痛くなり、それ以外にはひじやひざ、かかと、足の親指以外の関節、くるぶしなどで発作が起こり、最初の発作では約90%が足の指の関節周辺で起こると言われています。 設問4は×です。黄疸とは、病気や疾患に伴う症状の一つで、身体にビリルビンが過剰にあることで眼球や皮膚といった組織や体液が黄染(黄色く染まる)する状態です。 設問5は×です。GOTとASTは同じです。そして、GPT=ALT。これらのの酵素値が高いと、肝炎の疑いありです。 予想問題はこちらから⇒介護福祉士国家試験予想問題 介護 資格の取得はこちらから⇒「福祉の資格の学校キャリアアップ」http://www.ca-up.net/ 第20回介護福祉士国家試験解答速報⇒介護福祉士国家試験模範解答 |
医学一般分野
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介護福祉士は医療行為を行うことはできません。しかし、介護を行うには、広範な医学的知識が求められます。そこで介護に必要となる医学を広く学ぶ必要があります。
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問題 症状や所見と、それを観察する上で重要な身体の部位の組み合わせのうち、誤っているものをすべて選びなさい。 1 貧血−眼瞼結膜 2 黄疸−眼球結膜 3 脱水−皮膚 4 浮腫−歯根 5 褥瘡−仙骨部 解答及び解説 設問1 貧血とは、血液中の赤血球が乏しくなること、およびそれにより起こる諸症状をいい、顔色はどちらかといえば、青白くなり、動悸・息切れ・立ちくらみなどがあります。眼瞼結膜=「瞼の裏側と、眼球の表面を覆っている薄い膜」の蒼白の兆候がみとめられます。正常であれば赤い色です。 設問2 黄疸=おうだんがあるかどうかの判断は、通常、眼球結膜(眼球の白い部分)をみて行います。全身の皮膚をみて黄疸があるかどうかを判定することは、我々日本人のような黄色人種では難しく、とくに軽度の場合ではほとんどわかりません。一般に、病的な黄疸をみる場合には、全身の倦怠・疲労感、皮膚のかゆみ(掻痒)=そうよう、感冒様症状、発熱、尿の色が濃くなる、などの他の症状を伴います。しかし、体質的の黄疸では 黄疸以外の症状がほとんどみられません。 設問3 人間の体は、半分以上が水分で占められています。体内の水分を10%失うと脱水による様々な症状が現れ、15%の水分がなくなると、生命が危険な状態になります。脱水をおこすと、皮膚が冷たくなり、乾いたカサカサしたものになります。よって、皮膚の観察は重要になります。 設問4 浮腫(ふしゅ)とは、顔や手足などの末端が体内の水分により痛みを伴わない形で腫れることをいう。むくみ(浮腫み)ともいいます。 歯根を観察部位にすることはほとんどありません。 設問5 褥瘡は、患者を長期にわたり同じ体勢で寝たきりにさせておいた場合、その体のベッドとの接触部分で、末梢血管が閉塞して、組織的に壊死を起こすものをいう。床ずれ(とこずれ)とも呼ばれ、仙骨部にはその人の体重の約44パーセントの圧がかかります。 よって解答は4のみです。 予想問題はこちらから⇒介護福祉士国家試験予想問題 介護 資格の取得はこちらから⇒「福祉の資格の学校キャリアアップ」http://www.ca-up.net/ 第20回介護福祉士国家試験解答速報⇒介護福祉士国家試験模範解答 |
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問題 臓器が体の中に占める位置に関する次の記述のうち,正しいものすべて選びなさい。 1 胸部と腹部は、横隔膜によって分けられる。 2 腎臓は、背側にある。 3 声帯は、喉頭にある。 4 食道は、気管の前方にある。 解答及び解説 正解は、1番から3番です。選択肢4は誤っていますね。 気管は食道の前にあります。喉頭蓋により誤嚥の予防がされています。 ちなみに、高齢者の食事介助では、顎を下げて食べていただくと誤嚥しにくいです。 予想問題はこちらから⇒介護福祉士国家試験予想問題 介護 資格の取得はこちらから⇒「福祉の資格の学校キャリアアップ」http://www.ca-up.net/ 第20回介護福祉士国家試験解答速報⇒介護福祉士国家試験模範解答 |
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問題 疾患・病態とその症状に関する次の組み合わせのうち、正しいものをすべて選びなさい。 1 腸閉塞 嘔吐 2 狭心症 胸痛 3 前立腺肥大 排尿痛 4 糖尿病性低血糖 昏睡 5 心不全 浮腫 解答及び解説 設問1 腸閉塞(ちょうへいそく)とは、イレウス、腸捻転(ちょうねんてん)とも呼ばれる。 急性腹症を起こす疾患のひとつであり、腸管内容の肛門側への移動が障害される病態。症状として、腹部膨満感、悪心、嘔吐、排便・排ガスの途絶。機能性イレウスでは腹痛も認められ 設問2 狭心症(きょうしんしょう)は、心臓の筋肉(心筋)に酸素を供給している冠動脈の異常による一過性の心筋の虚血のために(胸痛・胸部圧迫感)などの主症状を起こす 虚血性心疾患の一つである。 完全に冠動脈が閉塞、または著しい狭窄が起こり、心筋が壊死してしまった場合には心筋梗塞という。症状として、狭心痛(締め付けられるような痛みや圧迫感)が主症状である。 痛みは前胸部が最も多いが他の部位にも生じる事がある。他に、呼吸困難、頭痛、嘔吐など。 症状を放置した場合、心筋梗塞、心室細動などを引き起こす。 設問3 前立腺肥大症(ぜんりつせんひだいしょう)は加齢とともに前立腺が肥大化する疾患。症状として、排尿障害が主症状で、それに付随して様々な排尿に関する症状が出現する。 排尿開始遅延:出るまでの息み時間が長いこと。 尿線細小:尿線が細く、チョロチョロしか出ない状態。 尿線分裂:尿が散るために便器を汚してしまう状態。 排尿終末時滴下:尿の最後の方がポタポタしか出ない状態。 残尿感:排尿直後にまだ出し足りない感じがすること。 尿意頻拍:常に尿意が襲ってくる状態。 頻尿:頻繁な尿意のために足繁くトイレで排尿すること。 夜間頻尿:就寝してから排尿のために、何度もトイレに足を運ぶこと。 尿混濁:黄色透明の正常な尿が混濁し汚れた状態。 排尿痛とは、排尿時に痛みまたは不快感があることで、原因は前立腺肥大症ではなく、尿路感染症 (特に淋疾やクラミディアによる膀胱炎または尿道炎) 女性の場合は間質性膀胱炎 カンジダによる皮膚炎や膣炎 接触性皮膚炎や外陰炎 ライター症候群などがあげられる。 設問4 極度に食事を取らなかったり、糖尿病の薬を飲みすぎたり、特別な病気があると低血糖症を引き起こす。このうち、低血糖昏睡とは糖尿病性昏睡の1つで、血中のブドウ糖が極端に減少することで起こる昏睡のことをいいます。 主に、インスリン注射や経口糖尿病薬と食事とのバランスが崩れたときに起こりやすくなります。 設問5 不全(しんふぜん)は、症状ないしは病態の一種。心臓の血液拍出が不十分であり、全身が必要とするだけの循環量を保てない病態を指す。 このうち、右心不全(うしんふぜん)は、肺循環を担当する右心房・右心室が、十分な拍出量を保てない病態である。 この場合、液体が過剰に貯留するのは体全体、特に下肢であり、心不全徴候としての下腿浮腫は認められることがおおい。 よって、関係がないのは3の前立腺肥大が正解肢になります。 予想問題はこちらから⇒介護福祉士国家試験予想問題 介護 資格の取得はこちらから⇒「福祉の資格の学校キャリアアップ」http://www.ca-up.net/ 第20回介護福祉士国家試験解答速報⇒介護福祉士国家試験模範解答 |
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問題 高齢者の頭痛の原因に関する次の記述のうち、適切なものをすべて選びなさい。 1 緑内障 2 膀胱炎 3 くも膜下出血 4 高血圧 5 副鼻腔炎 解答及び解説 設問1 急性型は激しい眼痛・頭痛を生じることがあり、また、末期緑内障においては視力低下、視野狭窄を自覚する。 設問2 膀胱炎と頭痛に因果関係を認めるのは困難です。 設問3 突然の激しい頭痛、嘔吐をしたりします。 設問4 通常の高血圧は頭痛を引き起こしません。しかし、個人差がありますが、ある一定の高さになると、頭痛を感じるかたもいます。 設問5 風邪などにより副鼻腔に炎症がおこると頭が重くなったような頭痛を感じることがあります。 よって答えは1・3・4・5が正解となります。 通常、介護福祉士の国家試験は、○と×の組み合わせで、そのなかから選びなさい、という形式で出題されます。しかし、まぐれ当たりや偶然に正解しても、それは実力ではないのでこのように出題しました。 予想問題はこちらから⇒介護福祉士国家試験予想問題 介護 資格の取得はこちらから⇒「福祉の資格の学校キャリアアップ」http://www.ca-up.net/ 第20回介護福祉士国家試験解答速報⇒介護福祉士国家試験模範解答 |



